15分で1冊読める「紙一枚読書術」|忙しい人のサマリーリーディング
管理職18年の現場で見えた「紙一枚」でチームを整える思考整理術③
「本を読みたい。でも時間がない。」
忙しいビジネスパーソンの多くが、
そう感じているのではないでしょうか。
最近は読書術や時短読書という言葉もよく聞きます。
しかし実際には、
仕事をしながら本を読む時間を確保するのは簡単ではありません。
仕事が終わるころには疲れている。
休日も家族との時間がある。
気づけば、読みたい本がどんどん積み上がっていく。
私自身も、同じ悩みを抱えていました。
本を読むこと自体は好きなのに、
読んだ内容が仕事に活かせていない。
そんな状態でした。
しかし、ある方法を取り入れてから
読書の質が大きく変わりました。
それが
「紙一枚」で本を読む、
サマリーリーディング
という読書法です。
サマリーリーディングとは「読まない読書」
サマリーリーディングは、一言で言うと
「読まない読書」
です。
普通の読書は、
最初のページから順番に読み、
最後まで読み切ります。
しかし、忙しいビジネスパーソンにとって
すべての本を丁寧に読むのは現実的ではありません。
そこで私は、
本のエッセンスだけを取り出す
という読み方をしています。
ポイントは
全部読もうとしないこと。
・重要な考え方
・使えそうなアイデア
・自分に必要な部分
だけを拾っていきます。
15分で1冊の本を読む
サマリーリーディングでは、
1冊の本を15分で読みます。
と言うと、多くの人が驚きます。
しかし、ここで大切なのは
「全部読むこと」が目的ではない
ということです。
ビジネス書の多くは、
・著者の主張
・重要な考え方
・具体的な事例
で構成されています。
つまり、
すべてを読む必要はないのです。
大切なのは
本のエッセンスをつかむこと。
そして、その内容を
「紙一枚」にまとめること。
これが私の読書法です。
私がサマリーリーディングを使った場面
私は流通業界で管理職を18年経験しています。
マネージャーとして忙しい毎日の中で、
短時間で本のエッセンスを吸収する読書法
が必要でした。
そこで実践してきたのが、
サマリーリーディングです。
以前、新店舗の立ち上げの際に
コミュニケーション研修を担当することになりました。
研修内容を考えるために、
コミュニケーションに関する本を
5冊購入しました。
ただ、ここで問題があります。
もしこの5冊を
最初から最後まで丁寧に読んでいたら、
かなりの時間がかかってしまいます。
そこで私がやったのが
サマリーリーディングでした。
まずは1冊を
15分だけ読む。
目次や見出しを中心に読みながら、
重要そうなポイントを拾っていきます。
そして、
「紙一枚」に重要な部分を書き出していきます。
これを5冊分行いました。
すると、それぞれの本の中から
共通している考え方や
重要なポイントが見えてきます。
その中で、
「これは研修で使えそうだ」
と思う部分だけを
改めてじっくり読み直していきます。
こうすることで、短い時間でも
複数の本のエッセンスを整理すること
ができました。
15分サマリーリーディングのやり方
私が実践しているサマリーリーディングは、
とてもシンプルです。
基本は次の5ステップです。
①目次を読む(2分)
まず目次を見て、本の全体像をつかみます。
著者がどんな構成で話をしているのかを確認します。
②気になる部分だけ読む(10分)
見出しを見ながら、気になった部分だけを読みます。
全部読む必要はありません。
③紙一枚にまとめる(3分)
読みながら
・重要な考え方
・使えそうなアイデア
・気づき
を紙一枚に書き出します。
④最後に「次の一歩」を書く
最後に必ず書くのが
「この本から何を行動するか」
です。
小さな一歩で構いません。
例えば
・明日の会議でこの質問をしてみる
・部下との1on1でこの考え方を使う
などです。
この一歩を書くことで、
読書は知識ではなく行動になります。
「紙一枚」にまとめる理由
私はこの読書法を
「紙一枚」思考と組み合わせています。
ノートを開き、
線を6本引いて16マスを作る。
左上には
「日付」と「本のタイトル」を書きます。
そして本を読みながら
・気づき
・重要な考え方
・仕事に使えそうなアイデア
を書き込んでいきます。
ポイントは
すべてをまとめようとしないこと。
自分にとって重要な部分だけで十分なのです。
読書の目的は「次の一歩」
私は読書の最後に、
必ず1つ書くことがあります。
それは
「この本から何を行動するか」
です。
どんなに良い本でも、
行動につながらなければ意味がありません。
例えば
・明日の会議でこの質問をしてみる
・部下との1on1でこの考え方を使う
・この方法を仕事で試してみる
そんな小さな一歩で構いません。
その一歩を書くことで、
本の内容が
仕事とつながるようになります。
まとめ
忙しいビジネスパーソンにとって、
読書は「量より質」だと思います。
1冊を丁寧に読むよりも、
多くの本から
エッセンスを吸収する。
そして、
その中の
1つの行動を実践する。
それだけでも
読書の価値は大きく変わります。
もし
「本を読みたいけれど時間がない」
と感じているなら、
まずは15分だけ読む。
そして、
紙一枚にまとめる。
それだけで、
読書の質は大きく変わるはずです。
次回予告
次回は
紙一枚マネジメント術
についてお話しします。
私が実践している
交換日記型の日報(すべては〇思考)です。
この方法を取り入れてから
・部下が自発的に動くようになり
・チームの雰囲気が変わり
・辞めない組織
ができていきました。
管理職の方には、
特に参考になる内容だと思います。
ます。
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このシリーズでは、
流通業界で管理職を18年経験する中で私が実践してきた
「紙一枚でチームを整える思考整理術」
を紹介しています。
これまでの記事はこちらです。
第1回
会議が長い会社の共通点
第2回
紙一枚思考とは何か
