「ずっと、ここに居たいなぁ。」Yotaの世界に届いた、路地裏の言葉。
2026.7.1〜7.6
小学生アーティストYota個展〜ここで生まれた世界、動き出す〜
が開催されました。
ありがたいことに、Yotaはnote街の路地裏のみなさんに、「路地裏最年少アーティスト」として可愛がってもらっています。
本人は、たぶんなんのこっちゃです。
今回は、そんなnote街の路地裏から飛び出してきた方々の、
“なんのはなしですか”な物語を綴ります。
その二つ目のお話しです。
三話で終わりです。
個展からもう1ヶ月以上経つのに、まだ綴ってます笑。
まだまだ書き残しておきたいことが沢山あるので、さいごまで書きます。
一つ目の扉
***
路地裏のみんながYota個展にやってきた
〜二つ目の扉〜
「あのぅ......私、カンナです」
優しく微笑みながら、受付にいる私に声をかけてくださいました。
「えっ、あっ、カンナさん!うわぁ、ありがとうございます!」
カンナさんだ!
来ていただけるなんて。
私はもう、感謝感激雨霰状態。
本当は、一度お会いしたことがあるのですが、
その時は全くお話しできなかったんです。
「どうぞゆっくりご覧になってくださいね」
カンナさんはニコリと笑い、
ゆっくり回りながら、楽しんでくださっていました。
子供時代ならではの純粋な創作の泉
カンナさんの言葉に、
私は、胸がいっぱいになりました。
***
「マサルサン......ですか?」
初めてお会いしますが、すぐにわかりました。
マサルサンの書く文章はいつも優しくて、
その優しさは、人柄にもふわりと現れていました。
私たちは、すぐに握手をしました。
ずっと言葉を通して交流を深めてきましたが、
やっぱり実際にお会いすると、手の温もりを感じて、
感動しますねぇ。
泣きそうになりました。
「マサルサン、ありがとうございます。
ゆっくりご覧になってください」
写真を撮りながら、ゆっくりと、行ったり来たりしながら作品を見てくれているマサルサン。
うまくなるとか、評価されるとか、
そういう軸とは別のところで、
ずっと光り続けるものだから。
届いてるなぁ。
嬉しいなぁ。
ソファ席で少しお話をしました。
「ポストカードの影に、物語がありますよね」

展示する時、影のことは意識していなかったので、
マサルサンのその一言で、
また、世界が動き出したような気がしました。
作品は、見る人が感じてくれることで、
そこに新しい物語が生まれていく。
そんなことを教えてもらった気がします。
「ずっと、ここに居たいなぁ」
とびきり嬉しい一言を残してくれたマサルサンの目は、少し潤んでいました。
***
「あのぅ......優谷、優谷美和です」
「美和さん!!」
声をかけてきてくださった美和さんは、
すでに目に涙を浮かべていました。
「もう......私、涙が......」
私は、美和さんの背中をさすり、
一緒に泣きました。
そこに、言葉はいりませんでした。
「mikaさん、大丈夫ですか。お疲れじゃない?」
私のことを気遣ってくださるなんてぇぇ。
優しい......。
でも、私は、張り切って言いました。
「大丈夫です!個展ハイなんで(ニコッ)」
美和さんは笑ってくれましたが、
「個展ハイ」って。
咄嗟に出ちゃった。
「美和さん、マサルサン来てますよ」
Yotaの世界に、この空間に、
美和さんとマサルサンがいる。
おふたりがそれぞれのペースで作品を見ながら、
時々言葉を交わしています。
ああ、なんて幸せな時間なんだろう。
絶対、忘れたくないな。

そうだね
これは お母さんも好きな
魔法のことばだよ
こんな風に、Yotaと対話しながら作品を見てくれていたことに、
胸がいっぱいになりました。
***
土曜日の午後は、たくさんの方々が来てくださり、
私も、場内をあっちゃこっちゃで大忙し。
ふと気がつくと、可愛いご夫婦の姿を発見しました。
「はるちゃん!」
紫吹はるご夫婦です。
いつ見ても、仲が良くて、可愛いおふたりです。
Yotaのために、大好物のハイチュウの差し入れ。
ありがとう。
はるちゃんも、すでに泣いていました。
路地裏の人たちは、みんなみんな心があったかい。
おふたりがYotaの作品を見て回ります。
近くで見たり、少し離れて見たり。
指差しながら話したり。
何を話しているのかな。
楽しそう。
そのままでいいんだよ。
そのままで生きていいんだよ。
そう、抱きしめたくなった。
いつもYotaの世界を応援してくれるおふたり。
私たち親子も、たくさん励ましてもらっています。
次こそは、Yotaのサインを!笑
おや?
なんだか、いつの間にか、子どもたちがたくさんいるな。
見覚えのある子どもたちだな。
これは、もしかして......
しいもちゃんファミリーじゃないか!
家族総勢7人とお腹の赤ちゃんの8人で来てくれました。
「しいもちゃーーん!」
妊娠後期のしいもちゃん。
大きなお腹をさっそく、さすさすさせてもらいました。
あぁ、幸せ。
子どもたちが、Yotaの作品で楽しそうに遊んでくれています。


その後ろで、しいも母さんが鋭い目つきで監視中。
「もう、壊すんじゃないかって、ヒヤヒヤしてる笑」
もう、アータはすごいよ。
子ども5人。
そして、新しい命がお腹に。
スーパーお母さんだよ。
同じ境遇のしいもちゃんとは、
言葉を通して、泣いたり笑ったりハグしたり、
ずっとずっと励まし合ってきた仲。
特に長女みるみるちゃんとYotaは、お互い繊細っ子。
ふたりとも学校に行かないという選択をしました。
絵を通して表現するところも、共通点が多くて。
「ねぇ、みるみるいるね」
「みるみる、絵描いてるね」
「みるみる、何してるのかな」
私のそばに来ては耳元で囁くYota。
「そんなに気になるなら、声かけてきぃや!」
思わず突っ込んだよね。
結局、最後の最後で、やっとツーショットをカシャリ。

ふたりの距離感が愛おしい。
Yotaくん、照れっ照れ。
よかったね。
戦友の愛をたくさん目の当たりにして、
「私はこんなにもたくさんの想いを、
ちゃんと大事にとっておけるかな」と、
自分を省みる。
私のことを“戦友”と呼んでくれたのが、本当に嬉しかった。
そして、しいもちゃんファミリーを見ていて、
声を大にして言いたいことがあります。
あなたがお母さんなら、絶対に大丈夫。
路地裏のみんながYota個展にやってきた
〜三つ目の扉〜
に、つづく。
