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お金持ちになる方法をコガネムシから学ぼうとしたら泣けてきた――子どもに教えたいお金の話

童謡の『黄金虫こがねむし』ってありますよね?
なんか、金持ちで、蔵まで建てた……っていう。

黄金虫こがねむしは 金持ちだ
金蔵建てた 蔵建てた

童謡『黄金虫』より(作詞:野口雨情)

「金蔵」ですよ、「金蔵」。
身のまわりに「金蔵」建てた人、いますか?

すっごいブイブイ言わせてるんでしょうね。
羽音の話じゃありませんよ。

……でもね。
私、気づいちゃったんです。

暗い。

歌っている内容は華やかなのに、
曲調がどうにも「暗い」と思いませんか?

これ、絶対、裏で悪いことしてるんじゃないか。
人には言えない後ろ暗い事情があるんじゃないか。

そうにらんでいます。

——私の目はごまかされへんよ!



コガネムシは害虫だ

実は、コガネムシって害虫なんです。

ええ、家庭菜園やってる私が言うんだから間違いありません。

個人的な恨みツラみバイアスがあるといけないので、
ChatGPT先生に、客観的な意見を聞いてみました。

「コガネムシが害虫だと言われる理由を教えてください。」


<ChatGPTによる回答>

1. 幼虫による被害
幼虫は土中で植物の根を食べます。根を傷めると水分や養分を吸収できず、生育不良や枯死を招きます。

2. 成虫による被害
成虫は葉や花を食べ、葉脈だけを残して食い荒らすため、光合成能力が低下します。

まとめ
地下では根を、地上では葉や花を食害するため、農業・園芸の現場では典型的な害虫とされています。

<ChatGPT回答 ここまで>


ほら、私がにらんだとおり!
陰で悪いことしてるんですよ!!

しかも、幼虫は根を食べて、成虫は葉を食べて……
って、もう、悪のダブルパンチじゃないですか!

これでは、「典型的な害虫」呼ばわりされても仕方がありません。


ハナムグリは益虫だ

一方、コガネムシにそっくりな昆虫で、
「ハナムグリ」というのがいます。

先日は、うちの庭のサルスベリで、
花粉まみれになってました。

こちらも、ChatGPT先生に質問してみました。

「ハナムグリが益虫だと言われる理由を教えてください。」


<ChatGPTによる回答>

1. 花粉媒介の役割

成虫が花に潜り込んで花粉や蜜を食べる際、植物の受粉を助けます。

2. 生態系への貢献
幼虫は落ち葉や有機物を分解し、土壌を豊かにする役割を果たします。

まとめ
受粉や土壌改良を通じて植物の繁殖と環境維持に貢献するため、益虫とされています。

<ChatGPT回答 ここまで>


人間社会のコガネムシとハナムグリ

なるほど、よくわかりました。

  • コガネムシ : 「金蔵建てた!」と歌われるわりに、実際は葉っぱを食い荒らす「金食い虫」。

  • ハナムグリ: 花粉まみれで、せっせと受粉を手伝う「善良な花の住人」。

同じようにピカピカした昆虫でも、こうも違うんですね。

でも、「ハナムグリが金持ちだ」なんて話は聞いたことがありません。
やはり、まっとうなことをしてお金持ちになるのは難しいのか……

いや、ちょっと待ってください!

たしかに、ハナムグリは善人……もとい、善虫すぎて、
金蔵どころか貯金箱すら持っていないかもしれません。

——でも自然界は、そんな虫たちのおかげで回っている。

人間社会でも同じです。

  • コガネムシ型:人から嫌われても、周りを食い荒らしながら「金蔵」を建てる。

  • ハナムグリ型:花粉を運び、みんなを支えて、自分の身の丈にあった生活をする。

どっちの生き方がいいと思いますか?


童謡「黄金虫」の歌詞の続き

さて、童謡『黄金虫こがねむし』では、
蔵を建てた後どうなったのか、歌詞の続きを見てみましょう。

<1番>
飴屋で水飴買つて来た

<2番>
子供に水飴なめさせた

ここからわかることは……

あんなに苦労して建てた「金蔵」の使い道が、水飴ひとつだった
ということです。

きっと、コガネムシは気づいていたのでしょう。

自分のために建てたはずの金蔵が、
自分も、周りも、少しも幸せにしていないことに――

「……こんなはずじゃなかった」

そう思いながら、
それでも子どもに水飴を与えたその背中が、
なんだかひどく寂しく見えるのです……(涙)


ハナムグリに学ぶ本当の豊かさ

コガネムシは、根を食い、葉を食い、
周囲を枯らしながら自分だけが太っていく。

でも、そうして建てた金蔵の中には――
自分以外、誰もいない。

賑やかなのは羽音だけ。
そこに喜びも、笑顔もありません。

童謡が暗いのは当然でした。
あれは成功の歌ではなく、孤独の歌だったのです。

一方のハナムグリは、
花粉まみれになりながら、今日も花から花へ。

金蔵は建てられないけれど、
花が咲き、実がなり、命がつながっていく。

豊かさとは、金蔵にあるのではなく、
花が咲き続けるその輪の中にあった――

もうおわかりですね。

コガネムシに学んではいけません。
ハナムグリの生き方にこそ、私たちが学ぶことがあるはずです。

大事なのは、経済的な豊かさではなく、心の豊かさ。
お金を貯め込むのではなく、それをどう使うか。

それに、本当のお金持ちっていうのは、
周りには、ひからかさないものなんです。

そう考えると、実は、ハナムグリって、
私たちが想像しているよりずっと豊かなのかも。

さっきの写真に写ってたハナムグリも、
老後の2000万円くらいは貯めているのかもしれませんね(笑)。
 


<童謡を考えるシリーズ>



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