【あとがきでBL】桃色じゃない片想い【noteで BL】
皆様ごきげんよう、四四田です。
毎月、主宰であるなみさんのくじ引きで決まる、
クレイジーな三つのお題で書かれた、
多種多様なBL(ブロマンス)作品が一堂に会するのを楽しめる企画、
noteでBL。
昨日はその投稿日、でした。
四四田の提出物はこちら💁♀️
総勢14名となった今回の参加者による作品たちは、なみさんがアンソロジーとしてまとめてくださっていますので、どうぞそちらもお楽しみください!
四四田も今回まだどなたのところも読みに伺えていないので、
あとでここから辿らせていただきます✨
というわけであとがき記事です。
お題を検証する
今回のnoteでBL企画のお題は、
「旅」「桃色片想い」「今、そこにある危機」
桃色片想いってあれだよね、あややだよね。
四四田はJ-POPにしぬほどうといのですが、そんな四四田でもあややの桃色片想いはうっすら覚えているよ。
そういう時代の曲ってある。
とはいえそれで BL書くのってこれまたハードル高いなあ!と、
お題が発表されてから実は結構悩んでました。
お題はあくまで「桃色片想い」なわけであり、
それは言うなれば自由な言葉であり、
“あやや”の『桃色片想い』(楽曲)というものがあるからといって、
それを厳命されている、わけではない。
解釈は自由自在だと思いはしたのですが、
そこを外したくないという個人的なこだわりがあったため、必然的に現代物日常 BLに。
最初はアオハル的な方向も考えたのですが、あややの桃色片想いを今のアオハル組は知っているのか!?と思うと、どうにもあやしい。
メインの登場人物には三十路を超えてもらうことにしました。
私事ですが、bio欄をですね、ちょっと前からいじっておりまして。
それで今年の目標として、このbio欄に準じてみたいなってのがひっそりとあったりなかったり。
せめてnoteでBLの2026年一発目については、
ダンサーかお坊さんを出すべきだ!!
という方向で思考を連ねていった結果、お坊さんにしよう、ということになりました。
ダンサーほどはお坊さん書けてない。から、今年は増やしたい所存。
となると、
現代物日常 BLで
あややの曲を知ってる三十路がいる
お坊さんメインの話
を書く必要があるという形に固まっていきました。
(縛りを自ら増やして行くスタイル)
書き方を模索する
今、初稿を手書きで書く、という方向での執筆スタイルを自分で訓練中でして、今回は冒頭のみ手書きで書いてました。
まあ、時間が足りなくなってしまって結局いつものnote直接書きになったのですが。
今は改善されているけど、じつは少し前に居住場所のWi-Fi環境が不安定なときがあって、下書き保存できなかったことがあるんですよね。
ネット環境そのものが悪くなったので、Wordへの保存もうまくいかなくて。それがめっちゃトラウマになってるのもあって、今後はアナログでの思考と出力を訓練していきたいなと思っています。
そのうち全編手書きなものとか書けたら面白いかもな。
っていうか若い頃はパソコン持ってなかったからそうやって書いてたんだが。
(あ、でもガラケーとかでも書いてたな。それこそスマホで書くときの今のスタイルと変わらないな)
キャラクターを検討する
三十路のキャラとお坊さんをイコールにする必要もない、
とはいえ、お坊さん新キャラ作るか既存お坊さんを出すか。
それによっても話は変わるよね。
ここで四四田は既存お坊さん組を検討しました。
この3人組は、どちらかというとアオハル寄りである。
あと若者として描いてしまっているので、桃色片想いを知らなさそう。
さらに問題としては、彼らはBLの住人じゃなさそうなんですよね。
ゆーて彼らの親権者たる四四田がBL世界の民なので、やらせればなんとかなる気もするが。
となると泉田さんか。
泉田さん、600字しか書いてないけどBLやってくれそうな気配はある。
でもストーリー全然浮かばない。
泉田さんにやってくる危機って何。
それか、名無しの戦うお坊さん。
戦うお坊さんは、戦闘民族なので「今、そこにある危機」への適応力は高そうだけど、3,000〜5,000字に収まる気がむしろしない。
あとは、これか。
これまた戦闘民族のお坊さんと同じく、「今、そこにある危機」をバトル展開で作れそうだったのですが、話が収められなさそうなのと、BがLする余地が意外となさそうな人たちである。
憲秀さんは案外ノリがいいので、桃色片想いも頼んだら歌ってくれそうだけど、猫ちゃんを困らせることになりそうだなと却下。
あと、四四田がすぐに憲秀組の小話書いてしまうので、書くならそろそろちゃんと二人の関係をディープに展開させるべきところ。
こうやって並べて、お坊さん結構おるやんけ、
と思ってむしろ新キャラのお坊さんを作るのをやめました。
風呂敷を
広げすぎである
すぐに目移りして新しいもの欲しがるの、擬似ADHDの悪い癖である。
今あるものでなんとかしなさい。
そんな検討の結果、
消去法で白羽の矢が立ったのは、
泉田さんでした。
(ストーリーが浮かばないって言ってたのに!!)
ストーリーを構築する
泉田さんは、配送業者のお兄さんにも意味深に対応してしまう若いお坊さんである。寺をひとりで守っているので住職と呼ばれる立場でもある。
余談ですが、住職は各寺にひとりなので、
お坊さんを敬称で呼びたいときは、名前を知ってたら普通にさん付けで大丈夫です。
名前を知らなかったら「ご上人」って呼んどけば大体大丈夫です。
でも住職はやめといてあげましょう。
それは「社長」って呼ぶのと同じことで、
ぜんぜん失礼ではないけれど、
『ぱっと見お坊さんに見えないおじいちゃん、けどじつは本当のご住職さん』の目の前で、ヒラの若い雇われお坊さんを「住職」って呼んじゃった、みたいな、呼んだ側には影響ないけど呼ばれた側が無事じゃないタイプの悲劇が、知らぬ間に起きかねません。
閑話休題
でも、泉田さんは住職なので住職って呼んでも大丈夫。
けど、本人は和尚さんって呼ばれるのは嫌みたいですね。
それはさておき。
泉田さん、なんというか、団地妻のようだな、と思いながら書き進めたのが本編です。
泉田さんが鼻歌を歌っている、
それが桃色片想いである、
似合わない、
という場面が浮かんで、ここから書き進めていきました。
相手は特に決めていなかったのですが、
1人でやってる寺に当たり前に出入りしていても構わなさそうな人、となると結構限られてくるなあと。
四四田、人を振り回す美人が性癖なんでしょうね……。
主人公(一人称視点)を平和にくっつけてやるのがBLの流儀であることを考えると、今回の本編は出オチも甚だしい。
本当は、素直に『蝋燭』の時の配送員さんにもう一回出張ってもらおうと思ったのですが、配送員と長い時間喋るって、配送員さんの昨今の勤務状況考えたら非現実的じゃない?あの人たち忙しいでしょ?
って思って、庭師になってもらいました。
いやでもほんと、最初は庭師(後輩)と泉田さんをくっつけるつもりだったのに、どうしてこんなことになったのか。
ひとえにそれは「今、そこにある危機」というお題のためだと思われる。
泉田さんと庭師(後輩)の二人で平和にやりとりさせちゃうと、危機がないかったんですよ。
いやもっと言えば、最初はこう、泉田さんに誘惑をしてもらって(年上が年下に隣のエッチなお姉さん的なテンションでマウントを取るのも性癖だよね、四四田)、庭師の危機、みたいなのにしようと思ったんですね。
けど、そういう自覚的な色気が泉田さんには荷が重かった。
そんなわけで、
庭師(後輩)が危機で、その場にいない彼氏に危機が及んでいる、その現場を盗み見るような展開にさせてみることになりました。
結果、欠片も桃色じゃない片想いをさせられる庭師(後輩)。
気の毒なことに名前すらないんだ、緑風苑さん。
そのくせ、この場にいない彼氏の名前はフルネームで出る、というのはわざとです。
桃色片想いも彼氏の十八番、
旅(出張)に行ってお土産を買ってきたのも彼氏なら、
今、そこにある危機に慌てふためいているのも彼氏、という。
後輩がぼうっとしているせいで気が付いていませんが、
どっかで見たことあるなあ、この和菓子、ってのは、夏川が会社のみんなに買ってきたお土産とおなじものだからです。
夏川に、職場と恋人でわざわざお土産を違うものを選んで買うような繊細さはない!
目に付いたものを二箱買うのみだ!!
夏川さんの(登場してないけど)そういう適当に無神経な感じが四四田は結構好きなのですが、そういう適当で無神経なゆえに、泉田さんとの仲は別段盤石ではないのかもしれない、後輩どうだ、がんばるか?
でも後輩はたぶん夏川さんに輪をかけて未熟で適当で子どもです。
じゃあ、後輩のワンチャンは無さそうですね。
そこにいないけど存在感だけはばっちり。そしてすべてのお題を背負わされる男、夏川タケル。タケルは多分漢字だと武、とかだと思います。
あと多分ですけど、レギュラー依頼のツーマンセル崩してベテランだけが別現場に当日になって駆り出される事案って、けっこうまずそうなので、彼氏は駆り出された現場で職務上の今、そこにある危機に直面していると思います、造園業については詳しくないのでしらんけど。
魔性の男を考察する
泉田さんについてだけフォーカスしますと、あの配送員のにいちゃんとはどうなったんや、泉田さん!!
って気持ちに(四四田が)なってしまうので、「蝋燭」のくだりが結構数年前で、配送員は夏川で、屈強さとかで緑風苑の社長に寺でスカウトされて、そこから庭師になったので配送員と夏川は同一人物である、みたいな設定にしておきたいです。
そうしないと泉田さんが、やってくる男やってくる男みんな虜にする、絡新婦みたいな魔性の美坊主に……!!!!
まあ、それでもやぶさかでないんですが。
泉田さんの鼻歌は、夏川さんの鼻歌から移りました。
夏川さんは、強面のくせに、職場の人付き合いは大事にするので忘年会にもいくし、必要とあればカラオケも歌う。でも、本当は得意なわけじゃないから、学生時代に覚えた曲のみで新しい歌は知らない。ずっと平成アイドルの歌のローテでこなしています。
泉田さんが後輩の年齢を覚えているのは、夏川さんが後輩の話とかをするからですね。ていうか夏川さんは寺に通ってるんだろうか、通ってるんだろうな。泉田さんが夏川さんの家に来るより、夏川さんが泉田さんの寺に通うほうが都合がいいもんな。
BLについて熟考する
たぶんすごく普通の人で、悪い奴じゃないので、あまりここに波乱は起こしたくないのですが。
単発のBL短編で一人称視点の主人公が、全然Lな展開に関われないで、主人公のくせに当て馬だと????みたいなのも、本当に出オチ感があまりにもひどい。
夏川×泉田の本編を書いて、桃色じゃない片想いを正式な番外編の立ち位置を与えてあげるか、夏川と泉田をひっかきまわして、名無しの後輩に良い思いをさせてあげるくらいのことはしなさいよ、と自分にも思ってはいますが予定は無い。
それか、泉田さんがジェームズボンドよろしく、物語が変わる度に、引っ掛けてる相手と、付き合ってる相手がころころボンドガール方式で変わる、みたいなのでもいっそ面白いかもしれません。それこそ予定はありませんが。
BLとは、Bたる二人がLな展開にフォーカスしてりゃいいってもんじゃねえ。
まじめにBLを考え直せ、と自分にツッコミを入れないといけないものを、意外と書いてしまったような気がしなくもない。
でも、自分では案外気に入っています。
※見出し画像はみんなのフォトギャラリーからお借りしました。
