【経営戦略】②PESTは“分析”ではない。「変えられない前提」を固定するための構造である〜戦略は、コントロールできないものから始まる〜
※このシリーズは全6回です
前回はこちら
その前提、本当に正しいですか?
- 市場は伸びている
- このビジネスはいける
- 競合もそこまで強くない
その前提、本当に正しいですか?
多くの戦略は、
“なんとなくの前提”の上に作られている
しかし、
前提がズレていれば、戦略は必ず失敗する
重要なのはここです
戦略は「何をやるか」ではなく、
「どの前提で戦うか」で決まる
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1. PESTとは何か
PESTとは、
- Politics(政治)
- Economy(経済)
- Society(社会)
- Technology(技術)
外部環境を整理するフレームワーク
しかし本質はそこではありません
PESTは分析ツールではない
前提を固定するための構造である
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2. なぜPESTが必要なのか
経営には2種類のものがある
- コントロールできるもの
- コントロールできないもの
戦略で最も危険なのは、
コントロールできないものを、
コントロールできる前提で考えること
例えば、
- 市場が伸びる前提
- 法規制が変わらない前提
- 技術が進化する前提
これらはすべて、
自分ではどうにもできない
だからこそ、
最初に固定する必要がある
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3. PESTの使い方
PESTは網羅的にやる必要はない
重要なのは、
“戦略に影響する前提だけを抽出すること”
例えば、
- 法規制が強化されるのか
- 市場は拡大するのか縮小するのか
- 顧客の価値観は変わるのか
- 技術によって代替されるのか
この中で、
自社にとって致命的なものだけを見る
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4. よくある間違い
PESTでよくある失敗はこれ
- 情報を並べて終わる
- 網羅して満足する
- 分析した気になる
それでは意味がない
PESTは意思決定に使って初めて価値がある
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5. PESTと3Cの関係
ここが重要
PEST → 外部環境(前提)
3C → 戦う場所
SWOT → 戦い方
この順番で初めて戦略になる
PESTをやらずに3Cをやると、
前提がズレたまま戦場を決めることになる
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6. 戦略は「制約」から始まる
戦略とは自由に考えるものではない
制約の中で最適解を出すもの
PESTで見ているものは、
制約そのもの
- 市場の制約
- 社会の制約
- 技術の制約
これを無視した戦略は、必ず現実に負ける
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変えられないものから考えろ
戦略で最初にやるべきことは、
「何をやるか」ではない
「何が変えられないか」を知ること
- 市場
- 規制
- 社会
- 技術
これらを前提として固定し、
その中で勝てる場所を選ぶ
それが戦略である
【経営戦略】シリーズ構成
① 3C
→ 戦う「場所」を決める
② PEST
→ 変えられない「前提」を固定する
③ SWOT
→ 自社の「勝ち筋」を定義する
④ マーケティング
→ 市場に対する「打ち手」を設計する
⑤ ターゲットの絞り込み
→ 誰に勝つかを決める
⑥ 販売戦略
→ どうやって勝ち切るかを実装する
戦略とは、分析ではありません。
コントロールできないものを前提に、
コントロールできる範囲で勝ち筋を設計することです。
戦略とは、自由に考えるものではない。
変えられない制約の中で、最適解を出すものである。
ここまで読んでいただいた方へ。
あなたの会社は、
「変えられない前提」を整理できていますか?
多くの戦略が機能しないのは、
コントロールできない変数を前提にしていないからです。
・市場環境はどう変わるのか
・規制や制度はどう影響するのか
・どこまでが自社で変えられるのか
ここが曖昧なままでは、
どんな戦略もブレ続けます。
もし、
・自社の前提条件を整理したい
・PESTを実務に落としたい
・戦略の土台を作りたい
という方は、
コメント・DMください。
