【平和を求める夢が繋いだ❣️】「断りたい」からはじまった💦 ミイコさんとの鳥取奇跡の旅日記✨
⚠この記事は19286文字ある長文です⚠
突然
あれは1月のことでした。
ある人から突然なぎの記事にコメントがあったのです💦
「出雲大社に呼ばれている気がするんです! その時、お会いできませんか?」
その言葉に、戸惑わなかったと言ったら嘘になります……
今年の初詣で出雲大社に行ったばかりでした。



そして、そのご縁が変なところに結びついて、昔からの知り合いとの関係を切り捨てた直後だったのです🥲︎
20年近い付き合いの方でしたが、なぎが出雲大社に行った次の日にLINEがきて、そこから少しホラーな展開になるので💦 ここでは話しません。
2週間の間、妄想なのかどうかもわからない話に日中から深夜問わず付き合わされたなぎのメンタルは落ち込んでました🥲︎
その人に「出雲大社に行った」と話したら、「写真が欲しい」と言われたんです。
山陰外の友人や知人からしたら、「出雲大社」は特別に感じるようなんですね🍀
「行くなら写真だけでも送ってほしいな」
今までもお願いされたことはありました📷
そんなお願いならいくらでも写真は送るんですが、その問題の知人はちょっと常軌を逸していて……
共通の友達に話しても、
「縁を切ったほうがいいよ」
と心配されていました💦
20年のお付き合いをあんな理由で切るのは本当に辛かったんですが……
昼夜問わずLINEと、いきなりの着信の嵐で、とうとうなぎは壊れかけました🥲︎
逃げるように関係を切り、共通の知り合いにも根回しをして、どうにか日常を取り戻した直後に、「会いたい」というお誘いがあったのでした。
そのときは明確に日付など決まっておらず、なぎは当たり障りのない返事をしたのだと思います。
でも、3月16日。
「月末に行きます。少しだけでも会いたいな」
と、連絡が来てしまったのです‼️
そう、その時の本当の本音を言えば
「来てしまった」
これがいつわりない気持ちでした🥺
後悔
とろとろとした動きしかしないなぎの脳が、普段からは想像出来ない早さでこの問題を処理しようとしました💦
最初は、体調を理由にお断りをしようと、返信を書き上げました。
本当に体調不良であったし、嘘ではなかったので……
その文面を読み返し送信しようとした時、
「ほんとにいいのかな❓」
と、頭の中で声が響いたのでした。
なぎだけの問題が揺さぶり起こされたのです。
「あの時みたいになってもいいのかな」
あの時というのは、一昨年の10月のことでした。
ネットのコミュニティで知り合った友達が、鳥取、しかも米子に仕事で来るのだと言います。
普通に、米子のおすすめのお店を聞かれたので、いくつかピックアップして教えていたんです。
なぎは米子最大の繁華街の隅に住んでいるので、店は色々知っているんですね🎶
なぎはそのとき、そのコミュニティをやめることを決めていました。
楽しいことも多かったけれど、辛いこともたくさんあったんです🥲︎
ある目標を達成したら、やめよう。
密かに決めていた目標を達成してしまった日、なぎは友達にチャットしました。
「今日でこのアカウント消すね」
「そうか」
「今までありがとう」
「こっちこそ、本当にありがとう」
あれは満月の日。
なぎは庭に出て、月の光を浴びながら、ぽつぽつとチャットを打ち返しました。
「米子旅、楽しんでね」
「接待兼ねてるからな、朝から泥酔旅行や」
「頑張って」
「飲み屋街の近くに住んでんだよな、探し出して行ってやる笑」
おどけて言う友達に、つい涙がこぼれそうになりました。
「本当に色々迷惑かけてごめんなさい、君がいたから、ここまでやってこれたと思う」
「それはこっちもや。体に気をつけてな。絶対、無理すんじゃねーぞ」
「うん。本当に、さようなら」
数ヶ月の付き合いではあったのだけど、悩みを共有していた私達の関係は、終わってしまったのだった。
……それから半年後。
しれっと私はそのコミュニティに復活しました💦
入院後、体調不良で安静が続き退屈だったのが理由なんですが、友達を探したらまだいたのでチャットで連絡を取り合い、すぐに新しいチームを作って、今も仲良くやっています🙂💕
でも去年の夏、なぎ達は深刻な喧嘩をしてしまいました💦
心の距離が近くなったため、遠慮がなくなったなぎの発言にカチンときた友達と、チャットで言い争いになりました‼️
その時に、
「本当は、あの時会いたかった。もう西日本に行くことなんてないと思うし、会って、1杯奢らせて貰って、話がしたかった」
そう言われたのでした。
しっかり者で忘れていましたが、友達は17歳年下。なぎの弟と同い年なんです。
若いなぁ。
若いって素晴らしいけれど、感性が鋭い分、ありとあらゆる場所に地雷か隠されていて、自分がどんな出来事に傷つくか、その事を見分ける経験が浅い。
傷つく勇気もまだある年頃なんですね🥺
360度、全てに防護幕を張って、傷つかないように必死になっているなぎとは違うんだ。
そのあと腹の底から本音で言い合って更に仲良くなったけれど、友達が米子に来ることはもう難しいでしょう。
その事をまだ後悔しています。
今回も断って、また、後で本当に会いたいと思った時、気楽に会いに行ける距離の人ではないのです🥺
その人には関係のない、自己満足の贖罪であったのですけれど私は、作っていた返信を消して打ち直しました。
「ぜひ、お会いしたいです」
計画
そこからはトントン拍子で、どこで会おう、鳥取B級グルメって何があるんだろう、気安い女友達の話が始まります🍀*゜
でもその人の計画を聞いて、なぎは硬直しました💦
29日の昼頃に出雲に。
出雲大社含めて周辺の観光をしてから、米子に宿泊。
出来たらこの日に水木しげるロードのライトアップが見たい。
30日に、汽車で鳥取砂丘に行って、その後米子に帰ってからなぎとスタバでお茶をしたい。
31日は、米子を出て出雲から帰路へ。
うーむ…🤔💭
人口の少なさトップの鳥取県なんですが、鳥取は横にびよーんと長いのですね😅꜆꜄꜆
出雲から米子へ来て、そこから水木しげるロードにも汽車を使う予定のようでしたが、とてもアクセスが悪くて最悪行けても帰って来れない可能性が❣️
また、お土産屋さんを楽しみにされている様子でしたが、水木しげるロードはもともとはただの商店街なので、17時くらいには店が閉まるんですね💦
ライトアップとお土産、両方楽しみたいなら、2日は必要です。
また米子から鳥取砂丘。
行けるんでしょう、鳥取駅からシャトルバスも出ています🚂
でも鳥取のダイヤの悪さを他県民はご存知ないのです……🥲︎
バスの発車が7時10分だとすると汽車が駅に到着するのは7時12分だったりするんですね💦
そして最近は利用者の減少でダイヤが減っていると聞いています。
「これはかなり無理があるかも❓」
なぎは地元の友達に相談しました😥🙇♀️💦💦
「無理でしょ」
一言で否定されます😭
「その予定なら3日じゃなくて、4日の予定を組んで、1日目、出雲宿泊、2日目、米子宿泊、3日目、鳥取宿泊して、それぞれ観光するじゃないと」
ですよね💦
地方はどこでもそうでしょうけれど鳥取は車社会です🚗³₃
ちなみになぎの実家から最寄り駅までは車で1時間なんです……最寄りじゃない😱
せっかく遠くから来てくれるnote友達に鳥取観光を楽しんで欲しい😍
なぎは地元の友達にお願いしました。
「ねえ、あなたに運転手頼める?」
思惑
ここで地元の友達の紹介をします。
「北」という20年来の付き合いの7歳年下の男友達です。

ライフパスナンバー9をもつ北は、自己犠牲の塊のような人で、全く見返りを求めずなぎの生活を支えてくれています。
なぎは解離性記憶障害という病気を抱えているし、メンタルが脆いのです🥲︎
note友達と会ってなにかあったら怖い💦
今までを振り返ると、会っている時はなんでもないように振る舞える自信はありました。
そこは北にも太鼓判を押されました。
だけどnote友達と別れた後、メンタルガタ落ちになる可能性がありました……
記憶を飛ばして俳諧、わけの分からない買い物、自傷。
最悪を想定して、なぎは保護者として同伴を求めました💦
「noteの友達がOK出すなら、俺はいいよ」
北の返事を受けて、note友達にもお願いしましたm(_ _)m
「お会いできるのは嬉しいんですが、運転手してもらっていいんでしょうか」
とても恐縮されたのですが、なぎの都合なのでかえって申し訳なかったのでした😅
でも車で行けるとなると、他にもいろいろ回れるんです❣️
「白兎神社って行ってみたいんです! あと、
そこから近いなら白兎海岸も見てみたいー」
「白兎神社の駐車場から見えますよ」
「あと、鳥取のB級グルメの、ホルモン焼きそばと、牛骨ラーメンと、イカ天そばにも興味あります!」
牛骨ラーメンはもちろん知ってますが、ホルモン焼きそばはどちらかというとと岡山県北のグルメです💦
イカ天そばってなんだ⁉️
本当の引きこもりだからその辺詳しくないので、旅行に当たってたくさん調べました。
ホルモン焼きそばは、鳥取では米子というよりどちらかと言うと鳥取市内に店が多いようです。
ちなみに、我が家は岡山津山の「ホルモンうどんのたれ」を使い自作します。

岡山資本のスーパーがあってよいホルモンも買えますので外食で食べたことがないのでした💦
イカ天そばは少し悩んだけど、もしかしてこれのことかしら❓

子供の頃から行きつけのお店でなぎは大好きなのですがこれのことなのでしょうか❓
ちなみに乗っているのはかき揚げでなくて白イカ天です🙂💕
牛骨ラーメンは、米子というより、鳥取中部、倉吉の方が美味しい店がありそう。
北が子供の頃からよく行ってる、牛骨ラーメン屋さんにしようかな❓
北とそんな話をしました。
倉吉で人気のあるお店は、なぎも何度か誘いを断れず行ったことがありますが、なぎの口には合いませんでしたし自分がが美味しくないと思うものを人に勧めるのは気が引けます😥
牛骨ラーメン屋さんを色々調べてつくして疲れたなぎはやっとあることを思い出しました。
「ラーメン好きであちこち食べ歩いてる親友に聞けばいいんだ‼️」
灯台もと暗しとはここことですよね💦
親友に早速LINEすると、打てば響くような返信がありました✨
「汽車で行くのー? 車でー? それならこの店が美味しいし、アクセスもいいよー」
あっという間に5つくらい候補を上げてくれたんです︎💕
その中に北がよく行く店があったので、そこでいいや。
どうにかお店が決まってなぎと北は安心していました。
あとこのときに知りましたが、スタバにはご当地スタンプというのがあって、note友達はそれを集めているのだとか❣️
我が家から徒歩1分でスタバがあります(*^^*)
note友達はそこでいいと言ってくれましたが、本当は米子のもう1つのお店の方が行ってみたいとのことでした☕
北とも電話で何回も話し、そちらのお店に行くことを提案しました😊
29日、note友達、出雲大社含む出雲観光。夕方米子へ。
なぎとnote友達は気兼ねなく話せる自信がありましたが、北は全く面識がありません💦
30日の長距離ドライブでいきなり会うより、29日の夜スタバで会ってお話するのは素敵なことだと思いました☺️
うちの近所のスタバは歩いても来て貰えますが、本当に行きたいスタバは車で行くのが楽だし。
そこで顔合わせをして、翌日は朝6時から動き、鳥取観光をしてもらう🚗³₃
note友達にとってハードスケジュールになるのでどうかな? と思ったのですが、その話をすると喜んでくれました😃
なぎはnote友達に鳥取を楽しんで欲しいし、北はプランさえ決まっているならドライブは好きですし、求められて応えるのが信条、みたいなところがあるので😅
決まりました❣️
それから2週間、なぎしなければならない事、それは安静だけ。
去年入院してからずっと体調が悪かったなぎは、このとき少しだけ持ち直していました。
何があっても体調維持するぞ❣️
正体
3月29日、私は午前中、北に精神科の定期通院に連れて行ってもらって、それからお買い物などしていました。
note友達から、
「今空港、これからそちらに行きます」
と、読んでいるだけでワクワクと楽しみへの興奮が伝わって来るようなLINEが届いてにっこりしてしまいました☺️
なぎと北はnote友達が米子にやってくるまで予定はなかったので、おうちでまったりしていました
15時くらいにnote友達からLINEがありました。
トラブルがあり、米子到着が1時間遅れるそう💦
可哀想になるくらい何回も謝られましたが、なぎは自宅でほうじ茶を飲みながらNetflixでドラマを見ていただか😅꜆꜄꜆
北は心配そうに眉をひそめ、
「初めての土地で、一人きりでトラブルって怖いだろうな」
とつぶやきました。
そして……
note友達との待ち合わせにどうしてかなぎたちの方が遅刻してしまいます🏫 😱💨
3月29日って金曜日だったのですが、夕方の駅前通りはむちゃくちゃ混んでいたのです‼️
普段夕方に活動することがないので迂闊でした💦
「舐めてたなー」
北がため息混じりに言いました。
「君、自分が遅刻することを嫌うけど、今どんな気分?」
「やめて‼️ そこを考えたらとてつもなく凹みそうだからシャットダウン中」
「了解」
note友達にLINEで、
「遅れます、何分に着きます」
「すみません、あと2分追加」
「……今赤信号」
鳥取のメリーさんとなったなぎ。
こんな出だしで、note友達は怖くなかったのでしょうか❓
なぎなら泣きます……🥲︎
前日までの夏日が嘘のように冷えた夕闇迫る駅のロータリーに、北の車ははやっとつきました🚗³₃
目印がないので、駅前セブンで待っていて貰ったnote友達を、私は車を飛び出して探しに行きました‼️
お互いの服装を教えあっていたので、比較的、スムーズに出会えたと思います😊
遅刻はしたけれど……😱
「なぎさーん!」
「ミイコさん!」
すでに20人ものnoterさんに会うという、生まれながらの引きこもりのなぎからしたら偉業を達成されていたミイコさんと顔を合わせた瞬間、手を取り合い自然に笑顔がこぼれます😊
文章からでも行動力のかたまりのように感じていたミイコさんは、パーッと明るい、キラキラとした黄金のオーラをまとっているような方でした✨
北がミイコさんに感じた印象を書いておくと、
「顔が小さくて等身が高い、すらっとした綺麗な人」
ミイコさんは、なぎがはじめて出版したKindle本を読んで、ダイエットを始められたのでした🥰️
なぎはというと、昨年体調を悪くして余命宣告を受けてから絶対安静の生活でせっかく痩せた体重も大幅リバウンド中💦
こんな身体で会うのも恥ずかしかったのですが、ミイコさんを目の前にしたらそんなことは気にならなくなりました🤗
ちなみにミイコさんとの待ち合わせで伝えていたなぎの外見。
「丸々としたこけしみたいなのがなぎです‼️」
聞取
昔からの知り合いのようになぎとミイコさんは話づけました✨
それは北の運転する車でスタバに移動しても止まりません❣️

なぎはお喋りが大好き♥️
一番そばにいてくれる北が無口なせいなのか、明るく笑いかけてくれるミイコさんと話すのがとても楽しくて、ヾ( 〃∇〃)ツ キャーーーッ♡
ミイコさんはあらかじめ、
「会ったら質問攻めにしてしまうかもー」
そんなふうにお話されてましたが、なぎは聞かれるより前になんでも話しちゃった😅
ミイコさんは目をキラキラさせながら、なぎの話に相槌を打ってくれました😊
いきなりくるりとと北に振り返り、唐突にミイコさんは質問をはじめられます💦
「なぎさんのお話を聞いてると、北さんはなぎさんからなにも受け取ってないことになるじゃないですか? でも、それで長く付き合っていけるとは思えないんです。北さんは、何をなぎさんから何を受け取っているのか、それがとても気になります」
ストレート‼️
確かに20年の付き合い、なぎの生活の面倒までみてくれている北はなぎから何も受け取ってません。
たまに来てなぎの手作りごはんとケーキを食べるくらい🎂🍚
ミイコさんに限らず、他の人から見てとても不思議な関係であること確かです💦
北は苦笑いをしました。
「僕は自己肯定感が低い人間で、誰かの為になるなら、それでいいのかって思うところがあるんです。この人(なぎ)と親しくなった時、この人はメンタル崩壊寸前で、たまたま仕事が暇だった僕が手助けして、そのままというか」
「それだけでこんなに長く?」
「そうですね……ひとつ言えるなら、回収したいというか」
「回収?」
「報われたいというか。これだけの時間、これだけの手間を割いて、僕はこの人を支えてきました。今、僕が手を引くと、この人はただダメになっていくだけだし、僕の時間もムダになる。それを、回収したい」
ミイコさんの問いに誠実に答えようと、考えながら北はゆっくり話しました。
「自己犠牲が美徳とも思わないんですが、この人が回復して、本当の意味で自立する、それを見なければ、僕の苦労が報われないから」
なぎが口を挟みます。
「あなたもなにかの精神疾患だと思う。私の主治医もなぎよりあなたの方が面白い研究対象と思ってそうだもん」
「まあ、ちょっと病んでるとは感じてるよ」
ミイコさんはそのやり取りを、丸く目を見開き、納得したようなしてないような顔で真剣に聞いていらっしゃいました。
北との出会いはこちらのKindle本にまとめました。
(グロテスクな表現もありますからもしも読まれるならご注意ください💦)
ラーメン屋さんを探してくれた親友の話しもしました❣️
去年生まれた親友の赤ちゃんゾッコンLOVEのなぎは、この日の為に専用アルバムを作っていたんです✨
スマホにある親友の赤ちゃんフォルダは、画像データの中でも一番重いし、見せるにはマニアックなものもあります😅
「これがじゃあ、あの彼氏との……」
「「違います」」
なぎと北のセリフが被る。
なぎの親友の物語はこちらの本にまとめてあります。
男2人、女2人のグループだったなぎたち。
いつしか親友ともう1人の男の子は付き合うようになりました。
でも、別れてしまった。
人はいつもゆれうごく。
いい方にも、よくない方にも。
親友はその彼と別れた後、彼女の人生の中でもはじめての熱い恋をして、破れました。
立ち直れないと危ぶむほど傷ついた親友でしたが、今の旦那さんと出会い結ばれ、幸せな家庭を築いています🙂💕
その旦那さんやお姑さんとも何度も交流させて頂いてますが本当にいい方たちです。
そして……
4人グループだったなぎたちは、今も友だち付き合いをしています😊
「そんな事になって、今もお付き合いがあるってすごいですよね! 人間関係なんて、長くなればなるほど、離れて行くことが多いじゃないですか。不思議だなぁ」
ミイコさんは感嘆するように言われました。
時計を見ると21時を過ぎていたので、この日は解散をしました。
次の日は6時米子出発なのです🚗💨<ウッヒョオオオアアア!!!
出雲観光をされたミイコさんの疲れが心配です💦
ミイコさんをホテルへ送っていこうとした北が、スタバの駐車場の出口を間違えてドライブスルーに吸い込まれていったのは、ここだけの話にしましょうね🤣
遅刻
この旅でミイコさんからお願いされたことがあっりました。
「なぎさんの焼いたベーグル食べたい」
最近は手作りの物を嫌う人が多いので、なぎが手料理を振る舞うのは4人グループの仲間だけです。
ベーグルはパンの中でも手間のかからないものだし、私は気軽にOKしました😊
29日の夕方に焼けばいいかな?
だけれどそれを北に話すと、
「パンは焼きたてじゃなきゃ意味がない」
と断言されました💦
なぎも北も売ってるベーグルが美味しくなくてどうしても納得いかずに手作りをはじめてその美味しさを知りました︎💕
試作まで作り、時間を計ります。
朝、3時に起きれば出来上がり🍳👍💓
「ミイコさんにサプライズか」
「もちろん」
こんな事を話せば、恐縮されて止められるでしょう😅
だけど!
なぎが焼きたいの! 美味しいのがいいの! なぎがやりたいの!
子供のように駄々をこねるなぎを見て、
「いや、止めやしないよ」
呆れて北は笑います。
ミイコさんと別れた後、すぐに寝て2時半に起き(これは予測不能な弟の仕事トラブルもあったので)、朝から優雅にパンを作り出しました🎶
こねOK!
ベンチタイムOK!
成形して発酵OK!
発酵している間シャワーを浴びていてなぎはあることに気が付きました🚿
3月末、数日前に夏日になったことが嘘のように寒いので発酵オーブン機能を使っていました。
余熱の時間、計算に入ってないー‼️
北も起き出してすでに着替えてコーヒーを飲んでいました。
「約束の時間に間に合わないかも」
「え?」
「15分くらい、遅れる可能性が出た」
「まあ、鳥取砂丘に行くには時間的な余裕は十分あるし、朝は少し遅れても……2日続けてこちらが遅刻になるけど」
「やめてー‼️」
余熱が終わり、茹でたベーグルをオーブンに突っ込んだのが5時40分くらい。
北を玄関前にスタンバイさせ、なぎはカウントダウンはじめます。
「あと3分で焼き上がります! 」
「うーい」
「あと1分50秒後ー!」
「どこのパン屋だ」
笑いながら北はなぎの荷物を持ち、靴を履きました。
焼き上がりのベーグルを雑に包み、保温出来るバッグにいれて、なぎはミイコさんにLINEをしたのです……
「すみません、15分くらい遅れます……」
奇跡
なぎは待ち合わせで遅刻するのが死ぬほど嫌いなんです🥺
待つことは平気なんですけれど💦
自分が待たせるのがどうしてもダメで、常に15分前行動の人間なんです。
それが2日続けて遅刻なんて、どうしてだろう。
こんな機会は滅多にないのに、なんでうまくいかないんだろう。
悔やんでいるなぎの腕の中のベーグルはホカホカで、それは私を慰めてくれるように、微かによい匂いを放っていました。
ホテルの前でミイコさんと無事合流し、その明るい笑顔に心からホッとしました🥺
「時間は余裕あるのでどこか停めて朝ごはんにしましょうか」
北の言葉を合図に、なぎはミイコさんにベーグルの入ったバッグを渡しました。
「えー! ベーグルですか? ……あれ? 温かい……。もしかして焼きたて? それで遅れたんですか!?」
ミイコさんは一瞬だけびっくりされて、でもとても喜んでくださったんです❣️
近くのコンビニに入り飲み物を買って、それを駐車場代にして、そこでベーグルとコーヒーの簡単な朝ごはん。
鳥取県民はこちらなんです❣️

「これこれー!」
ミイコさんが嬉しそうに、まだ温かいベーグルを食べてくれました
北に焼いてあげるのも久しぶりで、美味しそうに黙々と食べています😊
「雨がやまないな」
北がフロントガラスをたたく雨粒を見ながらつぶやきました。
予定では晴れの予報だったのですが、深夜から雨が降っていました。
「これから天気よくなる予報だから、鳥取砂丘に着く頃にはやんでるじゃない?」
「可能性は高いな、空は明るいし」
見上げた空の雲が薄いのです。
気象ニュースを見ると、徐々に晴れる予報でした。
お腹を満たした私達は、鳥取砂丘に向かいました🚗³₃
道中も楽しいお喋りで、時間はあっという間です😊
予定通り8時に鳥取砂丘につきました。
予定通りでなかったのは、なぎたちの遅刻と😅
そして天気でした……
鳥取市に入っても雨は止みませんでした☔
自動車道を降り砂丘へ続く細い道に入っても、やむ気配がないのです🥺
朝早いこともあり駐車場に車はまばらで、冷たい雨と相まって淋しい印象です🥲︎
「少しだけ雨弱くなってる」
北が窓から手を出して確認しました。
「そうですよね! 馬の背登れなくて、少しでも見れたら……」
北とミイコさんの会話を皮切りに、車の中で様子を伺っていた3人は外に出ました。
その瞬間、激しく肩を叩く冷たい塊が降ってきたんです‼️
「え!?」
「雪?」
「あられだー!!」
3月30日のことです。
数年ぶりでした、こんなこと‼️
20年前の4月に雪が降って汽車が止まったことがあるのだけど、多分それ以来の春の雪でした。
なぎと北は呆然としました……
ミイコさんは、鳥取砂丘に来ること、馬の背を登れることをとても楽しみにしていらしたのです💦
天気予報も毎日チェックし、晴天は望めないかもししれませんが、雨、ましてやあられが降るなんて予想外です🥲︎
だけれどミイコさんは大はしゃぎで手を伸ばし、あられをすくってなぎに見せてこれました❣️
「見て見て! すごい! こんなに大きい!」
すごい人だな……
noteで記事を読ませていただいたりコメントのやり取りをした2年間。
前日にお会いしてからの印象。
ミイコさんはとてもパワフルで、そしていつも前向きであろうと頑張っていらっしゃるのは感じていたけれど、本当にどんな逆境でも挫けられないんだ。
胸に胸に迫るものがありました。
キラキラとしたあられとミイコさんの姿は、まるでひとつの絵のようでありました゚+.゚(´▽`人)゚+.゚
「あられもやんだし、雲もうすくなりました。馬の背、見に行けるかも」
北が空を見上げ、言います。
「行きましょう!」
一応傘を持って、あと、砂がついた足を洗う時に使うために持ってきたタオルを頭に巻いて、なぎたちは曇天の砂丘に入り込みました。

雨は弱くなったけど風がとても強くて痛いくらい。
折れそうになる傘を閉じて歩き出しました。
「雨が降っていてよかったかもしれない。晴れていたら砂が滑って歩きにくいんですよ」
「そうなんですね! なんかツイてる!」
北とミイコさんの会話を聞きながら、なぎは無言でした。
冷たい空気が肺を刺します。
ゆっくり歩こう。
無理をしたら発作が起きる。
ゆっくり、息を吸い、吐く。
ことさらに、足取りもゆっくりと。

馬の背の中間まで来た時、なぎは持病の発作を起きるのを予感しました。
「ごめん」
前を歩く2人に、強風に負けないよう、できるだけ大きく声をかけます。
「ごめん! なぎはもうここで無理だ! 登って! 馬の背登って、上から見える風景の写真を撮って見せて!」
声を出すのもキツかったのですが、頑張って言い切りました。
北とミイコさんは、
「わかったー! そこで待っていて! 見てくるね!」
そう言って、馬の背の頂上を目指していきます。
若干の淋しさを感じましたが、鳥取の旅は始まったばかり。
今ここで、倒れる訳にはいかないのです🥲︎
実ははミイコさんにお会いする数日前、発作で救急外来を受診したばかり🏥
北は、「諦める」という決断をしたなぎを目で頷いて、褒めてくれるようでした。

直接冷たい風を吸い込まないように、馬の背に背中を向けて、歩いてきた砂地を見ていました。
ずっと貸切だった砂丘に、ご夫婦らしいお2人が、寄り添って歩いてこられれます。
ゆっくり、ゆっくり、歩を進められます。
なぎを追い越して行かれる時、年配のご夫婦なのだとわかりました🚶♀️🚶♀️
急がず、でもしっかりと、微笑みあいながら、馬の背のてっぺんを目指していかれます。
そのお2人が目の前を通ったあと、私の胸から聞こえていた異音は、やんだのです。
え⁉️
ここまで発作の前兆があって、救急外来での処置もないなに回復したことは今までありません。
だけど、空気は優しくなぎの肺を満たし、スムーズに排気されていきます。
なぎは再び、ゆっくりゆっくり、亀のように、カタツムリのように足を前に進め始めました。
ぽてぽてと。子供の足より遅く。
そして馬の背を登りきったのです❣️
「来ちゃった」
日本海を見ていた2人に声をかけます。
「えー!! なぎさん、すごい!」
ミイコさんが嬉しそうに駆け寄ってくれました。
「大丈夫なのか」
喜んでくださるミイコさんと、鋭く私の状態を確認する北に、微笑みます。
「なんだか、楽になっちゃった。ゆっくりなら登れたの」
「すごいよ! なぎさん、これって砂丘パワー!?」
ミイコさんとハイタッチして喜びを噛み締めました。

馬の背から見下ろす日本海は荒れています。
だけれど一部空が明るく、青空が見える場所もあります🌅
先程まで冷たくて痛いあられが降っていたのに‼️
「すごい! 奇跡!? 」
「いやあ……ほんとになんだこれ」
普段、「奇跡」なんてものは信じてない北も、戸惑ったように空を仰ぎました。
なぎたちは来た道を降り、先程までてっぺんにいた馬の背を振り返ります。

そこには薄いベールのような雲はかかっているのですが確かに青空と、先ほどなぎを追い抜いていたご夫婦のシルエットが、絵画のように美しく、あったのでした。
占いやホラー小説は大好きですが、「奇跡」は体験したことはありません。
でも目の前の景色は、言葉通り「奇跡」のようにしか思えなかったんです✨
この天気は駐車場に戻り、お土産屋さんに着いた頃にはまた荒天に戻ってしまいました💦
傘をさし、その傘が折れるくらいの強い風の中、砂丘を目指す人たちを見ながら、あれはなんだったんだろう不思議な気持ちになりました。
「神さま」
ミイコさんは小さく呟かれました。
「あの二人は、神さまだったのかも……」
旅路
鳥取砂丘から白兎神社へ向います🚗³₃
天気は崩れたままです☔
だけど白兎神社はそんなに大きくないし、小雨なら傘なしでも大丈夫でしょう。
白兎神社についたとき、やはり小雨が降っていました。
人もとても多て、傘をさしていない人もいたので、なぎたちはさっとお参りするつもりで、神社へ続く階段を登りました。


お参りをすまして社務所へ。
ここのお守りはうさぎモチーフのものが多く可愛いのです🐰
ミイコさんは熱心に選んでいらっしゃいます😊
北はお守りに興味がありません。
なぎとミイコさんがお守りを見ているあいだ、北は反対方向を向いていたんです😡
退屈なのは分かるけど、もう少し……と北を睨みかけたとき、北が壁に貼ってある新聞記事を読んでいたと気がつきました。

2年前の新聞記事であったけど、それを見た私とミイコさんの興奮は、再び頂点に達してしまいます❣️
「なにこれ! 日々人だ!」
「え? ほんとに? え?フェイクじゃなくて」
日本のベンチャー企業が月着陸船打ち上げるなんて、そんな事が起こっていたの!?
宇宙兄弟の世界だ!
少女漫画しか読まなかったなぎに北が勧めてくれて読んで、今は大好きな漫画。
ミイコさんも宇宙兄弟がとても好きで、あの素晴らしい世界を全ての子供達に届けたいと、本の寄贈の為ずっと努力されてきたことはもちろん知っていました。
夢を語ることが恥ずかしいと思っていた私を、ガツンと殴ってくれた作品でした。
今のあなたにとって……
1番金ピカなことは何?

なぎは夢を追うどころか、人間としての尊厳をなくしていた頃にこの言葉を読んでしまいました。
傷ついた。
私には、何もない。どこにも、ない。
金ピカのものなんて。
それでもなぎは宇宙兄弟を読み終え、言い表せない情動を胸の奥に感じたのでした。
なぎは何がしたい?
なぎの中の、金ピカのものはなんだ?
……なぎはは本が好き。
……なぎは文章を書くのが好き。
……なぎは物語の世界で、生きていたい。
今は言葉に出来ないほど
怖くて明日が見えないけど
一人で震える君のことを
信じてる
隣には僕がいるから
暗闇で沈んで、全てを失ってもおかしくなかった絶望の頃。
なぎに差し伸べられた、北の、手。
そして、言葉にすることも出来ないと思い込んでいた、なぎの夢。
どんな形であれなぎは、文章を、物語を、書き続けたい。
あのどん底を抜け出して、noteでひっそりと文章を書き続け、そして、今、noteの向こう側にいたミイコさんと一緒に、夢の架け橋にたどり着いた人達に出会えた。
……「奇跡」は、足音を立てずに、忍び寄るんだ。
ミイコさんが、北の申し出を断って、汽車で鳥取砂丘にこられていたら、白兎神社には寄れなかったのです。
もちろん、この新聞の切り抜きを見ることはなかったでしょう。
「嬉しい! ここに来れて日々人に会えて、本当に嬉しい!」
ミイコさんは感極まって泣きそうになられながらそうおっしゃいました。
なぎもつられて泣きそうです😢
感動と歓喜が混ざってぐちゃぐちゃになったなぎたちはそのまま倉吉方面へ。
ちょうどよく、お昼時につきます。
ミイコさんが食べたいと仰った牛骨ラーメン。
ここにも前日、ちょっとだけなぎと北の計画の狂いが生じていたんです💦
「牛骨ラーメンって、やっぱりこってりしたかんじなんですか?」
そう尋ねられたミイコさんに、北は、
「どちらかと言うと、あっさり目な」
「あっさり……」
もう、ミイコさんのワクワクが、しょぼんと沈んで行くのが見えるようでした😅
色々な鳥取グルメ情報を見られていたミイコさん。
期待が外れちゃった💦
でも牛骨ラーメンはこってりもあるのです❣️
北の行きつけがあっさり目というだけ。
ここは予定を変更して、親友がオススメしてくれたお店にいくことに。
ただ、むちゃくちゃ混むらしいんです。
だから避けたんですが、この時間なら開店同時に入れます🙂💕
「京都ラーメン」というのぼりのせいで、牛骨ラーメン出していると知りませんでした。
開店5分前に到着。
車の中で待って、開店と同時に入店。
にぎやかにメニューを見ながら、3人ともお店イチオシの、牛骨ラーメンの牛すじトッピングを選びました🍜

牛骨ラーメン発祥の地のなぎですから何度も食べてきたけれど、今まで食べた牛骨ラーメンの中で、1番美味しかった❣️
豚骨のような癖もなく、でも濃厚なスープに、びっしりと牛脂が浮かんで蓋の役目をするから、かなりかき混ぜないと湯気も出ないんです 。
保温されているんですね‼️
なぎはチャーシューが苦手なんですが、ここのチャーシューは美味しくいただけました😊(牛すじトッピングなのにチャーシューも入ってました)。
牛すじもたっぷり、私の好きなアキレス腱多めで、トロトロしてするすると口の中に入っていきます。
「美味しかったー」
お店を出て3人ともは満足の伸びをしました(*^^*)
なぎたちが入店してからあっと言う間に席は埋まり、待っている人もいたので、タイミングよく美味しいラーメンが食べられてよかったです☺️
妖怪
最初のミイコさんの予定では、この後水木しげるロードに行くで旅は終わる予定でした。
しかし、ルート検索して、そこまで時間がかからないなとわかったので、なぎはミイコさんをある神社にお連れしたいと思いました。
それは、島根の端にある、美保神社。
なぎの住まいから車で30分ほどの場所にあり1番好きな神社なのです⛩️
出雲大社と両参りすることで、よいご縁にも恵まれる……✨
人とのご縁を何より大切にされるミイコさんには、なおさらオススメしたい場所だったんです❣️
相変わらず雨は降り止まないのですが……
お昼になったら天気になる予報はどうしたんでしょう⁉️
お喋りしながらもイライラと空を見上げましたが、そんなことで雨がやむはずもなかったのです
松江水道を渡り、島根県に入ります。
雨が強まるのでした😱
またタオル頭巾で参拝かですか……
そんな事を思いながら、海岸線を走る北の車の中で揺れていました🚗³₃
そして、美保神社がもうすぐというとき雨がやみました。
「やんだね……」
唖然とするなぎに北も呆然とした声で言いました。
「やんだというより、降ってなかったんだ。道路乾いてる」
「えー!? なんで、すごいー!」
ミイコさんは素直に喜ばれました。
各々の思い共に、美保神社に到着。

小さな港町にある神社は、表は海、裏は山で、常に清涼な風が吹いている、そんな場所なんです❣️

「すごい、本当に空気が違う気がする」
ミイコさんは真剣な目で拝殿を拝まれます。
美保神社の御祭神は、
事代主神(ことしろぬしのかみ)
( 恵比寿様。大国主神の子供)
三穂津姫命(みほつひめのみこと)
(大国主神の妻)
なのです✨
どちらも、五穀豊穣、商売繁盛などご利益があるが、音楽の守護神でもあります。
私は楽器や歌を歌うことはないのですが、詩を書くので他の神社より贔屓にしてしまんですね😊
よい空気を吸い、浄化されたような気持ちで、なぎとミイコさんはお守りを見に行きました。
なぎにとっては地元なのでお守りは買うことがないのですが、ここで販売されているチャームのついたおみくじが好きなのです✨
ミイコさんも興味があるとおっしゃるので2人で引きました。
ミイコさんの引いたクジには、カエルのチャームが‼️
ミイコさんと言えばカエルですよね✨
「すごーい!!」
今日何度目だのすごーいが出ました❣️
語彙力がなくなるほど思いもしなかったことが立て続けに起こります゚+.゚(´▽`人)゚+.゚
ちなみになぎは亀でした🐢

あ、昨日彩流さんに「なぎの家には金色のものはない」なんてお話しましたがちゃんとありましたね😅
金色の亀を手にして、鳥取砂丘で亀のように、ゆっくり、ゆっくり、馬の背を登ったことを思い出します。
亀のようにゆっくり、だけれど確実に、前に進めばいいじゃないですか🐢
おみくじも大吉。

神聖な気分で美保神社を出て、ようやく水木しげるロードへ向かいました🚗³₃
日曜日の水木しげるロードは混んでいるでしょうね💦
駐車場空いてるかな?
北と北が水木しげるロードに来るのは、だいたい平日の午前中だから、駐車場に困ったことはないのだけど……
そう思いつつ境港についたのでしたが、ここで北が駐車場の場所を間違えるという失敗を😅
「1本筋を間違えた」
「あるあるだね」
細い路地に入り込んでしまいました。
後続車がいないので延々とバックして道に復帰し、目的の駐車場にたどり着いた途端。
「雪だ……」
「吹雪いてるね……」
美保神社の天気、どこに行ったんですか⁉️
空は暗く、雪は激しい風に煽られて、散り散りに遠くへ飛ばされていきます❄❄
そんな天気でも果敢に傘をさして水木しげるロードに向こう人もいたのだけど、さすがになぎたちは車でこれからどうするか話し合います。
朝から何度も濡れていて、なぎの身体もですが長距離を移動してこられたミイコさんの体調も不安です😥
「でも、これってラッキーでしたよね!」
突然、ミイコさんはこう言われました。
「北さんが間違わず駐車場につけていたら、私達、この天気の中外に出ていたといことでしょう? すごい吹雪で凍っちゃいましたよ! そう考えると、朝、お2人が遅れて来てくださったおかげで鳥取砂丘の馬の背も雨がやんでるタイミングで行けたじゃないんだしょうか!? あれより早くても遅くても、雨か雪が降っていて馬の背登れませんでしたから!」
これが本当の陽キャパワーだ!
まぶしい✨✨✨
なぎとと北は、心の底から陰キャ(今こんな言い方するのかな)なので、あまりの神々しさに目を細めてしまいます❣️
どんな状況でも受け取り方で何もかもが素敵なギフトに変わるミイコさんの思考❣️
アンラッキーが一瞬で「最大ハッピー」にひっくり返るんです‼️
そんな話をしているうちに雪はやみました。
なんなでしょうね💦

前からある店、新しい店。
北と2人なら寄らないお土産屋さんを周り、物珍しさでワクワクしました«٩(*´ ꒳ `*)۶»ワクワク
地元民あるあるですけれど意外と地元の観光地の銘菓って見て回りません。
ミイコさんが水木しげるロードに来たかったのはお土産屋さん巡りがです。
お目当てが手に入ったようでよかった。
水木しげるロードを歩いているとき、、少しばかり雪が降りましたが、商店街の屋根の下にいて影響はなく駐車場に戻る頃にはその雪はまたやんだんです😅
妖怪に化かされている気分でした。
希望
まだ16時前であったのですけれど、北はミイコさんをホテルに送ると言いました。
前日から出雲観光、早朝からの移動、荒天での鳥取砂丘という1日が女性の体に過酷ではないかととても心配していたのだそうです🥺
それは杞憂だったと、あとでミイコさんにお聞きしました。
なぎたちと別れたあとも1人米子を楽しまれたようでよかったです😊
ホテルまでの道筋、名残を惜しむようになぎとミイコさんは色々な事を話しまさた。
これからもnoteで交流はあるだろう。
でも、もうリアルには会えないかもしれない……
ありあまるようにあったと錯覚していた時間は、砂時計の最後の1粒のように、落ちていきました。
ホテルの前で私達は別れました。
ミイコさんはずっと手をふっていらした。
なぎも見えなくなるまで、手をふります。
さようなら。
元気でいてね。
また、noteで会おうね。
色んな気持ちを、手のひらに乗せて。
北と二人で自宅に帰り、お茶を挿れミイコさんのくれたお土産を北と食べました。
甘くて美味しいのに、少しだけしょっぱい……
北は熱いお茶を啜りながら言います。
「すごい人だったな」
「うん」
「俺たちとは人種が違った……コロナの自粛で落ち込むなんて、考えられない」
そこなの⁉️
車の中で、ミイコさんが
「コロナの自粛中、お2人はどうでした? 私、結構落ち込んでしまって……」
そんなお話をされたのです。
「僕達、元から引きこもりなので、何の影響も……」
「クラスタとかなんで横文字なんだ? って怒っていたかも」
「ロックダウンとかな」
「そこなんですか!?」
そんなふうに思い出しながら話す北は、この2日間のミイコさんとの交流をすでに懐かしみ、柔らかい思い出として胸に刻んでいるようでした。
「元気もらったな」
「うん」
「それなら君はもっと体調気を付けて、それを無駄にしないようにしろよ」
日が暮れる頃、北も帰っていきました。
一人になって、ぽつぽつと日記を書きます。
ミイコさんのやり取り、会話、感情の動きをなるべく取りこぼさないように書き残しました。
そして、ミイコさんの記事で知っていた、このメンバーシップに入ることを、その夜に決めたのでした。
北に守ってもらわなくは生きていけない弱い存在のなぎ。
誰かを助けようとするなんて、おこがましい。
寄付なんて偽善者のすること。
寄付金がどう使われているかなんて、本当はわからない。
……言い訳は、飽きました。
メンバーシップ「かつおクラブ」には色々なプランがあるけれど、継続しやすいのは、100円円の「にんじんプラン」でしょう。
そんな額、本当に意味があるのでしょうか?
自販機で、ジュースも買えない。
そんなふうに、「出来ない」事を数えていマシた。
だけど、リアルミイコさんにお会いしてなぎの心の奥に何かが芽生えました。
すぐには大きく変わることはないのでしょう。
だけれど最初の1歩を踏み出さなければ、始まらない。
なぎの100円が、みんなの100円になり、積もり積もって、100万円に。
ただの100円じゃない。
幸せな100円に。
ミイコさんに会うことを躊躇したなぎが実際に会ってからはずっと楽しく笑っていたように、変化は、悪いことじゃないはず✨
ゆっくり、ゆっくり。
亀のように。
最初の1歩を、踏み出そう。
✨.゚・*..☆.。.:*✨.☆.。.:.+*:゚+。✨.゚・*..☆.。.:*✨✨.゚・*
この応援歌はミイコさんが鳥取から帰られた2025年3月31日に書きました。
そしてこの17000文字を超える日記も当時のものです。
あの頃はまだ「かつおクラブ」のnoteを全て読んでいなかったので、雅樹さんが大切にされていたうさぎの「かつおくん」のことは知りませんでした。
ミイコさんが白兎神社に行きたいと仰った意味を、なぎはかなり後になって知ることになりました。
キャベツを分け合って食べるくらい困窮していた暮らしの中。
「かつおくん」がどれほど雅樹さんの心の支えになっていたか想像しかできません。
愛したポメラニアン、「北斗」がいました。
でも、なぎは飢えることを経験したことがないのです。
恵まれてます。
雅樹さんのメンバーシップ、「かつおクラブ」は、幸福と平和を求めて立ち上がった、noteの世界が産み出した奇跡の宝物のような存在だとなぎは思っています。
でも、この日記を書いた当時はまだ、「ミイコさんの夢を応援されているメンバーシップ」という認識しかありませんでした。
だけれど雅樹さんのnoteを読むにつれその希少な輝きを持つお人柄に、なぎは深く感動を致しました。
5月13日。
ミイコさんから、
「宇宙兄弟全国寄贈プロジェクトをより推し進めたいから、スローガンを作ることを手伝ってくれないかな❓」
そんなお願いがありました。
「なぎさんのスローガンとしまいくさんのイラストで、「宇宙兄弟全国寄贈プロジェクト」だけじゃなくて「かつおクラブ」の素晴らしさをもっとたくさんの人に伝えて欲しいんだ」
スマホ越しにさえ感じる、キラキラ輝いた瞳で話されているんだなと分かる、ワクワクしてウキウキしたミイコさん。

なぎにできることは「書くこと」だけ。
ミイコさんの語る夢と、雅樹さんのnoteを読んだ気持ちをそのまま言葉にしたのが、
「ひとりの100歩より、みんなの1歩」
でした。
それは本当に思いつきのように口から出た言葉で、この言葉がスローガンに使われることなんて夢にも思っていませんでした。
しまいくさんとミイコさんと3人でたくさんアイディアを出し合って出来上がったこのスローガン画像を見たとき、なぎの夢のひとつは叶ってしまいました。
「書くことで誰かと一緒に夢をみたい」
……いじめられて同級生の友達は今もおらず、ずっと年上かかなり年下の友人としか付き合えないなぎ。
もちろん、年上だから年下だからと言って垣根は作っていませんし、相手からもそれは感じないのですけれど……
「同じ目の高さで夢を語り合える友達が欲しい」
なぎはそう思っていたんです。自分でも気が付かなくても……
ミイコさん、しまいくさんとは、
「宇宙兄弟全国寄贈プロジェクト」
「かつおクラブ」
このふたつの夢を同じ熱さで語られました。
こんな経験はこれまでになかったのです。
noteは優しい街です。
なぎもこの街角で小さな喫茶店をやってます。
優しい常連客の方と幸せで笑顔がたえない日々。
いつも深い洞察力となぜか素敵なユーモアでなぎのことを包んでくれる龍神さん。
「なぎちゃん」、そんな風に呼ばれたことのなかった、嬉しい呼び方をしてくださるLemonさん。
なぎの体調のことをいつも誰よりも心配してくださるエースさん。
なぎの夢の応援をしてくださる、心優しい観月さん。
全員の方の紹介はできないのですが……
もっともっと大勢の方に支えられてなぎはここにいます。
「優しさには優しさを」
なぎは与えられた優しさをみんなに返したい。
どうしたらいいのか?
「子供が親から受けた恩はとても大きくて返せるものではない。だから、子供へ繋いでいくんだよ」
なぎと同い年のマンガ、「エースをねらえ!」にそんなセリフがあるのです。
なぎは子供を授かることはできませんでした。
だから……
未来の子供たちに、この優しさを還したい
そう願っています。
誰もが健全で清潔な環境で暮らせるように。
いじめや虐待を受ける子供たちがいない世界を。
……「かつおクラブ」になぎはそんな大きな夢を託してしまいました……
書くことが好きで、noteを大好きなミイコさん。
ミイコさんの情熱が「かつおクラブ」だけではなく、noteの未来を明るく素晴らしいものに変えてくれると思っています。
平和を願う心が、この夢を見つけたのだから°・*:.。.☆✨
なぎの中にあった大きな枷を断ち切るきっかけを作ってくださったミイコさん、本当にありがとうございました。
もしもまたお会いすることができるなら、その時はもっと元気で、もっと自分に自信のある、新しい「なぎ」で会いましょう!

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