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私自身が「執筆の参考にしたい」と思った記事を紹介【創作大賞感想】

 普段は、お仕事で付録や映画のレビューなどを執筆しているライターです。

 noteでも、すでに何度か創作大賞の感想を書かせていただきました。

 今回のテーマは、原点回帰。「素直な感想を書きたい」を、あえて意識した上で書いていてみました。どうか、今後とも温かい目で見ていただけると幸いです。

 今日の記事では、私自身が今後執筆する際に「参考にしたい」「ぜひ、勉強させてください」と思った記事を紹介します。理由は、私自身がまだまだ発展途上の身で、もっともっと勉強したいからです(笑)

①地に足をつけて生きること/吉玉サキさん

 こちらの作品を読んだ瞬間、創作大賞の感想を再開するにあたり、次に紹介するトップは絶対にこのエッセイを紹介しよう。そう決めていました。

 吉玉さんはプロのライターでもあり、エッセイストとしても活動されています。

【プロフィール】
ライター・エッセイスト。北アルプスの山小屋で10年間働いた後、2018年からライターとして活動。エッセイ、インタビュー、施設取材、体験記事など幅広く執筆。著書に『山小屋ガールの癒されない日々(平凡社)』『方向音痴って、なおるんですか?(交通新聞社)』がある。

 実は数年前より、素敵な記事やエッセイを書かれている人だなぁと憧れておりました。

 いつか紹介できたらいいなとは思っていたけれども、なかなか機会に恵まれず。今回、創作大賞の感想が書けるので、この機会にぜひ紹介させてください。

 こちらのエッセイを紹介した理由は、私と同業者ならではの「あるある」があまりにもリアルで、最初から最後まで首をうんうんと唸りながら読んでしまったからです。

 実は私の仕事における大半は無記名(名前がないもの)であり、収入の多くを占めます。検索でヒットする記事のイメージを持たれることが多いので「えっ、そんな記事を書いてるんですか?」と驚かれることもしばしば。

 業界の裏事情というか、報酬事情といいますか。こちらの作品を読むことで、業界にいないとなかなか触れることのできない「キラキラしていないリアルの方」に少しだけ触れることができます。

 気持ちの揺れが丁寧に綴られているのに、文章の礎がずっしりとしているというか。基礎が完璧な上で、遊び心を随所にバランスよく入れているあたり、匠の技術といいますか。流石だなぁと、唸りながら一気に読んでしまいました。

 他にも「マカロン」などおいしくて可愛いお菓子で例えることにより、キレキレの一文に「丸み(厳しさを和らげるという感じ?)」が生まれているのも良かったです。

私は日々のお米を求めているのに、彼らはマカロンの話をしている。承認欲求がどうの自己実現がどうのと、なんでそんなにうっとりした話ばかりをするのだろう。うっとり堂本舗総本家か。

吉玉さんの記事より。
ここの部分が、キレッキレなのに甘くて。
めちゃくちゃ好みです。

 このテクニックは、私もぜひ見習いたいと思いました。

 私のフォロワーさんには、エッセイやライターを目指している方も少なくありません。誰かの記事を参考にすることが全てではないけれども、素敵な方の文章はたくさん読んでおいて損はないと思うのです。

 こんなことを言うと、「私には私の乳酸菌があるのよ!」と叱られそうな気もしますが。そんな方にも、吉玉さんのエッセイはぜひ読んで欲しいです。その理由は、読みやすさは勿論のこと。

基礎がきちんと入っている文章だからでしょうか。

 彼女の文章が読みやすいのは、読みやすいように色々な工夫が散りばめられているからだと思うのですが(本人に確認はしていないので、あくまで私が読んで感じた憶測ですが……違ったらすいません)、実は大変難しい技術です。

 読みやすさだけではありません。彼女の生き様と、ぶれない芯のようなものは、どんな立場の方から見てもキラリと輝いて見えるのではないかと思うのです。

↑密かにこちらの作品も気になっています。読める日を楽しみにしております。

②不登校|心の充電が1%だったあの日から。/神崎さやかさん

 娘さんの不登校について、丁寧に綴られています。こちらのエッセイの素晴らしいところは、当事者である娘さんが監修に入っている点と、参考文献についても触れられているところです。

 お子さんの話はデリケートな部分もありますが、「娘さんのチェックが入っている」という点について、きちんと記事の最後に紹介されていたことで、より安心して読み進めることができました。

 「適応指導教室」がどういったものなのかについて、誰が読んでも分かりやすく紹介されているところも良かったです。

 同じように不登校に悩むお子さんがいるお父さん、お母さんが見たら、きっと参考になるはず。 私の周りには不登校の子を抱えるお父さん、お母さんがたくさんいるので、その方が困っていたら神崎さんの記事を紹介したいと思いました。

 誰かのお役立ち記事としても、悩みを抱える人にそっと寄り添う文章としても、完成度が高く素敵な文章と感じたので、今回紹介させていただきました。

③岡田准一の映画をすべて観たら、どれぐらい岡田准一に近づけるだろうか。~序~/ハシマトシヒロさん


 オールカテゴリ部門です。過去に「推しライター」として紹介したハシマさんが、岡田准一さんの感想記事に挑戦するそうです。

 ハシマさんは、リアルサウンド映画部など数々のメディアでエンタメ系記事を執筆されているライターさん。

↑過去には、キン肉マンの作者さんからハシマさんの執筆した記事が紹介されていたことも(羨ましい〜!)

 こちらの記事も、役者「岡田准一」についてありとあらゆる角度から魅力を分析し、丁寧に紹介しています。ハシマさん自身が格闘技にも詳しいので、格闘技✖️エンタメ系のレビュー記事はとくに熱のこもり方が半端ないです。

 なんとこちら、1記事につき5本ずつ書く予定で、更新するたびにツリーに繋いでいくとのことです。かなりの大作になりそうな予感がします。すでに公開されている一記事のクォリティも高く、本になった時のイメージも沸きます。

 オールカテゴリ部門の感想レビューを書いているみねのもみぢばさんにも、ぜひ紹介したいところです。


④桜の大門 ~警察学校物語~/八神 夜宵 さん

 お仕事小説部門です。八神さんは、昨年度「中間選考」を突破している実力者です。

 それから、人気アーティスト #新しい学校のリーダーズ が好きということで、うちの娘と気が合いそうです。

 実は「18歳・春②」(第4話)までしか読めていないのですが、「これは今のうちに、紹介しておきたい」と思ったので、紹介します。

 重厚感のあるお仕事小説で、読み応えも抜群。文章や全体の雰囲気に、貫禄と風格が漂っています。情景描写も素晴らしく、ありありと映像が浮かびます。

 キャラ設定については、noteで紹介されていました。一人一人の人物設定が徹底されているなぁと感じました。この辺りも、すごく勉強になります。

 昨年、私もお仕事小説部門に応募したのですが、その時に法律だったり、弁護士の仕事などなど。かなりのリサーチ時間を要しました。

↑しれっと、昨年の自作を紹介(笑)
法律とか……著作権とか……間違えると一大事なのでめちゃくちゃ調べた記憶があります。

 こちらの作品は、おそらくそのリサーチにかける時間が相当なものだったんじゃないかなと思いました。

 警察学校の入校式までのあれこれも、徹底して調べ上げられていたのには舌を巻きました。小説の冒頭は、書き方に悩むけれども1番重要です。とくにネット小説は……!(そこで読み進めるか、どうしようか決められてしまう)

 本作品は、冒頭の10行くらいでなぜ警察官を志したのかなどなど。(この10行が、いやーー!流石といいますか。見せ方も上手いなぁと感心してました)

 主要人物だったり、話の内容をある程度把握できるように作られているので、ストーリーの世界へグッと入りやすいと感じました。

 あとは、法律の話が入っていたり(そうそう……六法全書、高いですよね。短大で学んでいたため、古いものなら実家にあります)警察のお仕事や、警察学校について徹底した取材を感じられるシーンも多く、学びもあります。

 お仕事小説の良し悪しに関しては、私ではわからないのですが、そのお仕事の大変さや、やり甲斐、リアリティを感じられる作品は強い気がします。そういった意味でも、色々な要素を満たしていると感じ、素晴らしいなぁと思いました。

⑤イセハラのモトニ /コニシ木の子さん

獅子が目覚めたようです。

 歴史あり、地理あり。学びあり。壮大な「なんのはなしですか」をエンターテイメント作品として見事に昇華させています。

 あらすじがあらすじを超えて、もはや謎めいています。あらすじって、ストーリーのあらすじを書くものと思っていました。「何の話?」と感じました。もしかして、私は今……試されている?

 ここから、彼のエンタメは始まっていると思いました。

 それにしても、ヨッキのモデルというか、彼はコニシさんでしょうか。文章力もさることながら、コニシさんワールド全開です。美女と、女と、一目惚れ。そして、バストトップに関する想いの丈が半端ないです。金言めいたものも多いです。

真面目にふざけるということは、裏切らないという前提で成立する。

記事より引用

 セリフが結構長いものも多いので、映像になった時は長台詞が上手い堺雅人さんにぜひ演じて欲しいと思いました。

 コニシさんは「なんのはなしですか」の一大ムーブメントを築いた方として、noteで有名な人です。最近だと、「なんのはなしですか」はKindleの電子書籍になりました。

 実は「なんのはなしですか」を書くって難しいのではないかと。

 その件に関して、もつにこみさんが考えさせられるnoteを書いているので、こちらももしよかったらぜひ。

立ち止まって考えてみると「どうでもいいこと」というのは、実はとても難しい。それが「どうでもいい」と判断するのは、常に読み手であると思うからだ。

もつさんの記事より

 感想を書くのが得意だと思っていました。コニシさんの作品は掴もうとしても、するりと抜ける感じがあります。

 感想をどうやって書いたらいいのでしょうか。

 じゃあ、なぜ紹介したのか。自分の世界に引き込む作品という意味では、唯一無二と感じたからです。世界が霧に包まれている感じも、謎めいています。魅力はひしひしと感じます。

 とりあえず、紫吹はるさんが素晴らしい感想を書いているので、彼女に感想を託すことにしました。

一度読んだだけでは、物語を噛み砕くことが出来ずに、何度も何度も読み返した。そして、その度に思いっきり泣いた。

はるさんの感想より

 紫吹はるさんの感想を読み、この作品は「泣ける話」なのだと、ようやく気づきました。

 私は「随所に彼なりのユーモアと、金言が散りばめられた……というか、コニシさんのストーリー?」と受け取っていたので。

 もしかすると、人によって捉え方が変わるのかも。それらも全部ひっくるめて、ストーリーが考案されているとしたら、改めてコニシさんは凄い書き手さんだなぁと思いました。(違ったらすいません。)

 それにしても、紫吹はるさんの感受性の豊かさは、本当に素晴らしいです。そして、感想がお上手!

上手く伝えられないけれど、私が憧れた方が、初めて憧れた大人が、コニシさんで良かったと、心の底からそう思った。

はるさんの感想より。
私はこんな風にピュアな感想が
書けないので凄いなぁと。
感想の前で、ただただ平伏しております。

 はるさんの感想を読み、思いました。私が文章で憧れた人って誰だっただろうと。

 以前紹介したみくりや佐代子さん(ちゃこさん)や、

 上述で紹介した吉玉サキさんもそうですが、「面白い文章を書いてみたい」の原点は、加藤はいねさんだった気がします。

 男性の書き手だと、ブログのプロフィールに「全裸でwebメディアに寄稿したり、全裸で広告をつくったりもしてます」と書いている熊谷さんに憧れていました。

イケメンなんですよ。熊谷真士さん。顔が好きですね。

 はるさんの感想を読み、改めて「憧れる」という気持ちって素敵だなぁと。

 自分は、感想を書くのが得意だと思っていました。紫吹はるさんの感想を読んで、敵わないなぁと。紫吹はるさんの感想が素晴らしくて、ここに来てようやく涙腺が崩れそうです。

紫吹はるさん、レビューの師匠と呼ばせてください。

#なんのはなしですか


【追伸】
 しばらくプライベートやらお仕事やらが立て込み始めるので、感想を書くペースが遅くなります。

 色々と落ち着くまでは、自分の作品をスローペースで公開していく感じになりそうです。

↑静かに、しれっとミステリー小説をマイペースに投稿中。ある程度公開できたら、改めて告知したいです。

 talesのレビューや、コメントなどは隙間時間に行うかもです。引き続きよろしくお願いします。

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