氷河期世代は手遅れ?100社以上落ちた40代が上場プライム企業でA+評価を取った話
お疲れ様です、ぽんずです。
正直に言います。ワイは2年前、本気で「もう手遅れだ」と思っていました。
高卒、転職6回、40代半ば。氷河期世代のど真ん中です。転職活動では100社以上に応募して、書類で落とされ続けました。面接に進めたのは、たった5社です。
でも今、上場プライム企業でAI推進担当をやっています。昨日の評価面談では、6段階評価の上から2番目、A+をもらいました。
あの頃「手遅れだ」と検索していた自分に、届け、と思いながら書いています。
パワハラ同僚が昇進した夜にエージェントに登録した
前職で、パワハラをしていた同僚が昇進しました。ワイは見送りです。
周りから見ても明らかなパワハラだったのに、その人が上に行く。正当に評価されない会社で、これ以上頑張る理由がなくなりました。
その日の夜、リクルートエージェントとビズリーチに登録しました。
高卒、転職6回、40代半ば。冷静に考えれば、書類選考で落ちる要素しかない経歴です。でも「このまま、ここにいるほうが手遅れになる」と思ったんです。
見返してやる。その気持ちだけで動き始めました。
100社応募して3ヶ月間で一度も面接に呼ばれなかった
転職活動を始めてから、毎日応募し続けました。通勤中、昼休み、トイレの中。起きている時間すべてを使って、レジュメを送り続けました。
結果は、不採用の嵐です。
返ってくるのは「今回はご期待に沿えず」というテンプレートのメールばかり。最初は1通ずつ落ち込んでいましたが、途中から感情を入れるのをやめました。応募を「作業」にしないと、メンタルが持たなかったんです。
落とされる理由は、自分でもわかっていました。
高卒(学歴フィルターで即アウト)
転職6回(定着しない人と判断される)
40代半ば(年齢フィルターでさらにアウト)
はっきり言って、地雷案件のトリプルコンボです。採用担当がレジュメを開く前に落としていたと思います。
それでも、応募をやめませんでした。「見返してやる」という気持ちと、「このまま、ここにいたら本当に手遅れになる」という焦り。この2つだけが、ワイを動かしていました。
3ヶ月で100社以上。1次面接にすら進めませんでした。
最終面接で落ちた4ヶ月目に「もう手遅れだ」と思った
3ヶ月が過ぎた頃、やっと1社から面接の連絡が来ました。
市内の会社で、1次面接、2次面接と進んで、最終面接まで辿り着きました。「ここしかない」と思って臨んだ最終面接です。手応えもありました。
結果は、不採用。
猛暑だった夏に始めた転職活動が、最終面接の帰り道は肌寒い秋の夜になっていました。そして、そこからの再スタートです。
100社以上落ちてきた中で、やっと掴みかけた1社が目の前で消えた。4ヶ月目、またゼロからのスタートです。レジュメを送って、テンプレートの不採用メールを受け取る日々に戻る。「もう手遅れなんじゃないか」と、このとき初めて本気で思いました。
でも、やめませんでした。
理由は単純です。やめたら、パワハラ同僚が昇進した会社に残ることになる。それだけは嫌でした。
だから、翌日もレジュメを送りました。感情を殺して、作業として。不採用を「自分の否定」だと思わないように、「相性が合わなかった」と言い聞かせて。
3ヶ月間、この繰り返しでした。
経歴の「1→10」の盛り方で上場プライム企業に滑り込んだ
正直に言うと、ワイは経歴を盛りました。
前職は田舎の工場です。都内の上場プライム企業とは、仕事の規模もレベルも段違いでした。そもそも「プロジェクト」と命名すらされていなかったものを、プロジェクトとして職務経歴書に書いていました。
ただ、ゼロから作った話ではありません。
実際にやっていた仕事を、上場企業の言葉に置き換えただけです。経験が「1」あれば、「上場企業の規模ならこのくらいかな」と想像ができる。足りない部分も自覚できるから、入社後に必死で追いつこうとする。
ワイはこれを「1→10の想像」と呼んでいます。
逆に、経験がゼロなのに盛ると「0→1の空想」になる。何がわからないかすらわからないから、入社後に破綻します。以前、ワイのチームに配属された中途社員がまさにこのパターンでした。
レジュメの更新は当たり前にやっていました。でもコツがあったかと聞かれたら、ない。愚直に数を打ち続けて、自分の経験を「想像」で膨らませて、それを信じて送り続けた。それだけです。
そして転職活動を始めて半年。上場プライム企業から内定をもらいました。
7月の終わりに転職活動を開始
10月に最終面接で落選からの再スタート
12月25日のクリスマスに今の会社の最終面接
そして…、その日の夜、サンタではなくリクルートエージェントから「採用」のプレゼントが届きました。
猛暑の夏から始まって、秋に一度折れかけて、クリスマスの夜に決着がついた。振り返ると、本当にドラマのような転職活動でした。
AI×プロマネ×資料作成力を掛け合わせたら評価がA+になった
入社してから、ワイの武器になったのは3つです。
1つ目は、AIです。入社後にAI推進担当に抜擢されて、Claude、Gemini、ChatGPTを実務で使い倒しています。企画の壁打ち、資料のレビュー、論点の整理。AIは「自分の頭の中を引き出してくれる相棒」として、毎日の仕事に欠かせない存在になりました。
2つ目は、プロマネのスキルです。プロジェクトマネジメント、つまり段取り力と調整力です。AI推進の現場で一番効いているスキルは、実はAIの知識ではありません。「次に何が必要かを先回りして動く力」です。役員への報告会のスケジュール調整、資料準備、関係者の巻き込み。転職を6回繰り返す中で、どの会社でも求められた「段取りと調整」が、ここで一番役に立っています。
3つ目は、資料作成力です。パワポの副業をやっていた頃に磨いたスキルが、社長プレゼンの資料作成で活きました。企画から構成、デザイン、当日のプレゼンまで一人で担当しています。
この3つは、どれも氷河期世代として転職を繰り返す中で身についたものです。学歴や経歴のハンデとは関係なく、自分の手で積み上げてきたものでした。
そして昨日の評価面談で、A+をもらいました。6段階評価の上から2番目です。あと半年頑張れば、最高評価のSも射程圏内だと言われました。
2年前に「手遅れだ」と思っていた自分が聞いたら、絶対に信じないと思います。
「手遅れ」で検索している氷河期世代の人へ
もし今、「氷河期世代 手遅れ」と検索してこの記事に辿り着いたのなら、1つだけ伝えたいことがあります。
手遅れかどうかは、年齢や学歴では決まりません。
ワイも2年前まで同じことを思っていました。高卒で転職6回、40代半ば。どう見ても「詰んでいる」経歴です。でも、今は上場プライム企業でA+評価をもらっています。
変わったのは、経歴でも学歴でもなく、武器の使い方でした。
自分がこれまでの仕事で積み上げてきたもの。段取り、調整、資料作成、何でもいいと思います。それが「1」でもあるなら、AIと掛け合わせることで「10」にできる時代になっています。
特別なスキルは要りません。ワイだって、最初はExcelくらいしか使えませんでした。まずはAIに「今日やることを整理して」と話しかけるところから始めてみてください。
手遅れだと思っているうちは、まだ手遅れじゃないです。本当に手遅れな人は、検索すらしていませんから。
「氷河期世代は手遅れ」のまとめ
氷河期世代のど真ん中、高卒で転職6回の40代が、100社以上落ちた転職活動を経て上場プライム企業に辿り着きました。そして以下の3つを掛け合わせて、評価はA+です。
AIリテラシー
プロジェクトマネジメント(プロマネ)力
資料作成力
手遅れかどうかを決めるのは、経歴でも年齢でもなく、今から動くかどうかだと思います。
それでは、お先に失礼します。
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