サラエボ市民の憩いの場、ヴレロボスネ自然公園が美しい
【ボスニア旅行記】(3)サラエボ市民の憩いの場、ヴレロボスネ自然公園が美しい
トンネル博物館の見学を終えた私が次に向かうのはヴレロボスネ自然公園。
サラエボの街を囲む山の麓にある自然公園で、きれいな湧水で有名。
天気のよい日にはボスニア人もよく訪れる憩いの場なのだそうだ。

目の前に山がせり立っている。
たしかにサラエボの街が山に囲まれていることを実感。
街中の喧騒を離れて自然の中でリラックス。憩いの場としては完璧だ。

ヴレロボスネ自然公園の入り口に到着。

舗装された遊歩道を歩いて行く。
周りは綺麗な芝生。
天気のいい日には芝生の上に寝転がりながら日向ぼっこなんかも気持ちよさそうだ。
今日はついさっきまで雨が降っていたからか人もまばら。


水源地だけあってきれいな水が勢いよく流れ出している。
思いのほか流れが激しくて少し驚く。
時折体に感じる水しぶきが涼しくて心地がよい。

少し歩くと美しい池が現れてくる。
池の底の茶色い模様と透明な水面に映った木々の緑が絶妙な形で混ざり合っている。
晴れた日だと光の反射具合ももっと違うだろうので、きっとまた別人のような姿を見せてくれるのだろう。

なんと、この池には白鳥も遊びに来ていた。
鮮やかな緑色の景色の中にぽつんと佇む白鳥。
なんと美しく、優雅な光景だろう。
―とってもいいところですねこの公園は。これは人気があるのもわかるような気がします。
「そうですね。サラエボは夏になると40度を超えるほど暑い日もあります。
とてつもなく暑い日が続きます。
そんな日にここで過ごすのは素晴らしい時間です。
面白いことに最近ここにアラブ人がバカンスに来るようになってきました。
砂漠に住むアラブの方達にとってはこのような水も緑も豊かなこの場所がとても珍しいのでしょうね。
彼らは朝から日が暮れるまでここで過ごしています。
ボスニアはイスラム教徒が多い国です。そして物価もヨーロッパと比べて安い。
それでここが来やすい場所なのでしょう。」
まさかアラブ人がここにバカンスに来ているとは思いもしなかった。
たしかに、緑豊かな日本で暮らしている私でさえここはいいところだなあと思うのだから、砂漠に住む人からすればカルチャーショックに近いものがあるのかもしれない。
続く
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