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経営戦略|分析で終わらせず、KPIと予実管理で会社を動かす

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〜8月22日 23:30

KPIと予実管理で会社を動かす


なぜ、会社は変わらないのか。

分析資料はある。
方針もある。
KPIも置いている。

それでも、毎月同じ議論をしている。

売上未達の理由を話す。
次の打ち手を決める。
来月もまた同じ話をする。

なぜか?

分析が、意思決定になっていないからです。
意思決定が、KPIになっていないからです。
KPIが、予実管理につながっていないからです。
予実差異が、戦略修正に戻っていないからです。

私はこの状態を、何度も現場で見てきました。

整っている。
でも、動いていない。

市場環境は整理されている。
競合比較もある。
ターゲットも書かれている。

でも、現場は変わっていない。

問題は、分析が足りないことではありません。

分析から何を決めたのかが残っていないこと


どの顧客を追うのか。
どの顧客は追わないのか。
どの案件は受けないのか。
どの価格は守るのか。
どのKPIがズレたら、どの仮説を見直すのか。

ここが曖昧なままでは、分析は戦略になりません。

--

分析資料はあった。
でも、現場は変わらなかった。


一見、ちゃんと経営しているように見える会社があります。

市場規模も調べている。
競合も整理している。
顧客像も書いている。
KPIも設定している。
月次で予実も見ている。

でも、現場を見ると違う。

営業は、戦略に合わない案件まで追っている。

受注できそうだから追う。
今月の数字が足りないから追う。

短期的には売上になります。
でも、個別対応が増え、粗利が残らず、現場が疲弊します。

成功パターンとして横展開できない。

また営業個人の頑張りに戻る。
マーケティングも同じです。

誰に向けているのか曖昧なまま、施策だけが増える。
誰に何者として選ばれたいのかが決まっていないから、発信も訴求も散らばる。

問い合わせは来る。
でも受注しない。

商談にはなる。
でも価格で負ける。

このとき問題なのは、施策の量ではありません。

上流の戦略が、KPIと予実管理に接続されていないことです。

経営会議でも同じことが起きます。

売上が足りない。
受注率が悪い。
単価が下がった。

こうした話は出る。
でも、そのズレがどの仮説から来ているのかまでは見ない。

市場の前提が違ったのか。
ターゲットが広すぎたのか。
価格がポジショニングと合っていなかったのか。

ここまで戻らない。

だから、予実管理が「報告会」になります。

数字を見ているのに、戦略は修正されない。
KPIを置いているのに、意思決定は変わらない。
分析資料はあるのに、会社は同じ議論を繰り返す。

---

分析は、知るためではなく決めるためにある


3Cをやるなら、顧客・競合・自社を整理して終わりではありません。

どこで戦うのかを決める必要があります。

PESTをやるなら、外部環境を調べて終わりではありません。

自社では変えられない前提を固定する必要があります。


SWOTをやるなら、強み・弱み・機会・脅威を並べて終わりではありません。

何を攻め、何を捨てるのかを決める必要があります。


ターゲットを決めるなら、誰に売るかだけでは足りません。

誰に売らないかまで決める必要があります。


分析は、意思決定に変わって初めて意味があります。
意思決定はKPIに落ちて初めて現場で動きます。
KPIは、予実管理で見て初めて修正できます。
予実差異は、戦略に戻して初めて経営に使えます。

つまり、必要なのはこの循環です。

分析

意思決定

KPI

予実管理

戦略修正

この循環がない会社は、どれだけ分析資料を作っても変わりません。

---

シリーズ6本で書いてきたこと

① 3C分析 → 戦う場所を決める

② PEST分析 → 変えられない前提を固定する

③ SWOT分析 → 勝ち筋と捨て筋を決める

④ マーケティング → 価値の届け方を設計する

⑤ ターゲット設定 → 誰に売らないかを決める

⑥ 販売戦略 → 勝てる構造で商談に入る

それぞれの記事で書いたのは、フレームワークの説明ではありません。

実務でどう使うか、何を決めるかです。


6本は、それぞれ単独でも意味があります。
ただ、本当に経営で使うには、ここで終わってはいけません。

6本をつなげても、まだ足りないもの

3Cで戦う場所を決めた。
PESTで変えられない前提を固定した。
SWOTで勝ち筋と捨て筋を決めた。
マーケティングで価値の届け方を設計した。
ターゲットで誰に売らないかを決めた。
販売戦略で勝てる構造で商談に入った。

ここまでできれば、戦略の骨格はできます。
でも、まだ足りません。

その市場で利益が残るのか。
誰に、何者として選ばれるのか。
商品・価格・販路・訴求は揃っているのか。
戦略が機能しているかを、どのKPIで見るのか。
予実差異が出たとき、どの仮説に戻るのか。
決めたこと、やらないことをどう記録するのか。

ここまで落とさなければ、戦略は現場で動きません。

この記事では、シリーズ6本を統合したうえで、さらに次の内容まで扱います。

・シリーズで書かなかった5フォース分析

・STP分析

・4P分析

・各分析からKPIへの落とし込み

・予実差異をどの仮説のズレとして見るか

・判断を記録し、修正し続ける経営管理の形

・明日から経営会議で使えるチェックリスト


単なる復習ではありません。

分析が分かった人が、実際に会社を動かすための記事です。


この記事で得られるもの
フレームワークの説明ではありません。

それぞれの分析から、何を決めるのか。
どの数字に落とすのか。
予実差異が出たとき、どの仮説に戻すのか。
何を記録しておけば、同じ議論を繰り返さずに済むのか。

ここまでを一つの流れで整理します。

戦略は、きれいな資料ではありません。

どの市場で戦うのか。
どの顧客を追うのか。
何を価値として届けるのか。
どの数字で管理するのか。
ズレたらどこに戻るのか。
何をやらないのか。

ここまで決めて、記録し、数字で見て、修正できる状態にすること。

それが、経営で使える戦略です。

ここから先では、単に「考え方」を整理するのではありません。

5フォース、STP、4Pをどう使い、それぞれをどのKPIに落とし、予実差異が出たときにどの仮説へ戻すのか。

さらに、経営会議で使える記録の形まで落とします。

分析を読んで終わるのではなく、明日の判断に変えるための実務編です。


--

ここから先では、考え方だけではなく、実務で使える形に落とします。

この記事の有料部分で扱うことは、以下です。

・よくある失敗パターン
・問題が起きる構造
・経営会議で確認すべき問い
・明日から使えるチェックリスト
・判断を残すための記録テンプレート
・ズレが出たときの見直し基準

単なる読み物ではなく、実際に会議や現場で使うための内容です。

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8月1日 17:00 〜 8月22日 23:30

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