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AI音楽の始め方|Sunoで作曲しDistroKidで配信する全手順

この記事では、以下が分かります。

  • SunoでAI音楽を作る具体的な手順

  • DistroKidでSpotify・Apple Musicに配信する方法

  • 配信後にTikTok・YouTube・noteで届ける流れ

  • 個人でAI音楽プロジェクトを始めるときの考え方

AI音楽は、個人でも始められます。

ただし、Sunoで曲を作るだけでは終わりません。

この記事では、AI音楽を作って配信するまでの流れを、Lunairの制作経験をもとにまとめます。

Sunoで曲を作ってみたい方。
AI音楽をSpotifyやApple Musicに配信したい方。
AI音楽プロジェクトを始めたい方に向けた実践ログです。



SunoとDistroKidでAI音楽は作って配信できるのか?

最初に、ツール面の事実を整理します。

Sunoでは、Custom Modeを使うことで、自分の歌詞を入力し、StylesやAdvanced optionsを指定して楽曲を生成できます。公式ヘルプでも、Custom Modeでは自分の歌詞やStyles、Advanced optionsを入力して作成できると説明されています。

また、SunoにはAdvanced Options内に「Exclude」があり、入れたくない楽器や要素などを指定する使い方も公式ヘルプで説明されています。

配信については、DistroKidはSpotify、Apple Music、Instagram & Facebook、TikTok、CapCut、YouTube Musicなど複数のサービスに楽曲を送れる配信サービスです。

DistroKid公式ヘルプでは、AIツールで作った音楽もアップロードできると説明されています。ただし、すべての楽曲はストリーミングサービス側のコンテンツガイドラインに従う必要があります。

つまり、AI音楽は作って配信すること自体は可能です。

ただし、権利や規約を確認せずに、何でも配信していいわけではありません。

特に、既存アーティストの声や楽曲に似せること。
有名曲を真似ること。
権利関係が不明な素材を使うこと。

このあたりは避けるべきです。

AI音楽は自由度が高いからこそ、
自分のオリジナルとして設計することが大事です。


AI音楽の始め方を10ステップで見る

AI音楽を始める流れは、ざっくり言うとこうです。

  1. コンセプトを決める
     どんなAI音楽プロジェクトにするか決める

  2. 歌詞のテーマを決める
     曲で描く感情やシーンを整理する

  3. 歌詞を書く
     Sunoに入れる歌詞を作る

  4. Suno用プロンプトを作る
     ジャンル、声、雰囲気、避けたい要素を指定する

  5. Sunoで楽曲を生成する
     複数パターンを作り、方向性を確認する

  6. 良いテイクを選ぶ
     完成度だけでなく、世界観に合う曲を選ぶ

  7. ジャケットやビジュアルを作る
     配信用画像やSNS素材を用意する

  8. DistroKidで配信する
     Spotify・Apple Musicなどへ楽曲を送る

  9. 配信後の反映を確認する
     各ストアで曲が公開されたか確認する

  10. SNSとnoteで届ける
     TikTok、YouTube、noteで発信する

この流れを先に把握しておくと、Sunoで曲を作った後に「次に何をすればいいか」が分かりやすくなります。

いきなり全部を完璧にやる必要はありません。

ただ、最初からこの流れを知っておくと、
「曲を作ったけど、その後どうすればいいか分からない」
という状態を避けやすくなります。


1. AI音楽プロジェクトのコンセプトを決める

最初にやるべきことは、曲を作ることではありません。

まずは、どんなAI音楽プロジェクトにするのかを決めます。

たとえばLunairの場合は、
女性デュオのAI音楽プロジェクトとして設計しています。

夜の東京。
雨。
ネオン。
夜明け前の感情。
映画のような余韻。

こうした世界観を先に決めました。

コンセプトがないままSunoで曲を作ると、
毎回違う方向の曲が出てきます。

もちろん、それも面白いです。

でも、プロジェクトとして続けるなら、
軸があった方が強いです。

「どんな感情を届けたいのか」
「誰に聴いてほしいのか」
「どんな世界観で見せたいのか」

ここを先に決めることで、
歌詞、曲調、ビジュアル、SNS投稿まで一貫しやすくなります。


2. Sunoで曲を作る前に歌詞テーマを決める

次に、歌詞のテーマを決めます。

AI音楽というと、
Sunoに全部任せるイメージがあるかもしれません。

でも、Lunairでは歌詞テーマをかなり大事にしています。

たとえば『午前1時』では、
深夜にだけ出てくる本音や、言えなかった感情をテーマにしました。

『夜明けブルー』では、
朝になっても消えない切なさをテーマにしました。

テーマが曖昧だと、曲も曖昧になります。

失恋なのか。
未練なのか。
夜明けなのか。
嫉妬なのか。
前に進む曲なのか。

先に言葉で整理しておくと、
Sunoで曲を作るときの指示も明確になります。


3. AI作曲用の歌詞を書く

テーマが決まったら、歌詞を書きます。

ここで大事なのは、
AIに任せきりにしないことです。

もちろん、ChatGPTを使って歌詞の下書きを作ることはできます。

でも、そのまま使うと、
どこか説明的になったり、感情が平たくなったりします。

Lunairでは、歌詞を作るときに、
景色で感情を見せることを意識しています。

たとえば、

「悲しい」と書くより、
始発のホームを書く。

「忘れられない」と書くより、
朝になっても消えない匂いを書く。

「寂しい」と書くより、
雨上がりの道路を書く。

感情をそのまま説明するより、
シーンとして残る言葉を大事にしています。

AI音楽でも、歌詞はかなり重要です。

Sunoの曲が良くても、
歌詞が弱いと作品として残りにくいです。


4. Sunoプロンプトを作る方法|StyleとExcludeの考え方

歌詞ができたら、Suno用のプロンプトを作ります。

ここで曲の方向性を指定します。

たとえば、Lunairでは次のような方向性をよく使います。

cinematic emotional J-pop
female duo
urban night atmosphere
restrained emotional singing
soft emotional vocal

SunoではCustom Modeで歌詞やStyles、Advanced optionsを入力できます。

また、Excludeを使うことで、入れたくない要素を指定することもできます。

Lunairでは、特に以下を意識しています。

  • アニメソングっぽくなりすぎない

  • サビを派手にしすぎない

  • 声を高くしすぎない

  • ハーモニーを厚くしすぎない

  • 映画的な余白を残す

このあたりは、別の記事でも詳しく書きました。

Sunoはかなり優秀ですが、
何も考えずに指示すると、思った以上に明るくなったり、
声が高くなったり、サビが派手になったりします。

だから、プロンプトでは
「何を入れたいか」だけでなく、
「何を避けたいか」も考えます。


5. Sunoで楽曲を生成する方法|プロンプトのコツ

プロンプトと歌詞ができたら、Sunoで楽曲を生成します。

ここで大事なのは、
1回で完成させようとしないことです。

Sunoは、同じ歌詞やプロンプトでも、
生成結果が毎回変わります。

良いメロディが出ることもあります。

でも、声が違う。
サビが派手すぎる。
曲が短すぎる。
雰囲気が軽すぎる。

そういうこともあります。

Lunairでも、1曲を作るために何度も生成します。

AI音楽は、ボタンを押せば完成するように見えます。

でも実際には、
生成して、聴いて、選んで、直して、また作る。

この繰り返しです。

Sunoで女性デュオ曲を作る場合は、
2人の声が混ざりやすいこともあります。

その対策については、こちらの記事でまとめています。



6. AI音楽の良いテイクを選ぶ方法

AI音楽でかなり大事なのが、
生成後にどの曲を選ぶかです。

私は、ここが一番人間の仕事だと思っています。

Sunoは、歌が上手い曲を出してくれます。

でも、上手い曲が必ず良い曲とは限りません。

Lunairでは、
「完成度が高いか」だけでなく、
「Lunairらしいか」を見ています。

たとえば、

  • 澪といろはの声に合っているか

  • サビが派手すぎないか

  • 感情の余白が残っているか

  • 歌詞の世界観と曲調が合っているか

  • 何度も聴きたくなるか

こうした基準で選びます。

AI音楽は、生成する力だけでは足りません。

選ぶ力が必要です。

ここは、Lunairを作って一番強く感じたことです。


7. AI音楽のジャケット・ビジュアルを作る

曲が決まったら、ビジュアルを作ります。

AI音楽では、曲だけでなく、
見た目の世界観もかなり大事です。

特にLunairのようなアーティストプロジェクトでは、
ジャケット、YouTube背景、TikTok素材、noteのメインビジュアルが、
すべて世界観の一部になります。

Lunairでは、実写映画風のビジュアルを大切にしています。

アニメ風ではなく、
夜の東京に本当に存在しているような2人。

青い光。
白い衣装。
静かな部屋。
雨上がりの街。

こうしたビジュアルがあることで、
曲を聴く前から世界観が伝わります。

AI音楽は、音だけで勝負するより、
曲、歌詞、ビジュアルをセットで見せた方が強いです。

2nd『夜明けブルー』今一番好評のジャケットです。
実写、映画風のレベルまでこだわっています。

8. DistroKidでSpotify・Apple Musicに配信する方法

曲とジャケットがそろったら、配信を考えます。

Lunairでは、DistroKidを使っています。

DistroKidは、Spotify、Apple Music、TikTok、Instagram & Facebook、YouTube Musicなどに楽曲を配信できるサービスです。

つまり、個人でもAI音楽を作り、
SpotifyやApple Musicに登録して配信する流れを作れます。

アップロード時には、
曲名、アーティスト名、ジャケット画像、音源ファイル、ジャンル、配信先などを設定します。

DistroKid公式ヘルプによると、AIツールで作った音楽もアップロードできます。ただし、自分が権利を持っていること、他人の声や本人性を許可なく模倣しないこと、配信サービスのガイドラインに従うことが前提になります。

また、DistroKidにはAI Creditsという仕組みがあります。

AI Creditsは、歌詞、ボーカル、演奏、作曲など、楽曲のどの部分にAIが使われたかを開示するための情報です。DistroKid公式ヘルプでは、AIが歌詞・ボーカル・演奏などを生成した場合にAI Creditsを追加すると説明されています。

アップロード時にAI生成の有無を聞かれた場合は、正直に入力するのが良いと思います。DistroKid公式ヘルプでは、AI生成がある場合、歌詞、音楽、音声など該当する箇所を選択する流れが説明されています。

AI音楽は、隠して出すものではなく、
どのように作ったかをきちんと整理して出すものだと思っています。

DistroKidで配信した実際の流れは、こちらの記事で詳しく書きました。


9. DistroKid配信後の反映時間を確認する

DistroKidでアップロードした後、
すぐにすべての配信先に反映されるわけではありません。

DistroKid公式ヘルプでは、遅延が起きる場合もあり、特定日に配信したい場合は事前アップロードと将来のリリース日設定を推奨しています。

Lunairでも、配信サービスごとに反映タイミングは違いました。

SpotifyやApple Musicに反映されていても、
TikTokで投稿時に楽曲検索できるようになるまで少し時間がかかることがあります。

Instagramのストーリーズでは使えるのに、
TikTokではまだ出てこない。

そういうように、サービスごとに差が出ることもありました。

そのため、配信後は次のように確認しています。

  • Spotifyでアーティスト名・曲名を検索する

  • Apple Musicで曲名を検索する

  • YouTube Musicで反映を確認する

  • Instagramのストーリーズで音源検索する

  • TikTokの投稿画面で音源検索する

  • DistroKid側の配信状況を確認する

特にTikTokやInstagramで音源を使いたい場合は、
配信開始日にすぐ使えるとは限りません。

SNS投稿や広告化を考えている場合は、
配信日から数日余裕を持って準備した方が安心です。

DistroKidをこれから使う方は、下記の紹介リンクから登録すると初年度7%オフになります。

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10. TikTok・YouTube・noteでAI音楽を届ける

曲が配信されたら、次は届ける作業です。

ここがとても大事です。

Spotifyに出した。
Apple Musicに出した。
YouTube Musicにも出た。

それだけでは、なかなか聴かれません。

Lunairでも、曲を配信しただけでは大きく伸びませんでした。

だから、TikTokやYouTube Shortsで短い動画を作ります。

noteでは制作ログを書きます。

XやThreadsでは、制作で気づいたことを発信します。

AI音楽は、作るだけでは届きません。

届ける導線を作る必要があります。

私がnoteを書いているのも、
その導線の一つです。

曲を聴いてもらうだけでなく、
どう作ったのか、何に悩んだのか、何を学んだのか。

そこまで書くことで、
AI音楽に興味がある人にも届きやすくなります。


AI音楽を始めるときに必要なツール

Lunairで使っている主なツールは、次のようなものです。

詳しくは、こちらの記事でまとめています。

最初から全部使う必要はありません。

まずは、

  1. Sunoで曲を作る

  2. ChatGPTで歌詞や構成を整理する

  3. 画像生成でジャケットを作る

  4. DistroKidで配信する

  5. noteやSNSで発信する

この流れだけでも十分です。


AI音楽を収益化したい場合はどう考えるか?

AI音楽は副業になる可能性があります。

ただし、Sunoで曲を作ってDistroKidで配信するだけで、
すぐに大きな収益が出るわけではありません。

再生収益、note、SNS、アフィリエイト、有料記事など、
複数の導線を考える必要があります。

このテーマは独立記事で詳しく書いています。


Lunairを作って分かったこと

Lunairを作って分かったのは、
AI音楽は自動化ではないということです。

むしろ、人間が決めることが多いです。

どんな世界観にするか。
どんな歌詞にするか。
どの曲を選ぶか。
どんなビジュアルにするか。
どう届けるか。

AIは、かなり強力な制作パートナーです。

でも、最終的に作品にするのは人間です。

特にLunairでは、
「たくさん作ること」よりも、
「ちゃんと世界観に合うものを選ぶこと」を大事にしています。

AI音楽は、
作れるようになった後が本番です。


まとめ|AI音楽は作ってから届けるまでが大事

AI音楽を始める流れは、次の通りです。

  1. コンセプトを決める
     作品全体の方向性を作る

  2. 歌詞のテーマを決める
     曲で描く感情を整理する

  3. 歌詞を書く
     Sunoに入れる言葉を作る

  4. Suno用プロンプトを作る
     曲調や声、避けたい要素を指定する

  5. Sunoで楽曲を生成する
     複数パターンを作って聴き比べる

  6. 良いテイクを選ぶ
     完成度よりも世界観に合うかを見る

  7. ジャケットやビジュアルを作る
     曲を聴く前の印象を整える

  8. DistroKidで配信する
     SpotifyやApple Musicに楽曲を届ける

  9. 配信後の反映を確認する
     各サービスで公開状況を確認する

  10. SNSやnoteで届ける
     聴かれる導線を作る

Sunoを使えば、個人でも曲を作れます。

DistroKidを使えば、
SpotifyやApple Musicなどに配信することもできます。

でも、それだけでは終わりません。

AI音楽を作品として育てるには、
コンセプト、歌詞、曲、ビジュアル、配信、SNSまで、
全部をつなげる必要があります。

Lunairは、まだ始まったばかりのプロジェクトです。

でも、AIで音楽を作るだけではなく、
どう届け、どう育てるのか。

その過程も含めて、これから記録していきます。

あなたなら、AI音楽でどんな作品を作ってみたいですか?


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関連リンク

Lunairの楽曲やSNSも、順次こちらで発信しています。

Lunair(ルネア)の制作ログは、マガジンにまとめています。

AI音楽制作、SUNOでの試行錯誤、DistroKidでの配信、TikTok・YouTube運用まで、実際に試していることを記録しています。

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岩倉敦|美酔家 × AI音楽プロデューサー よろしければ応援お願いします! いただいたチップはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!