ミニマリストが「増やしたもの」5選|減らすだけじゃ人生は変わらなかった
ミニマリスト=モノを減らす人。そう思っていませんか?
半分正解で、半分間違い。
僕はミニマリストになって、確かにたくさんのモノを手放しました。 クローゼットの服は20着になったし、財布はカードサイズになった。デスクの上にはモニターとトラックボールしかない。
でも、減らしただけでは、人生は変わらなかった。
「部屋はスッキリした。でも、なんか物足りない。」 その「物足りなさ」の正体に気づいた時、僕は初めて**「増やすべきもの」**があることを知りました。
この記事では、70%ミニマリストの僕が「モノを減らした後に、意識的に増やしたもの」を5つ紹介します。
■ 目次
■ 1. 睡眠時間
ミニマリストになって一番最初に増やしたのが、睡眠時間でした。
モノを減らす前の僕は、夜遅くまでスマホを見て、SNSをだらだらスクロールして、気づいたら深夜1時。 翌朝は眠い目をこすりながら出勤して、仕事中もぼんやりしている。
モノを減らしてスマホの中身も整理したら、夜にやることが「減った」。 やることが減ると、自然と早く寝られるようになった。
今は23時には布団に入って、7時間以上は寝ています。
たっぷり寝た翌朝の爽快感は、どんな高級なガジェットよりも価値がある。 モノを減らした最大のリターンは、「睡眠の質が上がったこと」かもしれません。
ミニマリズムの本を読むと「朝活しよう」と書いてあることが多いですが、僕は朝活よりも**「夜をさっさと終わらせること」**の方が大事だと思っています。 夜の無駄な時間を削れば、睡眠時間は勝手に増える。
■ 2. 1つのモノにかけるお金
モノの数は減りました。でも、1つのモノにかけるお金は増えました。
以前の僕は、安い服を10着買って、どれも中途半端に着ていた。 今は、気に入った服を少数だけ買って、毎日ローテーションで着倒す。
財布は、アブラサスのブッテーロレザー(約18,700円)。 デスクライトは、BenQ ScreenBar Pro(約19,900円)。 トラックボールマウスは、ロジクールM575(約8,800円)。
1つ1つの金額だけ見ると「高い」と感じるかもしれません。 でも、モノの総数が少ないから、トータルの支出は以前より減っている。
10個の「まあまあ」を持つより、3個の「最高」を持つ方が、満足度は圧倒的に高い。
ミニマリストの「お金をかけているもの」については、以前に詳しく書いています。
■ 3. 副業(note執筆)の時間
ミニマリストになる前は、「時間がない」が口癖でした。
8時半から19時まで働いて、帰宅したらクタクタ。 テレビを観て、スマホをいじって、気づいたら寝落ち。 副業なんて、考える余裕すらなかった。
でも、モノを減らしたことで**「片づけ」「探し物」「選ぶ時間」**が激減した。 部屋が整っていると、帰宅後すぐにデスクに座れる。 服を選ぶ時間もゼロ。朝の準備も10分で終わる。
その「浮いた時間」を全部、副業のnote執筆に充てています。
19時に帰宅して、入浴して、20時にデスクに座る。 そこから21時半までの90分が、僕のゴールデンタイム。
モノを減らさなかったら、この90分は存在しなかった。 noteを書く時間は、ミニマリズムが生み出してくれた時間です。
■ 4. 散歩の時間
「効率化」が好きだった頃の僕は、歩く時間すら無駄だと思っていました。
車通勤だから歩かなくていい。コンビニもドライブスルーで済む。 移動は全部車。1日の歩数が2,000歩を切る日もあった。
でも、ミニマリストとして「本当に必要なもの」を考え続けていたら、「歩く時間」こそ削ってはいけないものだと気づきました。
散歩中に考え事が整理される。 noteの記事のアイデアが浮かぶ。 何も考えずにぼーっと歩く時間が、頭をリセットしてくれる。
今は意識的に、仕事の前や休日に散歩の時間を作っています。 お金もモノも必要ない。ただ歩くだけ。 ミニマリズムの究極は、「何も持たずに外に出る時間」かもしれない。
■ 5. 何もしない余白の時間
5つ目は、「何もしない時間」を意識的に増やしたこと。
これは一番説明しにくいけど、一番大事かもしれない。
ミニマリストになりたての頃は、モノを減らして生まれた時間を「何か有益なこと」で埋めなきゃと思っていました。 副業、読書、筋トレ、勉強。空いた時間は全部、自己投資に充てなきゃ。
でも、それをやりすぎると、「忙しさ」の種類が変わっただけで、心の余裕は増えていなかった。
ある日、何の予定もない休日の午後に、ソファに座ってコーヒーを飲みながらぼんやりしていた時間がありました。 スマホも見ない。本も読まない。ただ、窓の外を眺めている。
その「何もしない15分」が、どんな自己投資よりも心を軽くしてくれた。
モノを減らすのは、部屋に余白を作るため。 スケジュールを減らすのは、時間に余白を作るため。 そして、何もしない時間は、心に余白を作るため。
「余白」は無駄じゃない。むしろ、余白があるから、次の日にまた頑張れる。
■ 「減らす」と「増やす」はセットだった
ミニマリズムは「引き算」の思考法です。 でも、引き算だけでは、最終的にゼロになってしまう。
大事なのは、「何を減らして、何を増やすか」を自分で選ぶこと。
僕の場合はこうでした。
減らしたもの:服、ガジェット、SNSの時間、無駄な買い物、人付き合い 増やしたもの:睡眠、質への投資、副業の時間、散歩、余白
減らした分だけ、増やしたいものに使える時間とお金とエネルギーが生まれた。 ミニマリズムは「何もない生活」ではなく、「自分が選んだもので満たされた生活」なのだと思います。
僕はこれを「70%ミニマリスト」と呼んでいます。 完璧に減らすのではなく、70%引き算して、残りの30%に全力を注ぐ。
100%を目指さなくていい。 あなたにとっての「増やしたいもの」が見つかれば、それがミニマリズムのゴールです。
■ おわりに
「ミニマリストって、何もかも捨てる人でしょ?」
そう思われることが多いですが、実際は真逆です。
僕たちが捨てているのは、「どうでもいいもの」だけ。 捨てた分だけ、大切なものに時間とお金と愛情を注いでいる。
睡眠、質の高いモノ、副業、散歩、余白。 僕が増やした5つは、どれもお金がほとんどかからないものばかりです。
本当に豊かな生活は、モノを増やすことではなく、「自分にとって大切な時間」を増やすことで手に入る。
もし今、「毎日忙しいのに、なんか満たされない」と感じているなら。 まずは何か1つ、手放してみてください。 空いたスペースに、あなたが本当に「増やしたいもの」が見えてくるはずです。
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📖 Kindle本も出版しています。noteの記事をベースに、70%ミニマリストの暮らしを1冊にまとめました。
