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クレジットカード生活20年の軌跡

先日の記事では、私が現在使っているクレジットカード構成をご紹介しましたが、今回は過去20年間に渡る「クレジットカードとの付き合いの歴史」を振り返ってみたいと思います。

同じブランドの学生カード、一般カード、ゴールドカードなどを個別に数えると、これまでに合計30枚のカードを発行・利用してきました。そのうち3枚は海外で発行されたため、今回は国内で使ってきた27枚について、申請・利用・解約の理由や思い出を交えて紹介していきます。


発行に失敗したカード:審査に落ちた2枚

これまでに2枚のカードの発行が却下された経験があります。

大丸一般カード(大学院時代)

入会キャンペーンで勧められて申し込みましたが、当時は安定した収入がなかったため、審査に通らなかったのだと思います。

JCB OS プラチナカード

保険内容の充実に加え、コンシェルジュサービスを一度利用してみたいという憧れから、発行開始直後に申し込んだものの、おそらくJCB OSの使用歴がなかったため却下されたと思われます。以前、提携カードのANA JCB学生カードを発行していた履歴はあるものの、数年前に解約してしまっていたため影響があったかもしれません。プラチナカードは落ちましたが、代わりにJCB OSゴールドカードが発行されました。

学生時代に作ったカードたち:若き日のクレジット体験(1-5枚目)

1、Tuoカード(VISA)

大学生協と三井住友カードが提携して発行している学生向けカードです。唯一の顔写真入りでとても懐かしく感じます。限度額は30万円あり、学食で唯一使えるクレジットカードとして毎日のように使っていました。ポイントも1ポイント=5円のキャッシュバックに使え、学生時代の生活にとても役立ちました。このカードを通してクレジットヒストリー(クレヒス)を築けたことで、その後さまざまなカードをスムーズに申請・取得できたのだと思います。

2、ANA JCB学生カード

3、JAL navi Mastercard学生カード

いずれも年会費無料で、限度額は10万円。ただし、航空券購入などでは200万円まで使える枠があった記憶があります。当時はマイレージ特典が今よりも豊富で、特典航空券も少ないマイル数で取得できました。

ANA JCBカードについては、JCBが積極的にサービスを展開していたようで、ボウリング場で割引してもらったことがあります。

JAL naviでは、一般よりもさらに少ないマイル数で特典航空券と交換できる点が大きなメリットでした。また、当時はなかったのですが、後に「語学検定ボーナスマイル」が導入され、英検やTOEICなどの語学検定に合格すると500マイルを獲得できるようになりました。
さらに、自分の時は発行されていなかったのですが、2013年からJALは20代向けのJAL CLUB ESTカードを発行し始めて、JALカード+αのサービスということですが、年間5回サクララウンジ(国内線)の利用やマイル有効期限の延長などメリットの大きいカードです。妻がこのカードを所有していました。

4、MUFGカード・イニシャル(AMEX)学生カード

この時点でVISA、Mastercard、JCB、AMEXの4大ブランドをすべて揃えたいという思いつきから申請したカードです。特に理由はなかったのですが、学生ながらブランドにこだわり始めたきっかけだったと思います。

5、ENEOSカード S(スタンダードタイプ)

学生でも申請でき、限度額は10万円。当時は主にレンタカー利用時の給油に使っていました。いつでもガソリン代が2円/L引きになるというシンプルで分かりやすい特典は、学生の身にはありがたく、休日に友人とドライブに出かける際には重宝していました。社会人になり、カード構成を整理する過程で解約しました。

社会人デビュー後のカード遍歴と失敗・成功の記録(6-12枚目)

6、三井住友の大学提携ヤングゴールド(1のアップグレート)

7、三井住友の大学提携ゴールドカード(6のアップグレート)

Tuoカードからの切り替えです。卒業後にインビテーションが届き、ヤングゴールド(20代向けのゴールドカード)を経て、ゴールドへとランクアップしました。初めてのゴールドカードで、卒業後も長く愛用していました。クレカについて学ぶ中で特典や構成を見直し、解約しました。
解約直前に貯めたポイントで金色の爪切りに交換し、その爪切りは10年ほど愛用していました。また、付属カードとしてパンダの写真が付いた銀聯カードも作成し、中国で一度使用したことがあります。

8、ANA JCB一般カード(2の切り替え)

ANAをよく利用するようになったタイミングで、ANA JCB学生カードから切り替え。2015年頃からJALを多く利用するようになり、約2年後に解約。

9、JAL Mastercard Club A(3の切り替え)

JALをよく利用するようになり、マイルを貯めるためにアップグレードしました。オプションで「ツアープレミアム」や「ショッピングマイル・プレミアム」に加入することで、割引運賃でもフライトマイルが100%加算されたり、買い物でのマイルが倍になる(JAL特約店では100円につき2マイル、それ以外は1マイル)など、非常に使い勝手が良く感じました。
ネットショッピングでセキュリティがかかることがよくありましたが、デスクに電話するとすぐに解除してもらえました。

10、MUFG AMEXゴールドカード(4のアップグレート)

MUFG発行でJALカードと限度額を共有していることに後から気づき、1年未満で解約。

11、JMB TOKYU CLUB Q Mastercard(PASMO一体型)

電車用+JALマイル獲得のために発行。唯一キャッシング機能をつけたカードで、海外でも使用経験あり。しかしカード枚数整理でモバイルSuicaに移行したため、2〜3年後に解約。

12、JAL Mastercard Club Aゴールドカード(9のアップグレート)

ショッピングマイル・プレミアムが自動付帯になったことに加え、家族特約付きの海外旅行保険や航空機遅延保険が自動付帯していること、さらに空港ラウンジの利用が可能なゴールドカードが欲しくて切り替えました。

ステータス修行と特典活用の時代(13~22枚目)

13、楽天プレミアムカード

JGC修行中に、海外旅行保険やプライオリティ・パス目的で発行。修行終了後、航空会社のラウンジを使えるようになったため解約。

14、dカードゴールド

結婚してdocomoユーザーになり、携帯料金10%還元目当てで発行。クレカの海外旅行保険の合算もメリットでしたが、2年後に枚数整理で解約。

15、JAL JGC Mastercard Club Aゴールド(12からの切り替え)

JGC修行達成後、ステータス維持のために発行しました。1年後に家族カードの発行を検討した際、ゴールドカードは年会費が高く、特典内容も他のゴールドカードと重複していたため、Club-Aカードへダウングレードしました。

16、JCB OS ゴールド(JCBプラチナ申請却下の代替)

保険内容の充実に加え、コンシェルジュサービスを一度利用してみたいという憧れから、JCBプラチナを申請するも却下され、代わりに発行されたカード。実際に海外旅行で飛行機が5時間以上遅延した際、遅延保険金を請求した経験があります。

17、JAL JGC Mastercard Club A(15のダウングレード)

家族カードの年会費を考慮し、Club Aへ切り替え。現在も保有中。JALの新しいLife Statusポイント制度に伴い、現在JGC 4 Starを目指して修行中です。追加で新幹線EXプラスカードおよびETCカードを発行。

18、JCB OS ゴールドプレミア(16のアップグレート)

ゴールドを3年間で100万円以上利用すると申請が可能に。貯めたポイントはJALやANAのマイルにも移行できるものの還元率が低いため、JCBの商品券に交換したり、特別キャンペーンでRefaのドライヤーに交換したりしました。このドライヤーは今でも愛用中です。
The Classの招待を期待してゴールドプレミアを2年間使いましたが届かなかったため、解約しました。

19、セゾン AMEXゴールド

初年度無料&年間1回利用で翌年も無料。永久不滅ポイントと、SAISON MILE CLUB加入でJALマイル還元率1.125%。
当時は「セゾンクラッセ」というサービス(2022年8月に終了)もあり、クラス6になるとポイント2倍などの特典が受けられるため、一時的に「陸マイラー最強カード」として注目されていました。私も公共料金の支払いを集約するなど努力しましたが、クラス6には届かず。また、デスクに何度か電話しても30分以上つながらず、最終的にはカード整理の一環として解約しました。

20、ANA Diners

一度持ってみたく、ちょうど6万マイルの入会特典があり入会しました。これまで使ってきたカードの中で、デザインが一番気に入っており、財布から取り出すたびに特別感を味わえたカードでした。ダイニング優待が強みでしたが、一度も使えず解約。

21、ANA AMEXゴールド

ANA SFC修行を考えていた際、100円で3マイル貯まる高い還元率と入会特典に惹かれて入会しました。しかしコロナ禍で修行を延期せざるを得なくなり、年会費の高さもあって、翌年度の更新前に解約しました。

22、ANA VISA ゴールド(のちにSFC化)

ANA SFC修行やステータス維持の手段として最もコストパフォーマンスが良いとされていたため、21番の後任として発行しました。大学時代から三井住友カードを使っていたこともあり、審査には自信がありました(笑)。
保険内容が充実しているJCBと一瞬迷いましたが、すでに複数枚カードを所有していたこと、家族旅行時には別途保険に加入していること、そしてJCBはマイル還元率があまり高くないことなどを踏まえ、最終的にVISAを選びました。

ホテル系カードと現在のメインカード(23~27枚目)

23、SPG AMEX(→Marriott Bonvoyプレミアム)

陸マイラー定番カード。マイル還元率1.25%、マリオット系ホテルのゴールドエリート自動付帯、「無料宿泊特典」などメリットが多数。しかし2022年にMarriott Bonvoy AMEXプレミアムカードに自動移行され、年会費が大幅に値上げ。24番と比較してコスパが悪いため解約。

24、ヒルトン・オナーズ AMEX(一般)

SPGのコスパが悪化したため新規発行。入会特典も良く、ヒルトンのゴールドステータス自動付帯、朝食無料、150万円決済と継続で無料宿泊特典など、非常に満足度の高いカードです。

25、ANA SFC VISA ゴールド(22からの切り替え)

ANA SFC修行を完了し、22から切り替え。現在もステータス維持のため保有中。

26、ヒルトン・オナーズ AMEXプレミアム(24からアップグレード)

現在のメインカードです。ヒルトンのダイヤモンドステータス、部屋のアップグレード、年間200万円利用で週末無料宿泊1泊、年間300万円でさらに1泊と、特典が充実。アメックスの「オーバーシーズ・アシスト」が使える点も心強いです。

27、AMEXゴールド・プリファード・カード

会員紹介によって最大13万ポイントがもえらえる入会特典が魅力的で、AMEXとの相性も良いことから数ヶ月前に入会。Amazonやヨドバシカメラなどでの利用時に、100円につき3ポイントが還元され(年間50万利用までの制限はありますが)、さらに1ポイント=1マイルでANAマイルへ移行できるのが大きな魅力です。
このカードを持つようになってから、Amazonの定期便(通常の買い物より5-15%オフになる場合が多い)を活用するようになり、飲み物や日用品の購入管理がぐっと楽になりました。
さらに、年間200万円利用で、オークラやニューオータニなど高級ホテルで使えるフリーステイギフトがもらえるなど、今後が楽しみな一枚です。

おわりに:クレジットカードで広がった世界

こうして振り返ってみると、クレジットカードは単なる決済手段にとどまらず、私の生活や価値観に大きな影響を与えてきたツールだったと実感します。空港ラウンジの利用や旅行保険、ポイント還元、優待サービスなどを通じて、日常や旅行の質が高まり、生活にささやかな楽しみや安心感をもたらしてくれました。もちろん、年会費やサービス内容の改定に一喜一憂したこともありますが、それもまた自分のライフスタイルを見つめ直す良いきっかけとなり、結果として自分に合ったカードを選ぶ眼を養うことができました。

これらの経験をふまえ、ライフスタイルやライフステージに応じた最適なカード構成の考え方をまとめた記事を下記にご紹介しています。ぜひあわせてご覧ください。

今後も、自分の生活スタイルや価値観、目指すライフステージに応じて、無理なく、しかし戦略的にカードを活用し、豊かな「クレジットカードライフ」を築いていきたいと思います。ポイントを最大限活かす工夫や、特典を使い倒す知識は確かに重要ですが、それ以上に、クレジットカードを通じてどんな経験を得られるか、何に価値を見出すのかを意識することが、より充実した使い方に繋がると考えています。

とりわけ近年では、付帯保険の活用や信用情報(CIC)との付き合い方も、カード選びや運用の重要な要素となっています。海外旅行時の傷害保険や携行品損害補償といった“万が一”への備えは、カードを所有するだけで安心感を得られる大きなメリットです。反面、これらの補償内容はカードごとに異なるため、自分の利用スタイルと照らし合わせて選ぶ必要があります。
クレジットカードに付帯する旅行保険の情報をまとめた、以下の記事もぜひあわせてご覧ください。

また、クレジットカードの新規申請や限度額の増額、あるいは将来の住宅ローン審査などにおいては、CICに登録されている個人信用情報が大きな影響を及ぼします。支払い履歴や利用状況を適切に管理することは、信用力の維持だけでなく、選べるカードの幅を広げることにもつながります。このような観点からも、クレジットカードは単なる消費ツールではなく、自身の信用と人生設計を映す鏡とも言える存在だと感じています。
CIC信用情報について、以下の記事をご参照ください。

もっとも、いかにクレジットカードを上手に使いこなしても、それ自体が収入の増加やキャリアの成功を直接もたらすわけではありません。その点を見誤らず、クレジットカードはあくまで生活の質を高めたり、家族や友人との時間をより豊かにしたり、自分のモチベーションを支える“間接的な支援ツール”として捉えることが大切です。例えば、旅先で得たリフレッシュや非日常の体験が仕事への活力となるように、クレジットカードを通じて得られる恩恵は、人生を多面的に支える要素のひとつであると感じています。

興味のある方は、下記の記事もあわせてご覧ください。

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