【思考実験】「線路は続くよ、どこまでも」っていうけど、線路は今も伸び続けてるの?
こんにちは、きのころです。
突然ですが。
『線路は続くよどこまでも』っていう童謡、
知ってますよね?
線路は続くよ どこまでも
野をこえ 山こえ 谷こえて
はるかな まちまで ぼくたちの
楽しい旅の夢 つないでる
この曲、よく考えたら不思議です。
線路の上を走っているのが、
汽車なのか電車なのかはわかりません。
ここでは時代背景を考えて、「汽車」ということにしておきましょう。
汽車が線路の上をずっと走り続けていたら、
いつかは「終点」に着いてしまいます。
それでは、「どこまでも」続いていることにはならないですよね?
線路が「どこまでも」続くためには、完成していてはいけません。
汽車が走るよりも早いスピードで、線路が伸び続ける必要があります。
ということは、線路は、今も伸び続けているはずなんです。
——「今も」ですよ?
あなたがこのnoteを読み始めたときより、
線路は、すでに何メートルかは伸びているはずです。
労働問題
その線路、誰が、どんな風に作ってるのか気になります。
「線路どこまでも株式会社」とか聞いたことないですよね?
となると、あまり知られていない中小企業が、
少人数で延々と敷設工事を続けていると思われます。
……え、やばくないですか?
みんなの「楽しい旅」を支えるために、
終わりの見えない、無限土木労働が発生していることになります。
とんでもないブラック企業です。
歌詞には、勤務時間も、休憩も、残業代も、一切登場しません。
なので、推測するしかないのですが、
線路工事員たちは、24時間365日、多少の交代勤務はあれど、
野をこえ山こえ谷こえて、ずっと敷設作業をしているのでしょう。
・日陰なし(熱中症リスク)
・雪山でも施工(防寒装備不備)
・崖を越える(安全帯未着用)
・全員徒歩移動(交通費未支給)
劣悪な職場環境と言わざるをえません。
というか、これはもはや、
「線路を延ばすためだけに生かされている」強制労働集団です。
これ、法的な問題はないのでしょうか?
仮に、このような作業が発生していると仮定した場合、
企業側には次のような労務リスクが生じると考えられます。
・労働基準法第32条(労働時間)違反
・労働安全衛生法第3条(安全配慮義務)違反
・最低賃金法違反(線路敷設は重労働)
さらに、就業規則の定めなく、
「どこまでも」勤務地に赴かせるのは出向命令濫用。
そもそも、過労死ラインを超過しているのは明確です。
近いうちに、労働当局のガサ入れが入ることを期待します。
資源問題
次に、どこまでも線路を敷き続けた場合の
「資源問題」を検討したいと思います。
地球を一周しても終わらないと思われる線路の敷設を続けた場合、
線路が地球を埋め尽くすことは時間の問題。
やがては宇宙空間にまで線路を延ばしていく——
そんな未来も見えてきます。
果たして、地球の資源は枯渇しないのでしょうか?
線路の材料は、砂利・木材・鉄――
とにかく大量の資材を必要とするわけです。
地球に線路を敷き詰めるほどの量を確保したら、
山は削られ、鉱山は空洞になり、木は一本もなくなるのでは?
これについては、私に仮説があります。
おそらくは、次のようなことを行っているはずです。
線路は「前に伸ばし、後ろを解体」する
「どこまでも続く」という状態を維持するために必要なのは、
無限の資源ではなく、無限の循環です。
つまり、
①前方に向かって線路を敷く
②電車が通過
③通過した後ろの線路を解体して、資源として再利用
④それを持って再び前方へ線路を敷く
それを可能にする構造は、「円」です。
説明のために簡略化した図を用意しました。
実際は、野をこえ山こえ谷こえて続く、
とてつもなく巨大な環状線です。

最後部の部品を解体して、最前部へと運び、線路として組み立てる。
それを延々と繰り返す——
これぞ、ウロボロス式線路リサイクル構造。

ウロボロス(古代ギリシア語: ουροβóρος)は、古代の象徴の1つで、己の尾を噛んで環となった蛇もしくは竜を図案化したもの。
物理的に、線路を地球全体に敷く必要はありません。
必要なのは「前進し続けるための最低限の線路」だけ。
こうして、線路は地球を削り尽くすことなく、
安全に、無限に、延び続けることができるのです。
え?
だったら、最初から「円」の上を走らせておけばいい?
お忘れでしょうか。
線路は「完成してはいけない」のです。
どこまでも伸び続けること。
伸び続ける線路の上を、汽車が走り続けること。
それが、「線路は続くよ、どこまでも」の世界なのです。
最後に、ウロボロスの図が示す、
宇宙論・素粒子論についてお話しておきましょう。

「ウロボロスの蛇」の図には、
頭に近いほど大きなもの、
しっぽに近いほど小さなものが描かれています。
頭としっぽがつながっていることが、
宇宙と素粒子が密接に関係していることを表しているのです。
つまり——
過去を永遠に解体し、
未来へと永遠に前進する。
これぞ、ウロボロス。
後ろをほどいて前に足す——
その繰り返しが、無限を有限の中に実現している。
ウロボロスとは、そんな「循環の仕組み」の象徴です。
無限に続く線路を考えることは、
無限の宇宙を考えることでもあるのです。
なんのはなしですか
<この話の続編はこちら>
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