2025年、ラベンダー挿し穂苗づくりの新メソッドを試す!
さてさてこんばんちわ、ラベンダー農家での独立を目指すエフゲニーマエダでっすどうも!
前回に続いてラベ活テーマの記事になります!
前回はというと、ざーっと簡単に説明すると、
挿し穂苗の生育に都合のいい、「やや日陰環境」かつ「湿度高めである」裏庭にフランス式苗木生産方法からインスピレーションを得た挿し穂ナーサリーを構えた!
という記事でした!
時系列的には前回記事では5/5なのですが、本稿のまた別なラベンダー挿し穂苗づくりをした日時は4/30での出来事になります〜!
ではでは難しいことだらだら語ってないでさっそく本題。。。
■新しい挿し穂メソッド⑴
発想というか、原案自体はたしか正月ごろにホームセンターをウロウロしていて、ふと塩ビ管パイプに目が行ったのですよ。

ずっと考えてるラベンダー苗木の繁殖方式があって、なんでもかんでもフランスやニュージーランドやアメリカ式に習うんじゃなくて、種まきトレーじゃなくこう塩ビパイプを細切れにして地面に刺して、そこに無菌土充填して挿し穂すればそれもそれで個々で大量生産できるんじゃね?って思った。
農業資材だと
ポリポット→初手挿し穂段階だとデカい、場所食う
種まきトレー→1コがデカいから取り出す時難儀、3年くらいで破損する
でエンビパイプだと
・厚地だから水分の蒸発散防げる
・破損しにくい
・大量に敷き詰められる
・個々で扱える などのメリットが多いと思ったの
いままでのラベンダー苗の作り方では、根っこを生やして自立しはじめたラベンダーたちは、すぐさま発根点直下のポット底面にぶち当たってクルクルと根っこを巻いてしまう課題がありました。
これでは"根詰まり状態"となりえかねず、健全なラベンダー苗に仕立てることに課題となっていました。
そこで、このパイプを見て思いつきます。
このパイプをいままでの挿し穂トレーより高めにカットして、それに土壌材入れて挿し穂すれば、根っこがより下へ長く伸びてくれるんじゃねえか?と。
しかし塩ビパイプでも課題はあった。
苗木の数の割にエラい塩ビパイプ単価がたっかいのです!!
だとしてペットボトルを再利用する?としても透明で太陽光をパーライト内部に通してしまうのでラベンダーは発根できません・・・。
そんなひもじい思いをしながら4月に入り、ある発見をします。
仕事先でベストな代替素材を発見!!エコである!!!

なんと厚紙製のパイプがタダでゴロゴロと出てくるではありませんか!!!
すかさずオーナーにこれゴミっすよね!?と申し入れ、たくさん貰い受けてきました!
塩ビパイプでは1本¥2000ほどしていた素材が、なんと¥0でGETできてしまいました。神はそのまま進めと仰せられている。
今までのトレー挿し穂メソッドだとサイズが小さくて作業がエラい面倒だった。

面倒だったんですよ。これ札幌の友達に手伝ってもらいながら二人でつくってたんですけど、それなりに時間食うんですよ。
二人でやってやっと1日でこの量生産できたなぁ〜〜〜って感想持つくらいまでで。
かくいう2022年からの紆余曲折あったりで今回の新メソッドでは、そのサイズ的な課題を多少なり解消した方法となっています!
では、新メソッドでの挿し穂苗作成の手順をみていこう。

実はコレ、農家さんのマルチ敷いた後にたくさん出る芯棒で、ようはゴミなんですよね。
塩ビ素材(プラ)ではなくボール紙製なので水を吸って濡れるし、いらんくなったら乾燥させて燃やして処分できますね!灰はラベンダー土壌の中和改良剤になります!
これをタダで譲ってもらい、ラベンダーの発根台地として転用してみることにしました!まだ成功するかはわかりませんw
もともと…正月ごろの考えでは塩ビ管パイプを使う案でした。
塩ビ素材だとそれなりに壁の厚さがあってラベンダー挿し穂の発根に必須条件な培地中の湿度を確保しやすい・乾燥しにくいからなんですよね。
が!
パーライト発根培地の湿度確保を求める上で、マルチ芯棒のボール紙素材だと雨水も吸って勝手に湿ってくれるのでわりと定期散水の手間が省けるなぁ!との思いつきもあったんですよ〜〜〜!
これは完全にその場のアイデアが点を結んだ感じですw

で、カット直後はメネデールを含ませた水で湿らせておくのも忘れず。。。
今回の挿し穂苗づくり実施は雪解けからまだ15日の春先ということあって、ラベンダーの枝がまだ目覚めておらずそこまで元気ではないんじゃないか?という根拠の薄い懸念もあったのですが、成長も反応も鈍い樹木のラベンダーなのでおそらく挿し穂してからしばらくして親株と同じ頃に目覚めて成長開始するだろう…
ということでとくに構わず秋と同じ容量で実施しました!
まず苗をつくりたいラベンダー株からそれなりの量の、それなりの長さ(5cm〜15cm程度目安)の枝をカットしてきます。
この挿し穂・挿し枝の長さと生存性について真剣に調査された研究が実はあります。
まぁ参考程度に。
パイプはトレーから3,4cm頭を出すくらいの長さ(長いのに当ててるやつ)でパイプに印を打っていき、ノコギリで切り落とす作業で生産していきます!

で、こうしてトレーにパイプをひたすら詰め込みます。
だいたい1本のボール紙パイプからこの1トレー分作れました。1トレーで51本の苗が作れるようですね!
で、今回のメソッドでは保水材としてのバーミキュライトは入れず、パーライトのみでやってみます!実験です!

で、こんな感じにパイプにドスドスと差し込んでいきます。
パーライトはカラッカラでサラサラしてるのでとくに労力なく差し込めます。
で、固定としてメネデール溶液をぶっかけるとパーライトが湿って重く締め固まり、挿し穂を固定してくれますbb
メネデールの発根促進効果もしばらく持続してくれるハズです!

で、どんどんたくさん生産して、1日作業の51x3トレーで153本がとりあえず生産完了しました!
ここでパイプ切れだったので、さらにボール紙パイプをもらって来ねば〜〜〜という現在になりまっす!

この日はお天気も気温も心地良く、作ってて楽しかったですw
いつもの秋は寒くて手冷えるんでやってらんなかったんですが…!
■新しい挿し穂メソッド⑵
じ・つ・は
昨年の雪が降る直前にもお試しでフランスのメソッドに倣った方法をもう一つ試していたのでした〜!

これです。コレコレコレ!
めっちゃちっちゃいプラグトレーになんと土壌菌わんさかの黒土を入れて挿し穂しているではありませんか!
確かに吸光性(温度)と水分(土壌湿度)は優秀だが…菌も増えるのだぞw
と。
まぁとりまダメ元でやってみます!手は動かせるので!Can I warking my hand!

はいフィールド全図。期日は11/14。さむいぜぇー。


この時期のものは挿し穂するにあたってまぁベストなんだろうが…

で、黒土を入れたとこにブスブスさしてってパパッと完成!まぁ寒かった!
で、現在はというと。。。

まさかの黒土de挿し穂(フランス方式)成功しました!!
おぉぉぉまじか!!!

並行して行なっていたアメリカ方式も一応の成功(半数は枯れ認定)を収めました!
ということもあり、もしかすると保水性が生存率を高めるキーなのかもしれません。
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