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46歳、年収800万→300万。歩けなくなり、立て続けに不幸に襲われた僕が「大殺界」を調べたら、まだ始まってなかった話

2023年、46歳でいきなり年収800万から300万になった。

ボクは都内で働く中小企業の元部長。
元部長、、、そう、今は部長ではない。
契約社員に降格してしまった。

これからお話しするのは
「なんだこの野郎、かかってこいよ」ってお話。

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この4年で起きたこと:
・コロナ後遺症で歩けなくなった
・部長から契約社員へ降格
・年収が500万ダウン
・妻が甲状腺腫瘍で手術
・車も家も次々壊れる

「これ、絶対『大殺界』だろ!?」
そう思って調べたら、
「あなたの大殺界は来年からの3年間です」
と表示された。
.
..は? まだ始まってないの?

これは、大殺界が始まる前から ボロボロだった男の記録である。
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ちょっと長文ですけど、ぜひお付き合いください。
(だいたい10分くらいで読めます)


妻と愛犬と、ちょっと変わった我が家

ところで、いったん我が家の話。
ボクは妻と愛犬と郊外でのんびり暮らしている。

妻はこんな人。
海外旅行に行くとき「地球の歩き方」の興味のないページは破って家に置いていく…
十円まんじゅうの賞味期限でボクの誕生日を思い出す(当日に)…
植物が大好きすぎて、写真を撮るときはヨダレを垂らしてしまう…
好きな男性のタイプは石倉三郎…
と、これは氷山の一角だが、なかなかの天然記念人物なのだ。

現在、結婚して18年。
2回の別居を経て幸せに暮らしている(さらっと言ってみた)。

1回目は妻が「実家に帰らせて頂きます」で、
2回目はボクが「一人暮らしさせて頂きます」だった。
理由は、まぁあまり細かく話してもアレなので…とりあえず浮気とかではない。

なんだかんだあって(別居中ボクがギラン・バレー症候群という10万人に2〜3人という確率の難病になって、一人で生活するのが大変になった→なんだかんだの域を越えるが今回のエッセイの軸がブレるので割愛、今は8割回復)、復縁。
…といった、ちょっとした山や谷を乗り越えてきた我が家なのだ。

流行りのウイルス、そして未知の病

話を戻すと…
2022年1月、流行りのウイルスに冒されてしまった(みんなご存知のアイツだ)。
軽症で済んだと思ったら、ひと月後から倦怠感や脱力感、吐き気、めまい、しびれ、熱、痛み…その他いろいろが乱発。

あまり動けない。動けても、まるで初期型ASIMOのようなたどたどしさ。

医師からは『無理に動くと悪化する』と言われた。
当時仕事はリモートが多かったのでごまかせていたが、症状がおさまらないので休職することに。

その頃の体調は、50mくらいは気を使いながら歩けるが、うっかりリミットを超えてしまうとスペシャルな倦・怠・感♡を味わうことになり、そして絶・望・感♡に襲われる。

※コロナに感染したきっかけは、「たった3万円ケチった機種変更だった」
(👇詳しくは本文終了後の記事①からどうぞ)

そんなボクの日々の過ごし方は、
映画やドラマを観たり、上司が大量に送ってくれた漫画を読んだり、愛犬と日向ぼっこをしたり、15時にはティータイム、好きな音楽やラジオを聴いたり、衣類の毛玉をとったり(趣味)、あとは軽めのヨガ的なストレッチなど。とっても優雅。まるで『働いて稼ぐ時代はもう終わり!だれでも月70万稼ぐ方法』的な情報商材で成功した人みたいだ。いいえ、これは「なるべく動かないように」との医師の指示を実行しているまで。

ひと月たってもふた月たっても、症状に変化がない。
世話する妻もこれじゃ疲れが溜まる一方だ。
なので、妻ひとりでの息抜きドライブを提案した。外の空気に触れて自由な時間を過ごしてもらおうと。
そしてある日、美味しいものでも食べてきて、と見送った。

そこで事件が起きた。

妻が出て1時間ほどした頃、ボクのお腹が痛くなってきたのだ。
正露丸でも飲んでおくか。
う〜ん、結構痛いぜ。身体が震えてきた。全然おさまらない。なんかやばそう。
せっかくの気晴らし中に申し訳ないが、
妻に電話をする。が、出ない。
メッセージ送信
「お腹が痛くて、早めに帰れたらお願いします」
分単位で症状は悪化していく。
妻に電話をする。出ない。
メッセージ送信
「連絡ください」
変な汗も出てきて痛みも増した。
妻に電話をする。出ない。
さらに全身が痺れてきて視界チカチカ。
妻に電話をする。出ない。
メッセージ送信
「救急車よびたい」
うちのハイパーセンシティブ愛犬(ミニピンのぴんこ)は、長時間の留守番ができない&他人が来たらパニックを起こすので、呼ぶに呼べない状態なのだ。
グラグラ意識が朦朧と。
電話をする。出ない。
電話をする。出ない。
電話をする。出ない。
やばい。指が攣って手が開かなくなり身体も硬直。
ついにスマホも持てなくなった。
もう無理だ。指先でなんとか119。
メッセージ送信(かろうじて)
「救急車よんだ」
「ぴんこたのむ」

搬送されて検査。
おそらく電解質不足が原因だろうと。点滴をしてある程度おさまった。

スマホに気づいた妻。
膨大な数の着信に驚愕、文字数最小限のメッセージに戦慄。急いでUターン。
あとから聞くと、泣きながら帰ってきたとのことだ。

そりゃそうだ、スマホから伝わるのは瀕死感のみだし。
息抜きドライブどころか息を飲み続けるドライブをさせてしまった。ほんっと申し訳ない。


※さらに詳しく「瀕死で119→到着前に完治という最悪の展開」
(👇本文終了後の記事②からどうぞ)

妻の異変、そして「大殺界」

えーーーー!どうした?!
後遺症になって1年ほど経つある日曜の早朝、
妻が血を吐いた。

これはまずいんじゃないだろうか。
日曜なので病院はやってない。
が、妻は総合病院の救急センターは開いているから行ってくる、と。
あの救急車が入っていくER的なところに徒歩で入っていったのだ。たくましい。

検査の結果、肺結核が疑われるようだった。

うう…ボクには何も出来ない、くっそー…なんて悔やんでいるのも束の間、追加情報が。もう一個ドラが乗ってた。
検査をする過程で甲状腺に大きな腫瘍がみつかったと。


腫瘍。


妻から聞いた時「そうかぁ」と、非常事態にも慌てずどっしり構える夫を装ったが、内心は血の気がひいていた。

まだ悪性かどうかは細胞検査をしないとわからない。ただ腫瘍が大きいから、いずれにせよ手術は必要だと。


災いは重なるっていうけど、ほんとなんだ〜。


1ヶ月後に手術が決まった。無事成功を祈るしかない。
しかし入院ということは我が家の屋台骨が数日不在になるということだ。
ずっと甘え散らかしていたので不安になってきた。

一つ大きな問題があった。
妻の愛してやまない植物たちだ。その数80鉢。
大切なことなのでもう一度言います、その数80鉢。
いうならば80の命を預かるということだ。

妻は毎日水やりに1時間ほど費やしていた。
入院は真夏。水を絶やしてはいけない。
我が家のバルコニーには蛇口がないので、キッチンでジョウロに水を汲んでバルコニーとの往復が必要なのだ。
健常であればなんてことない行為だが、なるべく動いてはいけない種族には禁忌なミッション。
妻はボクを気遣って、水やりしやすいように植物たちのレイアウト替えをしてくれた。
絶対に守る!死んでも守るぞ!だって妻がヨダレを垂らすほど好きなのだから。

1ヶ月後、妻の腫瘍は無事切除され、判定の結果は良性で一安心。首にはパックリと大きな手術痕が残っていたが、それもそのうちわからなくなるようだ。ただ、しばらくは首を動かすと傷口が突っ張るようなので、首の可動域がC-3PO(スターウォーズのね)になった。

初期型ASIMOとC-3PO、ここにレトロ・ヒューマノイド夫婦の誕生である。

ちなみに、そもそもの吐血した肺の病気(結核ではなかった)はまた別なので、投薬治療を頑張らなければならないC-3POなのであった。


※こちらもさらに詳しく
「妻が血を吐いた朝、ボクは植物80鉢を守ることになった」
(👇本文終了後の記事③からどうぞ)


しかし最近ちょっと人生がハードモードじゃないか?
厄年でもないのに。

ひょっとして俗に言われる〝大殺界〟ってやつだったり?

ネットで調べてみた。
無料占いサイトで、生年月日だけで簡単に調べられた。結果を知って驚愕。


ボクの大殺界は〝来年からの三年間〟だった。


今は何殺界でもなかったのだ。なんなら運気は良いらしい。
そうきたかー。

※こちらもさらに詳しく「これでまだ大殺界じゃないらしい、どんだけ?」
(👇本文終了後の記事④からどうぞ)


未知の病に対する治療

しかしながら、ボクはなかなか良くなっていかない。

病院には3カ所お世話になっている。
未知の病。検査をしても異常が出ないので困ってしまう。

ボクと同じような人はみんな同じように悩んでいる。
SNSでは日々情報が飛び交っていて、あのサプリが効いたとか、未承認薬で良くなったとか、こんなセルフケアグッズが効果的…とかとか。

新情報→試す→効かない、を繰り返す残念な散財ボディ。

東洋医学にも頼ってみよう。
歴史も古く心身のバランスを整えて自然治癒力を高める…みたいな感じは悪くないはず。
鍼灸、整体、気功、カイロ、かっさ、レイキ、音叉療法、オステオパシーなど。そこはかとなくスピ系の香りがするが、とにかくいろいろ試した。

一つ紹介してみよう。

気功整体。
響きはアヤシイ。正直、追い詰められていなければ気功に頼るという発想には至らなかったと思う。

先生は手をかざすだけで症状や苦しみを見抜いた。
機序も明確に説明してくれた。とある医者には「キミ気にしすぎだよ」とあしらわれたこともあったが、こんなにも理解されたのは初めてだ。

「もっと早くウチに来ればよかったのに。今まで大変でしたね。大丈夫、治りますから。」と言われて涙が出そうになった。既に気功最高!な気分。

未知の病に対する施術は未知だった。
ボクが横になり、先生は両手を広げて空中に大きな輪っかを何度か作る。
その直後「へぁーっ!」と咆哮してからソフトタッチ。その後先生はブルルルルッと震える。まるで別の生命体に身体を支配されて、自分を制御しきれない獣かのように。

一抹の不安はよぎるが、これで治った人がいるんだから信じてみる。

一応、質問してみた。
その輪っかを作る動きは?
「宇宙の気を溜めてます、この部屋も宇宙の一部なのです」…なるほど。
掛け声は?
「出した方が伝わりやすく、出さない時もあります」…なるほど。
ブルブルは?
「癖です」…なるほど。
12回通ったが、症状は変わらなかった。残念。

先生は悪くない。治療法がボクには合わなかっただけなのだ。

※こちらもさらに詳しく「犬用トイレシートはオムツにならない話」
(👇本文終了後の記事④からどうぞ)


社長の見舞い、そして契約社員へ

休職して1年半になる頃、職場の社長が見舞いにきてくれた(ポルシェで)。

我が家は会社から遠い。
戸数の多いファミリー向けマンション。
全身ハイブランドに身を包んだ都会派の社長が、我がマンションのエントランスに着いて一言。

「生活感あるな〜」

え?そ、そりゃありますよ!
ここで多くのファミリーが生活しているんですもの。
ボクの身体(ハート)に小さなキズが追加された。
療養している人を慰め励ますのがお見舞いじゃないんすか、社長ぉ〜!

休職すると社会保険から傷病手当金が支給される。
給料の6割くらい、その支給期間は18ヶ月。
期間を過ぎれば無収入になる。
あと2ヶ月となった状況を心配した社長が様子を見に来てくださったのだ。
今後についての相談をさせて頂き、社長や会社のご厚意で在宅ワークの契約社員として在籍させて頂けることになった。
これだけ休んだら解雇されても当然なのに。感謝しかありません。社長、ディスってすいませんでした!

※こちらもさらに詳しく「社長のポルシェをASIMOで見送った日」
(👇本文終了後の記事⑥からどうぞ)


年収500万ダウン、そして生活の見直し

年明けから復職した。
在宅での簡単なPC作業を与えてもらった。以前の職種とは内容も仕事量も責任も違う。収入が劇的に減った。
800→300。身体が劇的に変わったから当然だ。
多少の蓄えはあったがこのペースで生活するとまずい。いままでかかった治療費もエグいし、これからもエグいだろう。持ってあと2年半。対策を練らねば。

そんな時に限って…
洗面室のスイッチが壊れたり、ドアが開けにくくなったり、リビングの扉が破壊しかけたり、車はオイル漏れ、後部座席のドアが開かなくなり、エンジンカバーが歪んでしまった。家計にボディブロー連打。

今年から大殺界だ。これが始まりの合図なのか?

一般的には妻が働くという手が考えられるが、あいにく絶対に無理な体質なのだ(詳しくはまたいつか)。まずは生活を見直して支出を減らす。それと省エネ生活。チリツモ狙い。
妻は家計を切り詰めてくれている。
一食二人分で三百円を実現する日も。内職もポイ活も始めた。そしてなんと経済の勉強もはじめた。老後に備え3年後に投資を始める宣言。たくましすぎる妻よ。でもまずは収入を増やさなければ。

で、副業を考えた。
調べると初心者には物販がいいとか、クラファンも儲かる、ブログアフィリエイトも稼げる、Youtubeも同様、AIを活用して云々…いろいろある。いくつか本を読み、解説動画も見まくった。みんな大体コンサルやセミナーに誘ってくる。なんか胡散臭さが勝ってしまって、気乗りせず。
どうしたものか。

そんなときにnote創作大賞を発見。
とりあえずnote始めてみよう。あわよくば。

※こちらもさらに詳しく
「年収が500万減り「1件5円」の仕事に救われた、元部長の副業迷走記」
(👇本文終了後の記事⑦からどうぞ)


なんだこの野郎、かかってこいよ

ボクはもともとメンタルよわよわ男だ。
なのに、精神的なダメージはほぼない。ずっと家の中で理解不能な不調に悩まされ、歩けない状態でいたら結構やられちゃうと思うけど…。

これはまぎれもなく妻と愛犬のおかげだ。
思えば、笑いがない日はない。

それぞれの実家にも大変お世話になっている。
ボクもいい年齢なのに、頼りにさせてもらって、助けられて生きている。
勤め先にも支えられている。体制は盤石だ。

来るなら来い、大殺界。

なんだこの野郎、かかってこいよ。
来たらすぐに去ってね。

あ、愛犬ぴんこの話を忘れた。
とにかく元気満々のハイパーセンシティブおばあちゃん犬なのだ。
それはまた別の機会に。
長文で駄文な初めてのエッセイ。
最後までお読みいただきありがとうございました。


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本文中のエピソードをさらに詳しく記事にしました。
よろしければ、こちらもどうぞ。

👇 記事①

👇 記事②

👇 記事③

👇 記事④

👇 記事⑤

👇 記事⑥

👇 記事⑦



👇 コロナ後遺症シリーズはこちら
(最初から読みたい方は、マガジンの「古い順」からどうぞ。)

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