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英作文添削こそが英語学習指導の奥義:日英作文レッスンの実例4-2ーー英文法の基礎が身についていない生徒さんへのアドバイスは、まずは具体的なものをひとつだけ(2)

(1)↓のつづきです。

【Pさんの日本語原稿】
個人商店の豆腐は味と香りが全国ブランドのものとは違います。地元で作る豆腐とスーパーで売っている豆腐を食べ比べるとスーパーで売っている豆腐が味気ないことに気が付きます。価格的にもスーパーで売っている高級な豆腐と比べて安く、味も高級な豆腐よりも地元の豆腐の方が美味しく感じます。

【Pさんの英語原稿】
Tofu from Local Tofu Shop tests and smells different, or I should say far better than the ‘High Class’ Tofu with National Brand. While price level of local Tofu shop is less than ‘High Class’ Tofu with National Brand.

【成瀬の解説】
(1)で述べたように、Pさんは中学1,2年レベルの基礎的な英語の文法力がまだ身についていない状態です。それでも英会話だと十分に通じてしまうので、そのままの状態でここまできてしまった、ということです。

こうした方に対して、コーチとしてどのような指導をするべきでしょうか。

まず、こうした水準の生徒さんの英文を丁寧に添削することはお勧めしません。費用対効果があまりにも低すぎるからです。

もし丁寧に添削指導をするとなると、多大な時間と労力をかけて、ほぼ全面的に書き替えて、たくさんのコメントをすることになるのですが、たとえそうしたからといって、その生徒さんがそれを活用できるかといえば、そんなことはありません。それを理解して自分のものにするだけの土台が彼/彼女には、まだできていないからです。

逆に彼/彼女は自分の英文に対するあまりにも膨大な添削とコメントをみて呆然とするとともに、自分の英語に対する自信をなくしてしまい、ひいては学習意欲も失ってしまいます。

これは間違いありません。なぜ間違いないと言い切れるかというと、私がそうした指導を以前にずっとやってきていたからです。

実際のところ過去の私は、こうした生徒さんの英文に対して多大な時間と労力をかけて、ほぼ全面的に書き替えてたくさんのコメントをしてきました。それが教師としてコーチとして誠実なやり方だと思っていたからです。

その結果どうなったか。そうした生徒さんの多くが私のもとから離れていきました。まさに「過ぎたるは及ばざるが如し」そのままの話です。生徒さんにとっても私にとっても、とても不幸なことでした。

ではどうすればよかったのか。それはタイトルで掲げたとおり、その生徒さんにとって最も大切かつ具体的なアドバイスを、ひとつだけすることです。

ではこのPさんにとって最も大切かつ具体的なアドバイスとは、なんでしょうか。それは次の投稿でお話します。(続く)





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