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英作文添削こそが英語学習指導の奥義:日英作文レッスンの実例4-3ーー英文法の基礎が身についていない生徒さんへのアドバイスは、まずは具体的なものを、ひとつだけ(3)

(1)(2)↓のつづきです。

Pさんがつくった英文からわかることは、

Pさんは基礎的な英語の文法力の基礎の基礎がまだ身についていない

ということです。

そしてこのとき私がPさんにおくったアドバイスは、

「Pさん、なによりもまず、”サブジェクト(Subject)-プレディケイト(Predicate)”を、私といっしょに勉強してマスターしましょう!それさえマスターできれば、Pさんの英語力は劇的に伸びますよ。お約束します」

というものでした。

そうです、このときのPさんに決定的に欠けていたのは、この”サブジェクト(Subject)-プレディケイト(Predicate)”の理解、でした。

ところが、Pさんはそれまで「プレディケイト(Predicate)」という言葉自体をいちども聞いたことがなかったそうです。習った覚えもない、とのことでした。数十年も英語を勉強しているにもかかわらず、です。

ですから、サブジェクト(Subject)-プレディケイト(Predicate)をまずマスターしましょう、などといわれても最初はピンとこなかったけれども、先生が英語力が劇的に伸びることを約束するとおっしゃってくれたので、それでやる気がわいた、とPさんはあとでいっていました。

指導する相手に対して、得られる成果を明確に示して、これからの学習が必ず実を結ぶと言い切り、相手に確たる希望をもってもらうことは、教師・コーチとして最も重要なタスクのひとつだと私は思っています。教師・コーチがそのぐらいの自信と覚悟を示さないかぎり、生徒さんの不安は消えないし、学習意欲も上がらないと思うからです。

もちろんそれが「カラ手形」になってしまっては元も子もないわけですが、そうならないというある程度の自信があるならば、「間違いなく、こうなります」と思い切って覚悟をもって言ってしまってよいというのが、私の考えです。

そのぐらいのリスクは教師・コーチとしてとるべきです。そして、もしもそうならなかった場合には、見込み違いだった、自分の力不足だったと生徒さんに真摯に謝るしかありません。

それをせずに最初からリスクをとらず、「ケースバイケースだけれど、おそらく大丈夫」「これでうまくいくケースがこれまでは多い」とか、たんに「とにかくいっしょに頑張っていきましょう!」などといった逃げのコメントをするようでは、教師・コーチとしては失格だと私は思います。

ところで、英文法の学習にとって最も基礎的な概念でありかつ最も重要な概念である、サブジェクト(Subject)-プレディケイト(Predicate)をいちども習ったことがない――Pさんと同じことが、数多くの日本人英語学習者に当てはまるのではないかと、私は危惧しています。

英語センテンスの構造の中核は、サブジェクト(Subject)とプレディケイト(Predicate)という2つのパーツです。

なぜ中核かといえば、

サブジェクト(Subject)とプレディケイト(Predicate)の2つがなければ、センテンスは成り立たたない

からです。

そして、この

サブジェクト(Subject)とプレディケイト(Predicate)の様々な組み合わせを使えば、どんなことでもそれなりに表現できます。

本当です。サブジェクト(Subject)とプレディケイト(Predicate)だけで、すべての物事はきちんと英語で表現できるのです!

だからこそ、私はPさんに「サブジェクト(Subject)とプレディケイト(Predicate)さえマスターすれば英語力は劇的に伸びます。約束できます」と、確たる根拠を持って言えたわけです

サブジェクト(Subject)とプレディケイト(Predicate)に関する詳しい説明については別の稿にまわすとして、このあとはPさんが書いた日本語文と英語文の一部である

「個人商店の豆腐は味と香りが全国ブランドのものとは違います。地元で作る豆腐とスーパーで売っている豆腐を食べ比べるとスーパーで売っている豆腐が味気ないことに気が付きます。」

Tofu from Local Tofu Shop tests and smells different, or I should say far better than the ‘High Class’ Tofu with National Brand.

を、「サブジェクトとプレディケイトをマスターする」という観点からどのように英語にしていくかについてお話をします。

(つづく)

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