エッセイ集『微笑みの木~春の光の中で』(改訂版)
遠い日の、たおやかな風。
その中に漂う、雨の音や朝の光、陽だまりの中の小さな花。
ある日ふいに浮かび上がってきた、様々な景色たち――。
そうした記憶の断片を書き留めてみたかった。
そこには、幼い自分が見つめていた風景があり、
言葉にできなかった心の揺れがある。
そして、そのすぐそばには、いつも母の姿があった。
これは、主に二歳から六歳までの記憶の襞を、
静かな筆致で綴ったエッセイ集です。
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