僧侶の背中には、実は何があったのか -特別展「運慶 祈りの空間―興福寺北円堂」-
今回の展示を表すとしたら「誰でもわかる!天才!」です。
仏像を見るのは好きで、お寺でも、トーハクの展示でも積極的に見ている方だと思います。でも、仏像って難しいな、とも感じていました。
そもそも仏像の名前や種類、制作年代、制作方式、宗派。覚えることも多いなと。
彫刻として見ても、アングルや何を狙った造形なのか、等々。鑑賞は難しい。
でも、今回の仏像は「超イージー」です。
バカにして言っているとか、なめているとか、そういうことでは決してありません。
運慶が天才すぎて、目に入った瞬間に「超越している」ことが瞬時にわかってしまう。何も知らない私でも、展示会場に入った瞬間から、運慶の天才の風を浴びることができました。
そのくらいすごいんです。
彫刻だと、ロダンや、ジャコメッティ、高村光雲など、どなたもすばらしいのですが、
ここまでの体験は、初めてです。運慶って、本当にすごい人ですね。
ぜひすべての方に、運慶の天才の風を浴びてほしいです。
今回の不思議な話。
今回は、興福寺の北円堂にいらっしゃる本尊である「国宝 弥勒如来坐像」さんが中央に配置されておりましたが、両脇に「国宝 無著 ・世親菩薩立像」という2軀の仏像がおりました。
https://www.kohfukuji.com/property/b-0037/
こちらによるとご兄弟のお坊さんの仏像とのことです。
この2軀の背後をみると、「ぞっ」としました。
すごく、怖かったんです。
リアルすぎるから?上手すぎるから?理由は、わかりません。
その後、見に行った知人が、私がこのことを言う前に、まったく同じことを言っていました。
ああ、やっぱり、何かあるのか。と納得しました。
オカルトな話がしたいわけではないのです。
運慶が、何かすごく強い思い入れを背後に託した。
そんな気がします。
ぜひ、見に行っていただいて、超越した天才を感じつつ、2軀の背中にゾッとする体験も、一緒にしてくれると嬉しいです。
質問、聞きたいこと、ご感想等、
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よろしければこちらも読んでいっていただけるたら、さいわいです。
はじめに01
https://note.com/killamaru/n/n0cb504116a87
書き始めた経緯やこのNoteの説明など
はじめに02
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「はじめに」の続きですが、私のNoteの中では、♡率が高くて、ありがたいです。
はじめに03 -審美眼は何年で身につくもの?
https://note.com/killamaru/n/ne9792bc439fe
<若冲>
若冲からはじめて呼ばれた話 -泉屋博古館東京-
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若冲は、今日も私を呼ぶかしら - 三井記念美術館「円山応挙」展 -
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<ゴッホ>
[ディープ]ゴッホのひまわりって、おいしいの? - 西洋美術館 ロンドン・ナショナル・ギャラリー展
https://note.com/killamaru/n/n69330619f156
「あなたはどんな鑑賞タイプ?」と「ゴッホの死相」について ゴッホ展 -東京都美術館-
https://note.com/killamaru/n/na3e315c32ca0
<美術展>
ブラックホールを作りだせる画家 -仙厓展@出光美術館- [ディープ]
https://note.com/killamaru/n/n576fe4a903b7
絵から音がしない理由 -ユトリロ展(SOMPO美術館)-
https://note.com/killamaru/n/nd086f4b57077
伊勢物語展 -根津美術館- 岩佐又兵衛に感じるもの
https://note.com/killamaru/n/n522358cdf891
僧侶の背中には、実は何があったのか -特別展「運慶 祈りの空間―興福寺北円堂」-
https://note.com/killamaru/n/nb87fb034c08e
<つぶやき・近況>
近況01 - 近日アップ予定云々 -
https://note.com/killamaru/n/n8ccdcabb85ef
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