#コラム 何のための #筋トレ ?
「ダイエット・筋トレで体型が変わらない理由と対策」:目次
実戦編:発症一年後のトレーニング記録
※記載の運動を推奨している訳ではなく、単なる実体験なので、ご自身の病状・体調に合わせ、医師の指導を受けて運動をしてください
発症11ケ月後で本格的に運動を再開した。
その過程で、筋トレも行っている。
体力増加にも書いた通り、体力や筋肉を取り戻すため、食事制限は行っていない。
つまり、今の筋トレは、筋肉を増やすためだ。
いやいや、筋トレは筋肉を増やすためにするもので、他はないだろう?
実際には、ボディビルダーを含めて、全世界で行われている筋トレの半分は、筋肉を増やすために行われていない、と思われる。
なぜなら、「ダイエット中に筋肉量は増える」は可能か?にも書いたが、ダイエット(減量)中は、筋肉が増えないからだ。
(例外として、現代人は原始人が最低限必要とする筋肉量に足りていないので、そこまではダイエット中でも筋肉が増えやすいことも書いた)
では、ダイエット(減量)中の筋トレは無駄なのだろうか?
そんなことはなく、体重減による筋肉の減少量をなるべく下げ、維持するのが目的となる。
筋肉を増やした後、ダイエット(減量)で増やした分が減少しては、元の木阿弥で、体型にも運動能力にも変化がなくなってしまう。
(厳密には、運動能力は心肺機能などの向上はあるだろうが)
さて、アナタの食事事情は筋トレすれば、筋肉が増える状況だろうか、維持になるだろうか?
それを理解せずに、筋肉を増やすための筋トレばかり検索しても、効果が出るかは微妙だ。
維持が最大なのに、重量が増やせない、と絶望して止めてしまうのも、もったいない。
また、マシンでの筋トレは、部位ごとに鍛えるのに向いているが、逆に言えば、バランスを崩す可能性がある。
例えば、腿前と裏は、別のマシンで別の重量で行うことになる。
だいたいは腿前の方が高重量で、裏との差が開いていくことが多い。
更に腿前が強化されるとどうしても、別のマシンでも尻ではなく腿前で動かしがちになる。
そういうクセがつくと、スクワットでも膝が前へ出て尻が使えなくなったりする。
同様に、腕を鍛えると、胸・背を腕でやりがちになる。
(体重80kgが、40kgでラットプルダウンを10×3できれば、RM換算すれば懸垂1回できても良いはず)
かといって、バーベルやダンベルならば、バランス良く鍛えられるか、と言えばそうではない。
例えば、クリーン&プレスは、正しくやれば背中と尻(股関節)を連動させて行うが、腕と腿前だけでもやれてしまう。
では自重では?
ランジで膝が踝より中へ入った側は、尻が使えないし、膝を捻じるだけだ。
つまり、思っているよりも、マシンでもフリーウェイトでも自重でも、正しい筋トレは難しいのだ。
苦労して、苦しい思いをしたところで正しくないフォームでは、増やすにしても維持にしても、筋肉に成果が出ず、何のため?となってしまう。
逆に、鍛えられた筋肉を、ナニに使うのだろうか?
多くが、「見た目を整える」で終わってしまうので、モチベーションが続かない。
なぜなら、5kg減れば「痩せたね!」と言ってもらえるが、それが6kg減(-1kg)になったところで、「見た目」に大きな変化がないし、5kg減を維持してももう褒められない。
しかし、1kgの重りを外せば、運動は各段に楽になる。
逆に「見た目」のために腕や胸を鍛えがちだが、運動で活用できた実感がない。
しかし、(自分で見えにくい)背中は、ジャンプの高さや滞空、パンチのキレに現れる。
実は、(痩せた・筋肉増えたの)「見た目」の変化は小さくても、運動能力が向上していることは多い。
それは、モチベーションにつながり、運動が継続されれば、能力もより向上し、「見た目」への変化も出て、と好循環となる。
さて、アナタの筋トレは、筋肉増やすためですか、維持ですか?
正しいフォームですか?
「見た目」だけで判断していませんか?
