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バイクに教えてもらった3つのこと【原付二種】【おすすめ】【スクーター】


①ガムテと針金でなんとかなる


学生のころ普通二輪免許をとってはじめてのバイクがオフロード車でした。

ホンダのCRM250RR。
軽くてとにかく速い。まるでターボ車な加速感。


このバイクで東北、北海道と1周ぐるっとツーリング。

旅先で万一のトラブルがあったら…いちばん怖かったのはパンク。これは幸いマメにタイヤに空気を入れてたしなんせオフロードのブロックタイヤだったからかパンクゼロ。


このとき車載工具とともにガムテと針金をバイクに積んでました。

これはたぶん「自分でできるはじめてのメンテナンス」みたいな本に書いてたことを鵜呑みにしたんだとおもう。

万一バイクを倒してクラッチレバーやウインカーを折っても、ガムテと針金があれば応急処置はできる。こちらも幸いトラブルゼロでしたけどね。


このガムテと針金。
いまでも日常でも応用できて、ちょっとしたことは自分で直せてます。

先日も10年以上大切に使っている傘の親骨と受け骨をつなぐハトメが壊れました。

傘用のハトメひとつ買うってなかなか大変だなって思ってたところ、針金グルグル巻きで直っちゃった。

傘の内側だから針金も目立ちません。
これでいいじゃん。


ガムテについてはエアコンのダクトの割れ対策や結合するときダクトテープをグルグル巻きにすればなんとかなる。

ガムテと針金があればとっさのトラブルもなんとか済ますってスキル。バイクを乗るようになって身につけることができました。

ガムテはダクトテープが最強。
あらゆる補強に対応。水にも強い。
その最強伝説はイボにもなおるなんて噂にも。



②見た目じゃない


バイクはカッコ良さで乗るもの。

って僕はずっと思ってました。

もちろん通勤通学で絶対必要って場合もある。
でも可能なら電車バス自動車のほうが圧倒的に便利で快適。濡れないし寒くないし暑くないしエンジンやマフラーが熱くないし。


でもやっぱりバイクに乗りたい。

って流れになるとどうしても見た目重視。

僕もこれまでSR400カフェ仕様などなど見た目重視でバイクを選んできました。

DIYであれこれパーツ交換できるのも楽し



が!

直近になって運命の出逢いがあって。

バイク歴20年で最高にすばらしい一台がなんと原付二種スクーターでした。

パッと目は平々凡々。
ずんぐりむっくりちゃん。
80年代からかわらぬ往年のスタイル。


かぎりなくゆったりのんびり乗れる1台


だが。だがですよ。
この子がほんと最高なんですよ。

高身長のひとでも伸び伸びの足もと。これほんと大事なんです。バイクって基本バイクにまたがってバイクにしがみつく感じで乗るでしょ。足元窮屈で仕方がない。150ccのロードバイクに乗ってた時なんてほんとエコノミー症候群一歩手前でしたよ。

そのほか良いところを言ったらキリがない。燃費良し。走りはまずまず。サスもなかなか良し。積載量最高に良い。コスパも最高。タンデムも最高。

はっきりいって趣味性<<<実用性重視のバイク。だからどのパーツも汎用品ばかり。その汎用品のバランスが絶妙に良すぎる。トータルでこれほどバランスの良いバイクっていままで乗ったことがない。メーカーさんビルドはすごいです。

積載性からいったってバイクでコストコいってほぼ不自由しないんですよ?あのでかいカークランドのトイレットペーパー買ってあれこれ買ってイートインのピザをホールで買っても積めるんですよ?最高ですよ。

ただし難点として煽られやすい。とくに車に。スクーターってちょこまか鬱陶しくみえる。マナー悪い輩も多い。わかりますよ。でももうすこし優しくしてほしい。


バイクは見た目は大事。
でも見た目だけじゃない。

じぶんにあった一台ってきっとあるはず。

サーキットでギリギリ攻めたい方はスーパースポーツ。のんびり旅したい方はツアラー。道なき道を満喫したいアウトドア派な方はオフ車と。


見た目で判断しない。これ、日常でもいろんな局面で役立ってます。

先入観をいったん置いといて自分で見て知って判断する。

とても大事なことです。

原ニ大好きnoteのつづきはこちら。


③迷ったら引き返す


中免とって2週間後にはじめてのツーリング。

千葉から無計画に北海道をめざして延々と下道走って1日目渡瀬川。

2日目は日光に。

なにやってるんでしょうね。ツーリングマップル片手に当時はスマホもなくただただ走るのが楽しくて北上してました。

そしてツーリング2日目、日光にて時刻は17:30。雨。濃霧。気温20度以下。青看板にこの先は「金精峠」という表示。峠を抜けるまで40キロ以上。目の前の道は薄暗い。まだ9月なのに日光寒い。モンベルのカッパ上下を着てましたがあきらかに装備が脆弱。足元もナイキのワッフルシューズが濡れて冷たい。ガソリンもあと数リットル。視界もわるい。


一瞬このまま走っちゃおうかなと思い数キロ先まで走ったんですが…だんだん暗くなってきてバイクのライトは暗くて、バイク免許取りたて初心者には怖すぎるシチュエーション。

結局、引き返して湯本の旅館に一泊しました。

当時はキャンプツーリングのつもりだったのに早二日目で旅館に一泊。情けなくってクヨクヨしました。旅館の居室のテレビで月9のドラマが流れてました。


が、いまとなっては引き返してよし!

・おかしいと思ったら引き返せ
・道に迷ったら沢を下るな
・地図とコンパスを持参せよ
・今やるべきことは今やる

これ、山の鉄則です。


もしあのとき金精峠であのまま闇雲に走り続けてたら。途中で事故ったりしてたら。真っ暗な峠でガス欠になったりしたら。

あのときビビってガクブルで引き返した当時の僕を褒めて褒めて褒めちぎりたい。お前の判断は正しかった!って。つぎはちゃんと長靴履こうな!レインカバー履いても濡れるぞ!って。



おわりに


「どんな髭剃りにも哲学がある」

昔よんだ村上春樹作品の一節。


もちろん髭剃りだけでなく。

バイクとの時間から。
あるいは自分の好きなものから。

人はたくさんのことを学べますね。




おまけ。

ひとって過去のコストは重視するくせに未来のコストを軽視する。

「変だな?」って気づいていても、「せっかくここまで来たんだから…」を優先して先に先にと進んでしまう。そしてこの道でもうまくいくんじゃないかって無駄に楽観視しがち。

さらに人は決断を先延ばしする傾向がある。即決断するって大変。だからずるずると先延ばししてしまう。

これって登山の初心者のみならずベテランでもやってしまいがちなミス。そして気づけば遭難している。。

このような人の不合理的な選択をとってしまうケースがイヤっていうほど目の当たりにする一冊。

人生をサバイブするために必読書。


『道迷い遭難』を読み終えて、こちらを読み始めました。

かなりの重傷を負っての救出劇があったり。またはかなり慎重なベテランがほんのちょっとの不注意で遭難したり。

迷ったら引き返す。迷ったら沢にいかない。

基本中の基本を知っていても人はなかなか守れない。人ってかなり不合理。ってだけでも知っとくといいです。

この辺のテーマはこちらも参考になります。


バイクと旅と息子と禅と哲学と。
バイクが発端ですべては一本につながっている。
冒頭の油と汗が染み付いた革手袋が妙にいい味を出してます。


原付二種はいいぞ。ヒラヒラと。
肩の力をぬいて走り出せば人馬一体の楽しさが。

こちらの作品は若き日のチェゲバラのバイク旅行記。

バイクの旅はとにかく予定なし金なしの無鉄砲さが似合う。若さゆえの旅のなかで将来を決めるような出来事にも遭遇したり。

バイクって危ないし乗らなくていいものなんだけど、バイクでしか味わえない何かがあるんですよね。


スマホを捨てよ、バイクに乗ろう。
遠くをみて目を休める。
空を見上げてバイオレットライトを浴びる。
みなさんも目に優しい習慣を。


ときどき愛車のメンテナンス。

ただ乗るだけでなく愛車と向き合う時間もあな楽し。


風の歌を聴け。

って。バイクはポエムな乗り物じゃなくガチで向かい風に打ちのめされるような乗り物です。
でも好き。



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ryosukewexer うちの子ノエルにちゅ〜るをあげます。

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