サロン経営シリーズ⑤なぜサロンは集客できないのか ― 新規顧客を増やすための考え方
こんにちは。
レディーバード公式note編集部の福島です。

サロン経営の考え方を整理しているこのシリーズも、今回で5回目になりました。
前回は「リピートと関係づくり」について、RFMやカルテを活用した考え方をお話ししました。
リピートはサロン経営の生命線です。
ただ、前回の最後にも触れたとおり、そもそも新規のお客様がいなければ、リピートは生まれません。
サロン経営は、新規顧客(集客) と リピート の両輪で成り立っています。
今回は、その「集客」について、一緒に考えてみたいと思います。
集客とは何か
集客と聞くと、Instagramの運用やWeb広告をイメージする方が多いかもしれません。
でも、私が考えるサロン集客の定義は、
「見込み客との出会いをつくること」
です。
Instagram、広告、Google検索。これらはすべて「手段」 にすぎません。
本質は、
誰に 伝えるか
何を 伝えるか
どう 伝えるか
この3つが整理されていることです。
手段から考えるのではなく、まず「誰に届けたいのか」から始める。
これが、集客の出発点だと思っています。
なぜ集客できないサロンが生まれるのか
私自身も起業して感じたのは、集客で悩んでいるときほど、実は集客以外に原因があることが多い ということです。
たとえば、
ターゲットが曖昧
メニューが伝わりにくい
価格の根拠が不明確
打ち出し方がぼんやりしている
このような状態でSNSを毎日頑張っても、お客様には選ばれません。

このシリーズでSTEP1〜4を先に整理してきたのは、集客の土台をつくるため でした。
集客は、土台が整って初めて機能します。
お客様はどうやってサロンを選ぶのか
お客様がサロンを選ぶまでには、こんな流れがあります。
知る → 気になる → 比較する → 予約する
この流れの中で、それぞれのツールが異なる役割を持っています。
SNS(Instagram など):知ってもらう・気になってもらうきっかけ
ホームページ:詳しい情報を伝え、信頼感をつくる場所
Googleマップ:場所・口コミを確認し、比較・予約の後押しをする場所
すべてを一つのツールで完結させようとすると、うまくいかないことが多いです。
それぞれの役割を理解して、つなげていくことが大切です。
サロン集客の3つの入口
エステサロンの集客方法は、大きく分けて3つあります。
① 紹介
既存のお客様や知人からの紹介です。
信頼がすでにある状態なので、来店率が高く、リピートにもつながりやすいのが特徴です。
② 検索(Google検索・Googleマップ)
「地域名+脱毛サロン」のように、すでにニーズを持っている方が検索してたどり着きます。
Googleビジネスプロフィールの整備がとても重要です。
③ SNS(Instagram など)
まだサロンを探していない方にも知ってもらえるのが強みです。
日々の発信を通じて、「この人にお願いしたい」という気持ちを少しずつ育てていきます。
開業初期は、①と②を軸にしながら、③で認知を広げていくバランスがおすすめです。
SNSを頑張っても集客できない理由
「毎日投稿しているのに、集客につながらない」
そんなご相談をよくいただきます。
SNS集客で大切なのは、フォロワー数ではありません。
「この人にお願いしたい」 と思ってもらうこと。
フォロワーが少なくても、あなたの想いや施術への姿勢がしっかり伝わっていれば、お客様は来てくださいます。
数よりも、信頼の質 が重要です。
集客は「導線」で決まる
集客がうまくいっているサロンには、共通点があります。
それは、お客様が迷わず来店できる「導線」がある ことです。
たとえば、
Instagram → 公式LINE → 相談 → 来店
この流れが自然につながっていると、お客様は安心して一歩を踏み出せます。

「知ってもらう場所」と「予約につなげる場所」を分けて考えること。
これが、集客の導線設計のポイントです。
開業初期におすすめしたい集客の考え方
サロン開業の直後に、いきなり100人を集客する必要はありません。
まずは、最初の10人。
知人や友人への声かけ
既存の人脈からの紹介
Googleビジネスプロフィールの登録
SNSでの発信スタート
ここから始めれば大丈夫です。
最初の10人が満足してくだされば、そこからリピートと紹介が生まれます。
小さく始めて、少しずつ広げていく。
これが、新規顧客を増やす一番確実な集客方法だと私は思っています。
まとめ
集客は、テクニックではなく 設計 です。
ターゲット(STEP1)
メニューと価格(STEP2)
打ち出し方(STEP3)
リピートと関係づくり(STEP4)
この土台があって、初めて集客は機能します。
「SNSを頑張らなきゃ」と焦る前に、まずは土台を見直してみてください。
きっと、集客の景色が変わるはずです。
次回はいよいよ最終回。
「選ばれ続けるサロンの設計図」
STEP1〜5を振り返りながら、サロン経営の全体像を一枚の設計図にまとめます。
【サロン経営シリーズ】
STEP1 ターゲットを決める
STEP2 メニューと価格を設計する
STEP3 打ち出し方(ブランディング)
STEP4 リピートと関係づくり
STEP5 集客設計(本記事)
STEP6 選ばれ続けるサロンの設計図(次回・最終回)
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