【まとめ】論争・令和人文主義
【宣伝】令和人文主義の担い手のひとり、三宅香帆さんが語り尽くす! 対談のお相手は、データで「カルチャー」のいまを徹底分析、徒然研究室さんです(ぼくは森見登美彦にハマる中国Z世代の分析がお気に入り)。これは見るしかない!! 司会はこのnoteの作成者です。
来てね!(or 観てね!)
さて、これは2025年11月27日夜にとつぜん再燃した「令和人文主義」論争に関するまとめページです。
「令和人文主義」に関する議論(作成者が発見したもの)のうち、重要そうなもの・興味深いもの・視点が異なるものをピックアップしました。
もし載せられたくないよという方がおられましたら、作成者までご一報ください(お手数おかけします)。また、抜けているものはたんに抜けているだけです。ごめん。
発端
【提唱者】谷川嘉浩(朝日新聞)|2025年9月11日
「深井龍之介、三宅香帆…新世代が再定義する教養「令和人文主義」とは」、朝日新聞デジタル
最近の読書界のトレンドを、新しい教養主義では「なく」、令和人文主義として括ることを提案する文章を書きました!
— 谷川嘉浩『スマホ時代の哲学 増補改訂版』 (@houkago_kitsune) September 11, 2025
有料部分も12日の10時ごろまで読めます↓
深井龍之介、三宅香帆…新世代が再定義する教養「令和人文主義」とは:朝日新聞https://t.co/n3LD2TyQX7
初期の反応(9月)
石田健(YouTube)|2025年9月26日
「令和人文主義について / 深井龍之介・三宅香帆・朱喜哲・ゆる言語学ラジオ・・・ / 言論は社会に良いインパクトを与えられるのか」、YouTube(The HEADLINE-ニュース速報・解説/石田健/1イシケンTV)
谷川嘉浩・渡辺祐真(Podcast)|2025年10月7日
「『令和人文主義』とは何か、その範囲・世代・特徴を問う」、Spotify(Ink and Think)
谷川嘉浩(note)|2025年10月11日
「時代の兆候としての「令和人文主義」。あるいは、なぜ突然そんな用語をつくったのか。」、note(谷川嘉浩)
植田将暉(X)|10月18日
令和人文主義者の中核的な特徴は「ビジネス的」であるということにあり、その結果としてあらゆる人間関係が「コラボ」的な居心地よさに向かいつつあるとは感じていたのだけど、そこに生じる互酬性への期待みたいなものは「俺が無名なやつに反応してやる義理は…」という方向にも行くのだなあと思った。
— Masaki Ueta (@reRenaissancist) October 17, 2025
※マッチポンプみたいになってしまいごめんなさい。
第2波(11月)
吉田とらじろう+東浩紀(シラス)|2025年11月27日 00:39
ゲンロンカフェのツイート(イベントの抜粋)
吉田「ぼくは令和人文主義の幸せそうなムードについていけてなくて……」
— ゲンロンカフェ (@genroncafe) November 26, 2025
東「それなんだよ! 哲学も批評も宗教も、人生がうまくいかないひとのためにあるんだから」
大井昌和×さやわか×吉田とらじろう(+浅子佳英、東浩紀) 令和の物語消費とテーマパークの精神 #ゲンロン251126 pic.twitter.com/DO3NIZN2kT
アーカイブは以下。
小峰ひずみ(note)|2025年11月27日 19:38
「「令和人文主義」に異議あり! その歴史的意義と問題点」、文学+WEB版
すりっぱ(X)|2025年11月27日19:14
令和人文主義と括られる思想群は、10年代にリベラルな思想がケアや当事者や障害学方面に寄ったことによって、何の病も持たないがゆえにかえって寄る辺がなくなった「正常な」人々のニーズに応えるものなんじゃないかと思います。一言でいうと、ある種の反動なのではと。
— すりっぱ (@surippa_krhrmkn) November 28, 2025
パンス(X)|2025年11月27日 23:39
「令和人文主義」について。
— パンス 『アジア都市音楽ディスクガイド』『政治家失言クロニクル』発売中 (@panparth) November 27, 2025
会社員に向けたカジュアル人文と考えると、戦後の出版文化は新書や文庫を通して、まさにそのような書籍を提供していたので、いまではそれが動画やイベントに移りつつあるけれども、昭和の王道が受け継がれているように見えるのです。加藤秀俊言うところの「中間文化」。
戸谷洋志(note)|2025年11月27日 23:54
「令和人文主義とか」、note(戸谷洋志)
三宅香帆(X)|2025年11月28日 08:43
「令和人文主義」、世代闘争ワードだと思われがちなのですが、実は「大学の教室の外にも、人文学の可能性はあるのか?」という挑戦を指した名付けではないか、と私は考えているんですね。いや谷川さんに真意聞いてないのですが笑
— 三宅香帆/新刊『考察する若者たち』 (@m3_myk) November 27, 2025
一身独立して人文学は前に進められるのか?1/11に喋ります!来てね! https://t.co/H2j7TFVYcP
aoi_smith(note)|2025年11月28日 09:21
「令和人文主義から零れ落ちる者たち─ローカルで働く人のための教養について」、note(aoi_smith)
佐々木雄一(X)|2025年11月28日 12:53
「令和人文主義」という言葉はそのとき知らなかったのだけれども、
— 佐々木雄一 Yuichi Sasaki (@YuichiSasaki20) November 28, 2025
三宅香帆・魚豊「「陰謀論の時代」に甦るカントの思想」(『Voice』7月号)
を読んで「これはなんだか新感覚・新時代だなあ」と感じたのはこういうことだったのかと腑に落ちた。
私が思っていたのは、超有名古典をビジネスと結びつけたりポップに解説したりというのは前からあるのだけど、地味な専門的なところをポップに突いているのが印象的でした。
— 佐々木雄一 Yuichi Sasaki (@YuichiSasaki20) November 28, 2025
伏見瞬(X)|2025年11月28日 19:01
話題になってる小峰ひずみさんの文章おもしろかったニャンね。
— 伏見 瞬 | てけしゅん音楽情報 (@shunnnn002) November 28, 2025
同時に、これは「令和人文主義」の枠組みや学生/会社員という区分以上に「リアリズム主義リアリズム」の外部はどこにあるか?の話だと思った。長年会社員やってきた人間として思うことはいろいろある。https://t.co/m71coMUFbB https://t.co/B5rXtwHBHS
綿野恵太(シラス)|2025年11月28日 21:00
「令和人文主義を考えてみる」、シラス(綿野恵太の失われた批評を求めて)
渡邉大輔(X)|2025年11月28日 21:58
なるほど… こちらは「ゼロ年代の批評」が出自のおじさんなので、谷川さんの見立ても小峰さんの批判も非常にクリアで勉強になりました。「令和人文主義」の論客の本は一部しか読んでいないけど、確かに同じような傾向は昨今の映画批評(もはや「映画文筆」と呼ばれるのか)の分野にも思い当たる節が。… https://t.co/qsPIpNe05l
— 渡邉大輔@新刊『ジブリの戦後』5/22『セカイ系入門』9/18発売 (@diesuke_w) November 28, 2025
東浩紀(X)|2025年11月28日 22:52
ぼくは全く好意的でないので、ゲンロンは令和人文主義に対して両面作戦で行くことになるでしょう。いずれにせよ、ゲンロンの方針と東浩紀の立場がついに本当に重なり合わない時代になって、喜ばしい限りです。最近になってもゲンロンと東個人を混同する人がいて、ほんと社として困っていた。 https://t.co/VDBr7IpEw0
— 東浩紀 Hiroki Azuma (@hazuma) November 28, 2025
ちなみに、僕が令和人文主義に乗れない(いささか自己言及的な)理由は、来月号の新潮に短いエッセイとしても記しています。あまり良くない文章ですが・・
— 東浩紀 Hiroki Azuma (@hazuma) November 28, 2025
ちなみに、新潮のエッセイでは、ちゃんと小峰さんがいう以下の類似性にも触れています。確かにぼく自身が令和人文主義に似たことをやってきた。だけど、というかむしろだからこそ今の流れ退屈なんだよね、という文章になってます。…
— 東浩紀 Hiroki Azuma (@hazuma) November 28, 2025
ちなみに、ぼくは小峰さんの指摘はおおむね正しく、谷川さんの反論はメタ反論でしかなく反論になっていないと思いますが、老害からはここらへんにしておきます。今後ゲンロンでは植田くんが令和人文主義者として頑張ってくれるはず!
— 東浩紀 Hiroki Azuma (@hazuma) November 28, 2025
戸谷洋志(note)|2025年11月28日 23:55
「改めて令和人文主義について」、note(戸谷洋志)
綿野恵太(X)|2025年11月29日 00:27
令和人文主義の世代(1985〜1997)がリーマン震災ショック世代(1988〜1992)と被ってることにふれたら、さらに良かったのでは https://t.co/k9cIu02FcN
— 綿野恵太 (@edoyaneko800) November 28, 2025
篠原雅武(note)|2025年11月29日 12:58
「「令和人文主義」なるものにかんする私的雑感」、note(篠原雅武(masatake_shinohara))
これから
松井健人、谷川嘉浩、渡辺祐真(UNITÉ)|2025年12月7日
「『教養』を失った時代に、何を夢見るのか──大正教養主義から令和人文主義まで」
三宅香帆×徒然研究室(ゲンロンカフェ)|2025年12月14日
「考察ブームとは何か?──令和カルチャー徹底分析!」、ゲンロンカフェ
三宅香帆、渡辺祐真、朱喜哲、谷川嘉浩他(大阪Loft PlusOne West)|2026年1月11日
「令和人文主義とは何か?人文知を再起動するためにできること」
1/11(日)開場13:30-開演14:00
— 大阪Loft PlusOne West (@PLUSONEWEST) November 26, 2025
いま人文知の現場はどこにあるのか?「2020年代の時代精神」を模索する一日。
第一部(14:00~)
「人文知のユーザー:いつ/どこで人文知は求められるのか? 知が『使われる』瞬間を探る」
登壇者:工藤郁子、中路隼輔、三宅香帆、山本ぽてと、朱喜哲(モデレーター) pic.twitter.com/uh8t8xoJrK
第二部(16:30~)
— 大阪Loft PlusOne West (@PLUSONEWEST) November 26, 2025
「人文知の流通とメディア:大学の知を家庭へ、職場へ。知の伝達経路を考える」
登壇:川口あい、水野太貴、渡辺祐真、谷川嘉浩(モデレーター)
第三部(19:00~)
「令和人文主義とは何か? 人文知を再起動するためにできること」
登壇:三宅香帆、渡辺祐真、朱喜哲、谷川嘉浩 他 pic.twitter.com/LunN0p2OVi
YouTube番組「今週の人文ウォッチ」も観てね!
令和人文主義者になりたいなら見るしかない!!!
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