ラベンダー苗たちを急きょ花壇に避難させたりなど。
さてこんちわ、ラベンダー栽培家のエフゲニーマエダですどうも。
いま雨が降っています。
なので予定されていたラベンダー収穫と蒸留は後日に見送ることになりました。花がベッチャベチャで収油率狂うんでね。
それと、先ほどに釧路エリアで大雨になったとかで洪水まで起きてるそうな!?
そんないきなりの雨量ぶつけてきてほんとどうしたんだこの頃の気候。
さて、昨日8/4は早朝から起きてバジルを全て植えて待たせてる苗にケリをつける予定でした。
が、全6話だからと寝る前にすべて見通してしまったタコピーの原罪のせいで、23時就寝のはずが3:30まで起きてるハメになりました。
なので見事に早起き失敗。
昼からラベンダー苗の避難と海性泥岩砂の仕分け作業をこなすことにしたんですね。
ラベンダーポット苗避難のための下準備。

右のくそでかソリに数日前から平らにならしておいた砂が乾いてふるいにかけられる状態だったので、何袋分かパパッと仕分けしてしまうことにしました!
緑袋の上が細粒で、下が大粒です。
大粒はラベンダーの中・大苗の定植に実験的に利用する考えです。むっちゃくちゃ透水性が高い素材なので。
で、本稿のラベンダー苗避難に用いたのは上の、保水性がまだマシ(高め)な細粒のほう。
見た目からもわかるように、右の未選別砂をふるい分けると意外と1:2くらいで細粒の砂が多く出ます。なので気兼ねなくいろいろ使いまわせるのです。
バジルの第2実験区画でもこの細粒を高濃度に混ぜて生育観察するつもりなのです。

で、海性泥岩砂の仕分けをある程度済ませたら、ところ変わって旧2号はなもいわ花壇。はなもいわを鉢植えに避難させた跡地ですね。
ここに残置されていた同じく乾いた用土を赤玉土と黒土でふるい分けを行いました。
黒土はここに残して貯めておき、苗木の避難・養生花壇として再活用します。むっちゃ待たせてるラベンダー苗木たちがおるんですよー!!
さすがに猛暑に耐えきれないラベンダー苗木たち。


で、本日の主役。
実は昨年からずーーーーっと待たせているメイエ苗。
昨年の6月に挿し穂発根した子らをポット苗化したものでした。
植える場所を確保できず冬を迎えたため、彼らも植えられることなく雪の下にされました。こんにゃろーエフゲニーマエダめ。
で、さらに待たせること翌年の夏がきてしまいました。
さらには6月から続く30℃超えの猛暑に炙られてジリジリと力尽きる子達が続出してきてしまっていたのです。毎日水やっててもさすがに耐えきれなかったようです。5、6月にさっさと植えておけば今ごろ中苗くらいには育っていたハズです。こういうところアホなのかな?と自責してます。
さすがに苗木として生かしておくのに時間投資した分がもったいないので、急きょ空いている花壇を急ぎ再整備し、そこに避難させることにしたのです。
ラベンダー苗木を新メソッドで避難させる。

さて、本日の本題!
いままでは苗木らは黒土&赤玉土の、ラベンダー大株を見事に枯死させるブレンドで植えていました。
若株は育ち盛りなので栄養過多状態にはなりにくく(とは言っても何株かは枯れる)はじめから土壌栄養をモリモリ吸収して大きく育ってくれる!という見立てがあったんですね。スタートダッシュ的見立て。
まぁそんな見立ては液肥や緩効性肥料、化成肥料なんかで代替解決できてしまうんですが。。。
『苗木仮植新メソッド』の方法解説!
苗木の避難先である花壇でもいわゆる2層構造を実現しています。
ザックリと、下層には高い保水性と栄養素を含む黒土層を。上層には多雨時期にラベンダーを腐らせないための砂のみ層を!
こういった構成になっています。
上層は透水性がとても高いうえに栄養分を持たないのでいくら雨が降ろうとラベンダーを腐らせにくい砂を配置していることがミソとなっています。
昨年までは赤玉土しか使えなかったんですが、最近の新素材発見によりこのメソッド検証が実現しました!
エゾ砂や火山灰を使うとなると赤玉土よりはるかに値段が張るので現実的ではなかったんですよ。
で、ポットの直下に広がる黒土層はポット苗の「吸水」と「給水を支える細根発達」と「チッソ栄養分の供給」を支えます。
まぁ作物を大きくさせる土壌要素を下層に限ったワケです。
作業のようす。

再利用黒土を花壇の半分ほどに充填し、平らにならしておきます。
再利用モノなので、細かい赤玉土やエゾ砂(火山灰)や有機石灰などを含んでいます。
有機石灰粒を含んでいるのもミソで、ラベンダー苗にカルシウムを供給して多雨時期に腐らせるのを防ぎます!
で、ポット苗の配置場所に先んじて培養土&苦土石灰(マグネシウム分=光合成能率向上)を保肥吸水帯として配置します。
これは今年の苗作りで共通している部分ですね。

現状のポット苗は総じて栄養流亡・不足状態にあるので多少栄養土ぶっかけても問題ありません。
で、その上にポット苗を配置。
この上に砂のみを流し入れる予定なのでいままでかつてないほど透水性が高まるので乾燥しやすい懸念もあり、根の張ったポット根元の土部分をやや深埋めにします。まぁ仮植して乾燥して死ぬなんてことは起こりえないとは思われますが・・・
この花壇のサイズ規格は苗を7株植えて大株まで植えっぱなしにする規格なので本来ポット苗を真ん中に1本の7株植えするモノなのですが、このポット苗たちは仮植扱いで大株にはせず中株状態でまた別へ移植予定なので、かなりの密植状態としています。
おそらく1年くらいしかここに滞在する予定がありません。
ここは土の粒が細かいので長らく植えておくと、細根しか発達せずたぶん不健全なラベンダー株になってしまう可能性が高いんですよね。

で、しょっぱなで振り分けておいた海性泥岩砂の細粒(保水性高め)を充填します!
この方法だと大雨続きになってもラベンダーを腐らせません!
保水性は多少ありつつも透水性が高すぎるので水浸しのリスクはまったく無く、腐植を全く含まない鉱物性用土なので土壌菌など菌類の繁殖も防げるんですよね。
これはメロン・スイカ栽培の病気を防ぐ栽培法としても見られるメソッドです。(砂丘メロンとか!)

ラベンダー苗の枝分かれ部分に迫る高さまで砂を充填しています。
湿り気を茎に与えて萌芽発生または発根の可能性を狙います。
この砂素材を発見していない場合だとおそらくパーライトなんかで代替される予定だったと思うんですが、パーライトだとまぁ軽すぎるので風が吹くと吹き飛ばされて消えてしまう危険性があったんですよね。
けどこの海性泥岩砂は適度に重く質量があるので、水をかけても形崩れしにくいという思わぬメリットもありました!

しかし他の品種含めポット苗はまだまだ居る…
で!こんな形で17時までの作業となり、半日がかりで待たせてたラベンダー苗の避難完了です!!
待たせてすまなかったなぁ!新しい方法で仮植したから腐って枯れる心配はなさそうだぞ〜!(^^)
今年は8月に入っても乾季状態なので1週間は毎日水を与えつつ1年間はこの状態で様子をみます。
で・・・
挿し穂苗つくりも手間のかからない新方式に切り替え検証しはじめた。

あとにつっかえているのが今年4月?5月?に仕込んだ謎長穂とメイエ苗たち。
彼らももう栄養素が尽きているのでポット苗化させねばならない。
〜関連記事リンク〜
新しい海性泥岩砂を「花色の違い」で観察しようとブルーデイジーを用いて先発実験した。
バジル種子の発芽培土にも海性泥岩砂を混ぜたところ、優位に発芽・生育率が高かったため重要視しはじめる。
ラベンダーより成長ペースの早いヤクヨウサルビア(シソ科)を用いて海性泥岩砂を含めた園芸用土各種の栄養と性能の比較実験を開始した。
現在乾季経験中。
ラベンダー栽培での海性泥岩砂の実用化はまだ危なっかしいからと、ローズマリーおよびタイバジルおよびミント・ハッカ類での効果検証を開始した。
ちょうどイチゴを枯らしたのでイチゴ栽培でも海性泥岩砂の効果を検証開始した。
いまのところ生育の急変はみられていない。
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