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ヘブル語併記:ヨブ記文語訳(4)


ヘブル語併記:ヨブ記文語訳(4)

v1.2

1.翻訳ポリシー

本翻訳は、聖書本文の忠実な逐語訳ではなく、其の物語の持つ精神を日本の古典文学が持つ格調高い文語の響きの中に再創作した芸術的試みであり、意訳及び脚色を含みます。原典が持つ荘厳さと劇的な展開を、独自の様式で表現することを目的としています。

翻訳にあたっては、以下のポリシーを遵守しました。

簡潔さと律動感: 古典の持つ言葉の経済性を範とし、不要な助詞や装飾を極限まで削ぎ落としました。ヨブ記に特有の激しい苦悩の叫びと、友人の語る因果の法則の対比も、この律動の中に活かされています。

古典文語の基調: 古典文語を基調としつつ、現代の読者にも通じる可読性との均衡を図りました。擬古文の俗調を避けつつ、芸術的文語として再構成することを目指しています。

厳格な様式: ひらがなは古風なものを含め極力漢字に置き換えました。また、尊敬語謙譲語を一切用いないことで、神と被造物、そして人間の根源的な関係をより直接内かつ力強く表現しています。

【制作背景について】

この文語訳は、制作者の明確なコンセプトに基づき、AIとの共同作業によって生成・編集されました。聖書原典はパブリックドメインですが、本翻訳はそれを基に独自の文体へと変換した、新たな創作的表現を目指す試みです。教育・研究・私的利用といった非営利の目的において、読者の皆様が自由に引用し、分かち合われることを歓迎いたします。ただし、本文の無断改変や商用利用はお控えください。

2.註解

本訳は、ヘブル語原典の持つ詩的構造と意味の深さを、日本の古典文語の様式美のうちに再構築する試みである。

兵役の如くならずや(7:1):
人生を労苦に満ちた苦役や兵役のやうな定められた務めに喩へたヨブの嘆きである。人間の地上における日々が、定められた過酷な務めであることを示してゐる。

陰府(7:9):
ヘブル語でシェオール。死者が下り行く暗き世界であり、神との交はりや地上への帰還が断たれた不可逆の領域を意味する。

海の竜なるや(7:12):
ヘブル語でタンニーン。神話的怪物として知られる存在であり、混沌の力を象徴する存在として読まれることのある語である。ヨブは、己が神の脅威となるやうな化け物でもないのに、何故其のやうに厳しく監視されるのかと抗議してゐる。

シュア人ビルダド(8:1):
ヨブの第二の友人。彼は先人たちの伝統と歴史的経験に重きを置き、神の正義と因果応報の法則を絶対的なものとしてヨブを諭す。

蜘蛛の巣なり(8:14):
不敬虔なる者の拠り所が如何に脆く、儚いものであるかを示す比喩である。見かけの繁栄が瞬時に崩れ去ることを警告してゐる。

3.ヘブル語併記文語訳

ヨブ記 第七章

7:1 人の地にあるは兵役の如くならずや、其の日々は雇人の日々の如くならずや。
הֲלֹא־צָבָא לֶאֱנוֹשׁ עֲלֵי־אָרֶץ וְכִימֵי שָׂכִיר יָמָיו׃
ハロー ツァーヴァー レエノーシュ アレー アーレツ、ヴェヒーメー サーヒール ヤーマーヴ。
ではないか/兵役が/人にとって/地の上に/および日々のよう/雇人の/彼の日々は。

7:2 奴隷が日陰を慕ひ、雇人が其の賃銀を待ち望むが如く、
כְּעֶבֶד יִשְׁאַף־צֵל וּכְשָׂכִיר יְקַוֶּה פָעֳלוֹ׃
ケエヴェド イシュアフ ツェール、ウーヘサーヒール イェカッヴェー ポアロー。
奴隷のように/彼は慕う/日陰を/および雇人のように/彼は待ち望む/彼の賃金を。

7:3 斯くの如く我は空しき月日を嗣ぎ、労苦の夜を割り当てられたり。
כֵּן הָנְחַלְתִּי לִי יַרְחֵי־שָׁוְא וְלֵילוֹת עָמָל מִנּוּ־לִי׃
ケーン ホンハルティー リー ヤルヘー シャーヴ、ヴェレーロート アマール ミンヌー リー。
このように/私は受け継がされた/私に/月々を/空しき/および夜々を/労苦の/定められた/私に。

7:4 我床に就くとき言ふ、いつ起き上がらんや、夜は長きかなと。我は暁まで寝返りを打ちて飽き足らず。
אִם־שָׁכַבְתִּי וְאָמַרְתִּי מָתַי אָקוּם וּמִדַּד־עָרֶב וְשָׂבַעְתִּי נְדֻדִים עֲדֵי־נָשֶׁף׃
イム シャーハヴティー ヴェアーマルティー マータイ アークーム ウーミッダド アーレヴ、ヴェサーヴァアティー ネドゥーディーム アデー ナーシェフ。
もし/私が横たわり/そして言うなら/いつ/私は起きるだろうか/しかし延びる/夕べが/そして私は満ち足りる/寝返りで/暁まで。

7:5 我が肉は蛆と土くれを纏ひ、我が皮膚は裂け、また膿む。
לָבַשׁ בְּשָׂרִי רִמָּה וְגוּשׁ עָפָר עוֹרִי רָגַע וַיִּמָּאֵס׃
ラーヴァシュ ベサーリー リンマー ヴェグーシュ アファール、オーリー ラーガ ヴァッインマーエース。
着た/私の肉が/蛆を/および土くれを/私の皮膚は/裂け/そして膿む。

7:6 我が日々は梭よりも速く、望みなくして尽き果つ。
יָמַי קַלּוּ מִנִּי־אָרֶג וַיִּכְלוּ בְּאֶפֶס תִּקְוָה׃
ヤーマイ カッルー ミンニー アーレグ、ヴァッイフルー ベエフェス ティクヴァー。
私の日々は/速い/梭よりも/そして尽きる/無いまま/望みが。

7:7 憶ひ見よ、我が命は一陣の風なるを。我が目は再び幸ひを見ざらん。
זְכֹר כִּי־רוּחַ חַיָּי לֹא־תָשׁוּב עֵינִי לִרְאוֹת טוֹב׃
ゼホール キー ルーアッハ ハッヤーイ、ロー ターシューヴ エーニー リルオート トーヴ。
覚えよ/なぜなら/風である/私の命は/ない/再び/私の目が/見ることは/幸いを。

7:8 我を見る者の目は再び我を見ざらん。汝の目が我に向かへば、我は既に在らず。
לֹא־תְשׁוּרֵנִי עֵין רֹאִי עֵינֶיךָ בִּי וְאֵינֶנִּי׃
ロー テシューレーニー エーン ロイー、エーネーハ ビー ヴェエーネンニー。
ない/私を見つめることは/目が/私を見る者の/あなたの目が/私に向かえば/私は存在しない。

7:9 雲の消え失せて行くが如く、陰府に下る者もまた上り来たらず。
כָּלָה עָנָן וַיֵּלַךְ כֵּן יוֹרֵד שְׁאוֹל לֹא יַעֲלֶה׃
カーラー アーナーン ヴァッイェーラフ、ケーン ヨーレード シェオール ロー ヤアレー。
消え去る/雲が/そして行く/そのように/下る者が/陰府に/ない/上ることは。

7:10 彼は再び己が家に帰らず、其の居所も再び彼を知らざらん。
לֹא־יָשׁוּב עוֹד לְבֵיתוֹ וְלֹא־יַכִּירֶנּוּ עוֹד מְקוֹמוֹ׃
ロー ヤーシューヴ オード レヴェートー、ヴェロー ヤッキーレンヌー オード メコーモー。
ない/彼は戻ることは/再び/彼の家に/そしてない/彼を知ることは/再び/彼の場所が。

7:11 故に我は我が口を制せず。我が霊の悩みの中に語り、我が魂の苦しみの中に零さん。
גַּם־אֲנִי לֹא אֶחֱשָׂךְ פִּי אֲדַבְּרָה בְּצַר רוּחִי אָשִׂיחָה בְּמַר נַפְשִׁי׃
ガム アニー ロー エヘサフ ピー、アダッベラー ベツァル ルーヒー、アーシーハー ベマル ナフシー。
また/私も/ない/留めることは/私の口を/私は語る/苦痛の中で/私の霊の/私はこぼす/苦みの中で/私の魂の。

7:12 我は海なるや、海の竜なるや。汝が我に番人を置くとは。
הֲיָם־אָנִי אִם־תַּנִּין כִּי־תָשִׂים עָלַי מִשְׁמָר׃
ハヤーム アーニー イム タンニーン、キー ターシーム アーライ ミシュマール。
海なのか/私が/それとも/竜なのか/あなたが置くとは/私の上に/見張りを。

7:13 我が床は我を慰め、我が寝床は我が嘆きを担はんと思ふとき、
כִּי־אָמַרְתִּי תְּנַחֲמֵנִי עַרְשִׂי יִשָּׂא בְשִׂיחִי מִשְׁכָּבִי׃
キー アーマルティー テナハメーニー アルシー、イッサー ヴェシーヒー ミシュカーヴィー。
なぜなら/私が言った時/私を慰めるだろう/私の寝床が/担うだろう/私のつぶやきを/私の床が。

7:14 汝は夢を以て我を驚かし、幻を以て我を恐れしむ。
וְחִתַּתַּנִי בַחֲלֹמוֹת וּמֵחֶזְיֹנוֹת תְּבַעֲתַנִּי׃
ヴェヒッタッタニー ヴァハロモート、ウーメヘズヨノート テヴァアタンニー。
そしてあなたは私を恐れさせる/夢で/および幻で/あなたは私を脅かす。

7:15 されば我が魂は絞め殺さるるを選びん。我が骨となるよりは死を選びん。
וַתִּבְחַר מַחֲנָק נַפְשִׁי מָוֶת מֵעַצְמוֹתָי׃
ヴァッティヴハル マハナーク ナフシー、マーヴェト メアツモーターイ。
そして選ぶ/絞め殺されることを/私の魂は/死を/私の骨よりも。

7:16 我は之を忌み嫌ふ。我は永遠に生くるにあらず。我を捨て置け、我が日々は空しき息なればなり。
מָאַסְתִּי לֹא־לְעֹלָם אֶחְיֶה חֲדַל מִמֶּנִּי כִּי־הֶבֶל יָמָי׃
マーアスティー ロー レオラーム エヘイェ、ハダル ミンメンニー キー ヘヴェル ヤーマーイ。
私は忌み嫌う/ない/永遠に/私は生きることは/離れよ/私から/なぜなら/空の息である/私の日々は。

7:17 人は何者なれば、汝之を大いなる者とし、之に御心を留むるや。
מָה־אֱנוֹשׁ כִּי תְגַדְּלֶנּוּ וְכִי־תָשִׁית אֵלָיו לִבֶּךָ׃
マー エノーシュ キー テガッデレンヌー、ヴェヒー ターシート エーラーヴ リッベーハ。
何者か/人が/あなたが彼を大きくするとは/およびあなたが向けるとは/彼に/あなたの心を。

7:18 朝ごとに之を訪れ、時ごとに之を試みるや。
וַתִּפְקְדֶנּוּ לִבְקָרִים לִרְגָעִים תִּבְחָנֶנּוּ׃
ヴァッティフケデンヌー リヴカーリーム、リルガーイーム ティヴハーネンヌー。
そしてあなたは彼を訪れる/朝ごとに/瞬間ごとに/あなたは彼を試みる。

7:19 いつまで汝は我から目を離さざるや。我が唾を飲み込む間も我を捨て置かざるや。
כַּמָּה לֹא־תִשְׁעֶה מִמֶּנִּי לֹא־תַרְפֵּנִי עַד־בִּלְעִי רֻקִּי׃
カンマー ロー ティシュエ ミンメンニー、ロー タルペーニー アド ビルイー ルッキー。
いつまで/ない/あなたは目をそらすことは/私から/ない/あなたは私を放すことは/私が飲み込むまで/私の唾を。

7:20 我罪を犯したりとも、汝に何を為し得んや、人の監視者よ。何故我を汝の標的とせしや、我は己が重荷となりぬ。
חָטָאתִי מָה אֶפְעַל לָךְ נֹצֵר הָאָדָם לָמָה שַׂמְתַּנִי לְמִפְגָּע לָךְ וָאֶהְיֶה עָלַי לְמַשָּׂא׃
ハーターティー マー エフアル ラーフ ノーツֵール ハアーダーム、ラーマー サムタニー レミフガー ラーフ ヴァエヘイェ アーライ レマッサー。
私が罪を犯したとして/何を/私はできるか/あなたに/監視する者よ/人の/なぜ/あなたは私を置いたのか/標的として/あなたにとって/そして私はなった/私自身にとって/重荷に。

7:21 何故汝は我が咎を赦さず、我が罪を除かざるや。今や我は塵の中に伏さんとす。汝我を求むるとも、我は在らざらん。
וּמֶה לֹא־תִשָּׂא פִשְׁעִי וְתַעֲבִיר אֶת־עֲוֹנִי כִּי־עַתָּה לֶעָפָר אֶשְׁכָּב וְשִׁחַרְתַּנִי וְאֵינֶנִּי׃
ウーメー ロー ティッサー フィシュイー ヴェタアヴィール エト アヴォーニー、キー アッター レアファール エシュカーヴ ヴェシハルタニー ヴェエーネンニー。
そしてなぜ/ない/あなたは赦すことは/私の背きを/そして取り除くことは/私の咎を/なぜなら/今や/塵に/私は横たわる/そしてあなたが私を熱心に探しても/私は存在しない。

ヨブ記 第八章

8:1 シュア人ビルダド答へて曰く、
וַיַּעַן בִּלְדַּד הַשּׁוּחִי וַיֹּאמַר׃
ヴァッヤアン ビルダド ハッシュウーヒー ヴァッヨーマル。
そして答えた/ビルダドが/シュア人/そして言った。

8:2 いつまで汝は此等の事を語るや。汝の口の言葉は激しき風の如し。
עַד־אָן תְּמַלֶּל־אֵלֶּה וְרוּחַ כַּבִּיר אִמְרֵי־פִיךָ׃
アド アーン テマッレール エーッレ、ヴェルーアッハ カッビール イムレー フィーハ。
いつまで/あなたは語るのか/これらのことを/および風のようである/激しい/言葉が/あなたの口の。

8:3 神は裁きを曲げ給はんや。全能者は公義を曲げ給はんや。
הַאֵל יְעַוֵּת מִשְׁפָּט וְאִם־שַׁדַּי יְעַוֵּת־צֶדֶק׃
ハエール イェアッヴェート ミシュパート、ヴェイム シャッダイ イェアッヴェート ツェデク。
神が/曲げるだろうか/裁きを/それとも/全能者が/曲げるだろうか/義を。

8:4 汝の子らが神に罪を犯せし故、神は彼等を其の背きの手に委ね給へり。
אִם־בָּנֶיךָ חָטְאוּ־לוֹ וַֽיְשַׁלְּחֵם בְּיַד־פִּשְׁעָם׃
イム バーネーハ ハテウー ロー、ヴァッイェシャルヘーム ベヤド フィシュアーム。
もし/あなたの子らが/罪を犯したなら/彼に/そして彼は彼らを渡した/手に/彼らの背きの。

8:5 汝若し神を熱心に求め、全能者に乞ひ願はば、
אִם־אַתָּה תְּשַׁחֵר אֶל־אֵל וְאֶל־שַׁדַּי תִּתְחַנָּן׃
イム アッター テシャヘール エル エール、ヴェエル シャッダイ ティトハンナーン。
もし/あなたが/熱心に探すなら/神を/そして/全能者に/憐れみを乞うなら。

8:6 若し汝清くして直からば、神は必ず汝の為に起き上がり、汝の義の住まひを平穏にし給はん。
אִם־זַךְ וְיָשָׁר אָתָּה כִּי־עַתָּה יָעִיר עָלֶיךָ וְשִׁלַּם נְוַת צִדְקֶךָ׃
イム ザフ ヴェヤーシャール アッター、キー アッター ヤーイール アーレーハ ヴェシッラム ネヴァト ツィドケーハ。
もし/清く/そして正しいなら/あなたが/必ず/今/彼は起き上がる/あなたのために/そして平和にする/住まいを/あなたの義の。

8:7 汝の初めは小さくとも、其の終わりは甚だ大いならん。
וְהָיָה רֵאשִׁיתְךָ מִצְעָר וְאַחֲרִיתְךָ יִשְׂגֶּה מְאֹד׃
ヴェハーヤー レーシーテハー ミツアール、ヴェアハリーテハー イスゲ メオード。
そしてなるだろう/あなたの初めが/小さくとも/しかしあなたの終わりが/大きくなる/大いに。

8:8 乞ふ、昔の代に問ひ、其の父祖たちの探り極めし事に心を留めよ。
כִּי־שְׁאַל־נָא לְדֹר רִישׁוֹן וְכוֹנֵן לְחֵקֶר אֲבוֹתָם׃
キー シェアル ナー レドール リーショーン、ヴェホーネーン レヘーケル アヴォーターム。
なぜなら/尋ねよ/どうか/世代に/先の/そして心を向けよ/探り極めに/彼らの父祖たちの。

8:9 我等は昨日の者にして何も知らず、地上の我が日々は影なればなり。
כִּי־תְמוֹל אֲנַחְנוּ וְלֹא נֵדָע כִּי צֵל יָמֵינוּ עֲלֵי־אָרֶץ׃
キー テモール アナフヌー ヴェロー ネーダー、キー ツェール ヤーメーヌー アレー アーレツ。
なぜなら/昨日の者である/私たちは/そしてない/私たちは知ることは/なぜなら/影である/私たちの日々は/地上の。

8:10 彼等汝を教へて語り、其の心より言葉を出さずや。
הֲלֹא־הֵם יוֹרוּךָ יֹאמְרוּ לָךְ וּמִלִּבָּם יוֹצִאוּ מִלִּים׃
ハロー ヘーム ヨールーハ ヨメルー ラーフ、ウーミッリッバーム ヨーツィウー ミッリーム。
ではないか/彼らが/あなたを教え/言う/あなたに/そして彼らの心から/出す/言葉を。

8:11 葦は泥なき所に生ひ育たんや。蘆は水なき所に茂らんや。
הֲיִגְאֶה־גֹּמֶא בְּלֹא בִצָּה יִשְׂגֶּה־אָחוּ בְלִי־מָיִם׃
ハイグエ ゴーメ ベロー ヴィッツァー、イスゲ アーフー ヴェリー マーム。
育つだろうか/パピルスが/ない所で/沼の/茂るだろうか/葦が/ない所で/水の。

8:12 未だ青くして刈られざるに、他の如何なる草よりも先ず枯る。
עֹדֶנּוּ בְאִבּוֹ לֹא יִקָּטֵף וְלִפְנֵי כָל־חָצִיר יִיבָשׁ׃
オーデンヌー ヴェイッボー ロー イッカーテーフ、ヴェリフネー ホル ハーツィール イーヴァーシュ。
まだ/それが青いうちに/ないのに/刈り取られることは/しかし前に/全ての/草の/それは枯れる。

8:13 神を忘るる総ての者の道は斯くの如し。不敬虔なる者の望みは滅び失せん。
כֵּן אָרְחוֹת כָּל־שֹׁכְחֵי אֵל וְתִקְוַת חָנֵף תֹּאבֵד׃
ケーン オルホート コル ショヘヘー エール、ヴェティクヴァト ハーネーフ トーヴェード。
そのようである/道は/全ての/忘れる者の/神を/および望みは/不敬虔な者の/滅びる。

8:14 其の頼みとする所は断たれ、其の信ずる所は蜘蛛の巣なり。
אֲשֶׁר־יָקוֹט כִּסְלוֹ וּבֵית עַכָּבִישׁ מִבְטַחוֹ׃
アシェル ヤーコート キスロー、ウーヴェート アッカーヴィーシュ ミヴタホー。
その/断ち切られる/彼の頼みとする所は/および家である/蜘蛛の/彼の信頼する所は。

8:15 己が家に寄り掛かるとも立たず、之に縋るとも支へられじ。
יִשָּׁעֵן עַל־בֵּיתוֹ וְלֹא יַעֲמֹד יַחֲזִיק בּוֹ וְלֹא יָקוּם׃
イッシャーエーン アル ベートー ヴェロー ヤアモード、ヤハジーク ボー ヴェロー ヤークーム。
彼は寄りかかる/彼の家に/しかしそれは立たない/彼はそれにしがみつく/しかしそれは持ちこたえない。

8:16 彼は日の前に青々とし、其の枝は其の園の上に蔓延る。
רָטֹב הוּא לִפְנֵי־שָׁמֶשׁ וְעַל גַּנָּתוֹ יֹנַקְתּוֹ תֵצֵא׃
ラートーヴ フー リフネー シャーメシュ、ヴェアル ガンナートー ヨナクトー テーツェー。
青々としている/彼は/前に/太陽の/および上に/彼の園の/彼の枝が/出る。

8:17 其の根は石塚に絡みつき、石の家を見つむ。
עַל־גַּל שָׁרָשָׁיו יְסֻבָּכוּ בֵּית אֲבָנִים יֶחֱזֶה׃
アル ガル シャーラーシャーヴ イェスッバーフー、ベート アヴァーニーム イェヘゼー。
上に/石塚の/彼の根が/絡みつく/家を/石の/彼は見つめる。

8:18 人若し彼を其の所より滅ぼさば、其の所は彼を否みて、我汝を見ずと言はん。
אִם־יְבַלְּעֶנּוּ מִמְּקוֹמוֹ וְכִחֶשׁ בּוֹ לֹא רְאִיתִיךָ׃
イム イェヴァッレエンヌー ミンメコーモー、ヴェヒヘシュ ボー ロー レイーティーハ。
もし/彼が滅ぼすなら彼を/彼の場所から/それは否むだろう/彼を/ない/私はあなたを見たことは。

8:19 視よ、此れぞ其の道の喜びなり。また塵より他の者生え出でん。
הֶן־הוּא מְשׂוֹשׂ דַּרְכּוֹ וּמֵעָפָר אַחֵר יִצְמָחוּ׃
ヘン フー メソース ダルコー、ウーメアファール アヘール イツマーフー。
見よ/これこそが/喜びである/彼の道の/そして塵から/別の者が/生え出る。

8:20 視よ、神は全き者を捨てず、悪を為す者を支へ給はず。
הֶן־אֵל לֹא יִמְאַס־תָּם וְלֹא־יַחֲזִיק בְּיַד־מְרֵעִים׃
ヘン エール ロー イムアス ターム、ヴェロー ヤハジーク ベヤド メレーイーム。
見よ/神は/ない/見捨てることは/全き者を/そしてない/支えることは/手で/悪を行う者を。

8:21 神は尚も笑ひを汝の口に満たし、喜びの声を汝の唇に満たし給はん。
עַד־יְמַלֵּה שְׂחוֹק פִּיךָ וּשְׂפָתֶיךָ תְרוּעָה׃
アド イェマッレー セホーク フィーハ、ウーセファーテーハ テルーアー。
まだ/彼は満たすだろう/笑いで/あなたの口を/およびあなたの唇を/喜びの叫びで。

8:22 汝を憎む者は恥を衣とし、悪人の天幕は跡形もなからん。
שֹׂנְאֶיךָ יִלְבְּשׁוּ־בֹשֶׁת וְאֹהֶל רְשָׁעִים אֵינֶנּוּ׃
ソーネエーハ イルベシュー ヴォーシェト、ヴェオヘル レシャーイーム エーネンヌー。
あなたを憎む者たちは/着るだろう/恥を/および天幕は/悪人の/存在しない。

4.ヘブル語単語集

以下に、ヨブ記第七章および第八章において複数回登場する頻出語彙を中心に、「タンニーン」「シェオール」等の重要なキーワードを記載する。

תַּנִּין (タンニーン) : 竜、海の怪物。(重要語彙)

שְׁאוֹל (シェオール) : 陰府。死者の領域。(重要語彙)

עַכָּבִישׁ (アッカーヴィーシュ) : 蜘蛛。(重要語彙)

אֱנוֹשׁ (エノーシュ) : 人。

אָרֶץ (アーレツ) : 地。

שָׂכִיר (サーヒール) : 雇人。

יוֹם (ヨーム) : 日。

שָׁכַב (シャーハヴ) : 横たわる。

עָפָר (アファール) : 塵、土。

תִּקְוָה (ティクヴァー) : 望み。

רוּחַ (ルーアッハ) : 霊、風。

עַיִן (アイン) : 目。

אָמַר (アーマル) : 言う。

שׁוּב (シューヴ) : 戻る。

בַּיִת (バイト) : 家。

מָקוֹם (マコーム) : 場所。

פֶּה (ペー) : 口。

נֶפֶשׁ (ネフェシュ) : 魂。

נָשָׂא (ナーサー) : 担う、赦す。

חָטָא (ハーター) : 罪を犯す。

אֵל (エール) : 神。

שַׁדַּי (シャッダイ) : 全能者。

אָב (アーヴ) : 父、父祖。

דֶּרֶךְ (デレフ) : 道。

מִלָּה (ミッラー) : 言葉。

עָמַד (アーマド) : 立つ。

רָאָה (ラーアー) : 見る。

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