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比較的成長の旺盛なシソ科ハーブを用いて土壌の成長比較実験を行いまーす!

こんちわこんちわ。
本日は草ボーボーとなっていた作物実験場の一部区画を草抜きして半日ホムセン巡りをしつつ土壌実験の材料を買いに走り回ってました!
湿度がエグい1日でしたね!


この実験企画のプレ的実験はいわゆるコチラでやってるんですが、どうやら明白な差?が出始めてきたようなので、次にラベンダーの手前・臨床実験となる葉物ハーブのコモンセージを用いての土壌比較実験を行います。

あくまでラベンダーを用いる手前段階なのです。

▶︎なぜラベンダーではなくコモンセージなのか?

早い話、アフリカの南エチオピアはウォンド・ジュネット農業研究所が行ったラベンダー精油生産に関わる諸研究で説明するのが早いと思ってます。

南アフリカ・ケニアの北に位置するエチオピア国内におけるラベンダーエッセンシャルオイル生産の基礎的な研究が2017年から2018年に実施されているのですが、この研究の手法ベースとなったであろう研究がどうやら2015年から2017年の間に実施されているコモンセージ(Salvia officinalis)を用いた研究のようなんですね。

https://www.researchgate.net/publication/386214957_Effects_of_Plant_Spacing_and_Harvesting_Age_on_Growth_and_Yield_of_Sage_Salvia_officinalis_L

セージ(Salvia officinalis L.)の生育と収量に対する植え付け間隔と収穫時期の影響(2015~2017)

おそらくコモンセージはラベンダーに比べて成長が早く、精油を得る部位がラベンダーは花部なのに対してコモンセージは葉茎なので結果を得られるのが早いからだと思うんですよ。
上記の研究実施時期の前後関係もそれを物語ってるんだと思います。

ラベンダーの場合だとわりとハッキリした木本性の植物なので大きくなる・開花するのが2,3年かかってしまうので、まぁ葉っぱの量や草丈などのサイズで目視評価が簡単な近縁種の葉物ハーブのコモンセージを使おうってなっただろうワケです。

https://www.researchgate.net/publication/349366865_shisokenoxitongshu_shisoke2_3_0_shukara5_6_shuwojiezai_Japanese_version

上記作物のラベンダー属植物とサルビア属植物はシソ科植物の遺伝系統的にも互いにかなり近いDNA構造をしており、遺伝的に近しい植物種同士なのでそういった採用理由もあるんだと思います。

先月初めより先んじて栽培に挑戦していたコモンセージ

という研究業界の作物選定理由も後押しして、北海道でもホームセンターがポピュラーに市販提供しているコモンセージを実験作物として活用することにしました!

▶︎具体的な実験内容。

まぁこの実験を経ることで、ハーブ作物の成長に対する用土それぞれの効果が極端に判明するワケです。
特にブレンドなど作物を殺さないような調整は行わないのが実験のミソなので、本当に用土基材それぞれの単発的な効果がわかります。

■実験準備!

このような用土メニューで比較実験する

検証するのはこれらの北海道のホームセンターで手に入る普遍的な用土たち!
プラスアルファで、日本は火山列島であることを考慮して豊富な資源ととれる火山性の用土も調査項目増やしています!
エゾ砂(北海道の火山灰)や富士砂(玄武岩質溶岩粒)などですね!

結果を最も期待したいのは、やはり非火成岩質の地元産の貝化石が取れる地層の泥岩粒の栽培効果ですよね!
これはラベンダー栽培への知見応用を最も期待している用土です。
海洋性の栄養元素による効果を期待したいんですよー。

実験箇所は作物実験花壇1号機の横にある空白地。
ここもアキレアの特異的な変種などを植える区画として設定していましたが、あまり目立った変種が見つかっていないのと、奥にいるアキレア・シビリカ(Achillea alpina cv.)が思いのほか巨大化してしまったので植え場所を保留している関係もあって空白地=雑草ランドになっていました。

プレ。こんな感じにうわさる。

今朝方から草抜きやってたんですが、気温の上がり方がえげつなかった中とりあえずでキレイにしといてやりました。
湿度がえげつなく不快度指数が高すぎて熱中症食らいかけてました。やべべ。

定植のレイアウトとしてはこんな感じになります!完全に半地植え式になります。(地植え=Not use the鉢)
思いのほかデカく育ってるヒソップアルバによる日陰も気になりますが、開花したら収穫して蒸留するのでたぶん日照には困らないハズ。

「冬にはちゃんと回収して冬支度せえよ」という戒めを込めてやや高めの取っ手付きホワイト菊鉢を用いました。
ちゃんと積雪対策しないと壊れる仕様です。もったいないのでちゃんと片付けやってね俺。

場所が余ったのでそこに放置されてたラベンダー鉢苗くんにも住んでもらった。

はい、午前中鉢を地面に埋めました!
土を規定場所に移しつつ作業を進めたので結構時間かかりました!
気温がそこまで高くなかったのが助かった!

この実験の初期案では真ん中に写るやや大きめの黒い鉢を使う予定だったのですが、①太陽光による土壌加温②大型なので用土費用がかさむことに警戒して一回り小型の鉢にしました。
さほどサルビアを大型化させる気もないのでね…油断するとサルビアも大型化するらしいです。

半地植え式としています。ご覧の通り地面とビタビタまで埋めています。
この植え方の大きなメリットとして、側面からの太陽光の加温の影響が一切無いことと、与えられた水がなかなか飛びにくく保水性に優れることです。
かつてラベンダー苗を避難させる目的でこうした植え方をするとモリモリ大きく育ったことが印象的でした!
保水性に優れるらしく、根っこを常に保水するので苗の養生に向く植え方らしいです。

■実験場完成、実験開始!

詳細は別の記事にて画像付きで詳しく書きますんで、こちらではさわり程度に…!

前日7/3に土入れと定植作業を行ったよ!

はい!土壌実験で栽培用土8種を検証しているのでカラフルですね!
これぞ実験場らしい!おいら満足!
鉢の色もわりかしお金積んで太陽光で鉢と土壌が加熱しないホワイトのを使っています。
まわりの不測にも巨大化したアキレアどもによる遮光も気になりますが、とりあえずこの状態で過ごしてもらいます!

詳しい実験内容の解説は下記の別記事にて書いておきます!
ここでだとあまりに長尺化しすぎたので!


▶︎Add. シダノハヤロウの巨大化っぷりがヤバい!

完全みち草路線な内容なんですが、定植2年目にして黄花ヤロウグループのシダノハヤロウことAchillea filipendulinaの巨大化がやべーんですよ!
見てくださいこれ!苗作る前にデカくなってもせいぜい100~120cmと聞いてたんですが、150cm以上になってしまいました!
完全俺よりデカイです!もはや壁、生垣状態となってしまいました。

しかも右手は草丈が低く、左へ行くに従ってデカくなってるんですがこれ完全に日照量の関係なんですよね。
右手には午前中クロエゾマツの日陰がかかるエリアなんですがその影響がモロに出てるっぽいのです。
となるとやはり日照条件が良いと、シダノハヤロウは草丈と成長速度がやや大きくなってるようでした!+おまけに畑土の栄養も?

中央通路の景色

この裏庭ガーデンの中央通路(真ん中にはオレンジミントを試験栽培中)なんですが、もはや迫り出して圧迫していますね…
この隣がシダノハヤロウより小型な部類の黄花アキレアたちを植えてるんですが、日照量やばそうだなぁ〜…

とりあえず土壌栄養が豊富すぎるところに砂漠地域の作物植えるとこのようにとんでもねぇ巨大化するよって内容でした…!

彼ら開花収穫後に引っ越し決定だなぁ。。。


〜関連記事リンク〜

https://www.researchgate.net/publication/386214957_Effects_of_Plant_Spacing_and_Harvesting_Age_on_Growth_and_Yield_of_Sage_Salvia_officinalis_L

セージ(Salvia officinalis L.)の生育と収量に対する植え付け間隔と収穫時期の影響(2015~2017)

https://www.researchgate.net/publication/387373432_Growth_Yield_and_Yield_Components_of_Lavender_Lavandula_angustifolia_L_as_Influenced_by_Plant_Spacing_and_Harvesting_Age

ラベンダー(Lavandula angustifolia L.)の生育、収量、収量構成要素に対する植え付け間隔と収穫時期の影響(2017~2018)


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エフゲニーマエダ(平成林業。) 若い人がどんどん減る地元【三笠市】もついに人口7000人台目前。 朝カフェやイベントスペースを兼ねたラベンダー園で今いる住民を楽しませ、雇用も生み出したい。そして「住みよい」を発信し移住者を増やして賑やかさを。そんな支援を募っています。 畑の取得、オイル蒸留器などに充てます。