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英作文添削こそが英語学習指導の奥義:日英作文レッスンの実例1-1

以下は、以前に私が「成瀬塾」で実施していた「日英作文」グループレッスンでの課題とその添削例の一部です。

このときの課題は、「日本に関して自由テーマで日本語と英語の両方で文章を書いてください。長さは日本語で400字程度まで」というものでした。

受講生は、1週間のあいだに日英作文をつくって、それを私に提出します。私(成瀬)が、それをチェックしてコメント入れをして、レッスン前に受講生に送り返します。オリジナル原稿・チェック原稿については、クラス全員でクラウド上で共有します。レッスンでは、各受講生の課題に対して私から詳細なコメントをおこないます。また、受講生からの質問を受け付け、必要であればみんなで議論します。

以下に載せたのは、受講生Xさんの提出課題に対する添削とコメントの一部です。

(受講生Xさんがつくった日本語文)
神保町は東京で、最もユニークな街の一つだと思う。昔からその風景はあまり変わっていないので、昔懐かしい東京が見ることが出来る。

(受講生Xさんがつくった英文)
Jimbo-cho is one of the town I think is a unique place to see in Tokyo. With its look, not so many changes for decades, you can still find “good old days” of Tokyo there. 

(受講生がつくった英文に成瀬がチェック入れ)
Jimbo-cho is one of the most unique towns I think is a unique place to see in Tokyo. With its look, Since there has not been so many changes for decades, you can still find many sceneries of “good old days” of Tokyo there. 

【成瀬コメント】
Xさんの現在の最大の問題は、致命的な構文ミスがいくつもあることです。まずは、ここを徹底的に学習しなおすことが急務ですし、この構文ミス問題が解決しないかぎり、次のステージの課題に取り組むべきではありません。その順番を間違えてはいけません。

そのためには、まずはこの課題について、私(成瀬)とともに30分ほどのマンツーマンレッスンを持つのがよいでしょう。

そこで構文ミスがなぜ起こったのか、その原因を二人で徹底的に洗い出し、それをどのように解決していくかを、具体的にみていきましょう。

大丈夫です。30分のレッスンで、Xさんの問題は解決しますよ。一緒に頑張りましょう!

(成瀬がつくった参考英文)
Jimbo-cho, the world's largest used bookstore district, is one of the most unique and attractive areas in the center of Tokyo. Since the town has escaped from the storm of redevelopment for decades, you can find in the district many memorable sceneries of the good old days of Tokyo.

☆☆☆

(成瀬注)
添削指導での最重要ポイントのひとつは、指導項目を最も重要なものに絞り込むことです。

たくさんの項目を一挙に指導しようとすると、指導する側もされる側も混乱して「虻蜂取らず」状態に陥ります。せっかくの労力が無駄になってしまいます。

したがって指導者には、その生徒にとって何が最も重要な指導項目であるのかを的確に見抜く力が求められますが、ここで取り上げた「構文ミス」は、基本的につねに最も重要な指導項目のひとつです。


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