AIで曲を作るだけでは、たぶん誰にも届かない。Lunairで学び始めた“AI音楽の育て方”
AIで音楽を作れる時代になりました。SUNOをはじめとする音楽生成AIツールを使えば、専門的な作曲経験がなくても楽曲を生成できます。
私はAI音楽プロジェクト「Lunair(ルネア)」を立ち上げ、SUNOで楽曲制作・DistroKidで配信・TikTokやYouTube・Instagramで発信まで、一連の流れを実践しています。
このnoteは、AI音楽の制作から配信・SNS運用・収益化までをリアルに記録した制作ログです。
Lunair(ルネア)とは

Lunairは、私が制作・運用しているAI音楽プロジェクトです。
コンセプトは、
夜の東京、雨、ネオン、夜明け前の感情を描く、シネマティックでエモーショナルな女性デュオ。
メンバーは、
一ノ瀬 澪(Mio Ichinose) と
月城 いろは(Iroha Tsukishiro)。
もちろん実在のアーティストではありません。
AIを活用して設計している、架空の女性デュオです。
ただし、単に「AIで作った曲を投稿する」だけではなく、ひとつのアーティストプロジェクトとして育てていくことを意識しています。
たとえば、
アーティスト名
メンバー設定
声質の違い
歌詞の世界観
楽曲ごとのコンセプト
ジャケット写真
SNS投稿
ショート動画
配信導線
YouTubeやSpotifyへの誘導
こうした要素を、できるだけひとつの世界観としてつなげながら制作しています。
AI音楽といっても、ボタンを押して終わりではありません。
むしろ、AIで作れるようになったからこそ、
何を作るのか。
誰に届けるのか。
どう見せるのか。
どう継続するのか。
という設計が、とても重要になると感じています。
AI音楽を届けるために必要なこと|配信・SNS運用の現実
最初に感じたのは、AI音楽は制作そのものよりも、届け方の方が難しいということです。
SUNOを使えば、たしかに曲は作れます。
歌詞を書き、スタイルを指定し、何度か生成すれば、それなりに完成度の高い楽曲が出てくることもあります。
でも、そこで終わりではありません。
作った曲を聴いてもらうには、
SpotifyやApple Musicなどに配信する
YouTubeにフル尺音源を投稿する
TikTokやYouTube Shorts用に短尺動画を作る
InstagramやXでも発信する
楽曲ごとのビジュアルを作る
投稿文やタイトルを考える
どの導線で聴いてもらうかを設計する
といった作業が必要になります。
正直、思っていた以上にやることが多いです。
AIで音楽が作れるようになったからといって、自然に誰かに届くわけではありません。
むしろ、音楽が作りやすくなった分、世の中に出る楽曲の数は増えています。
その中で聴いてもらうには、制作だけでなく、発信や導線の設計まで考える必要があります。
これは、マーケティングやPRの仕事にもかなり近い感覚があります。
どんなに良い商品やサービスでも、届け方を間違えると届かない。
どんなに良いコンセプトでも、伝え方が弱いと伝わらない。
AI音楽も同じだと感じています。
SUNOでAIっぽさを減らす方法|Lunairでの試行錯誤
Lunairを作る中で、最初に大きな壁になったのが、いわゆるAIっぽさです。
AI音楽には、便利な反面、どうしても似たような雰囲気になってしまうことがあります。
たとえば、
歌声が均一に聴こえる
サビが急にアニメソングっぽくなる
感情表現が大げさになりすぎる
女性デュオなのに2人の声の違いが分かりづらい
曲ごとの世界観が似てしまう
量産感が出てしまう
こうした問題が、実際に何度も起きました。
特に難しかったのは、Lunairを女性デュオとして成立させることです。
SUNOに「female duet」と書けば、簡単に2人の声が分かれると思っていました。
でも実際には、そこまで単純ではありませんでした。
2人組として設定しても、声が混ざって聴こえたり、どちらが歌っているのか分からなくなったりします。
だから、Lunairでは単に「女性デュオ」と指定するのではなく、
澪は、透明感と芯のあるリードボーカル
いろはは、繊細で感情表現の強いボーカル
サビでは過度なユニゾンにしない
ハーモニーは控えめにする
2人の声質が同じにならないようにする
アニメ的な派手さよりも、映画的で抑制された感情表現を重視する
といった形で、かなり細かく調整しています。
それでも、毎回うまくいくわけではありません。
むしろ、何度も生成して、良いものを選び、方向性を修正していく作業が必要です。
AI音楽は自動化というより、
大量の可能性の中から、意図に近いものを選び取る作業
に近いと感じています。
AI音楽プロジェクトのブランディング|ビジュアルと世界観の作り方
Lunairを続けている中で、もうひとつ分かったことがあります。
それは、AI音楽プロジェクトでは、曲だけでなく世界観がとても重要だということです。
たとえば、同じ曲でも、
ジャケット写真
YouTubeの背景画像
TikTokのカルーセル画像
Instagram投稿用のビジュアル
ショート動画の構成
タイトル
投稿文
ハッシュタグ
プロフィール文
によって、受け取られ方はかなり変わります。
特にAI音楽の場合、実在のアーティストと違って、本人のライブ映像や日常の発信がありません。
だからこそ、ビジュアルや言葉で、プロジェクトの存在感を作っていく必要があります。
Lunairでは、夜の東京、雨、ネオン、感情、夜明け前の空気感といった要素を大切にしています。
ただし、毎回同じような表現になってしまうと、世界観ではなく“ワンパターン”になってしまいます。
このあたりも、実際にやってみるとかなり難しいです。
世界観を統一することと、表現が単調になることは違います。
ブランドとしての一貫性を保ちながら、曲ごとに違う感情や景色を見せていく。
ここに、AI音楽プロジェクトの面白さと難しさがあると感じています。
AI音楽×マーケティング|データで見るSNS運用の実践
私は普段、マーケティングリサーチやPR、マーケティングに関わる仕事をしています。
そのため、Lunairを運用しているときも、単に「好きな曲を作る」というより、少しマーケティング寄りの視点で見ているところがあります。
たとえば、
どの投稿が反応されやすいのか
TikTokでは画像カルーセルと動画のどちらが見られるのか
YouTube Shortsはどの曲が回りやすいのか
フル尺動画にはどう誘導すべきか
SpotifyやYouTubeへの導線はどう作るべきか
AI音楽に興味がある人は、何に困っているのか
制作ログ自体に価値があるのか
こうしたことを、実験しながら見ています。
もちろん、まだ大きな成功が出ているわけではありません。
再生数が伸びる投稿もあれば、思ったより反応がない投稿もあります。
ショート動画は見られても、フル尺音源にどうつなげるかは簡単ではありません。
配信しても、すぐに収益化できるわけではありません。
でも、だからこそログとして残す価値があると思っています。
成功した後のきれいなノウハウではなく、
試行錯誤している途中の記録
だからこそ、これからAI音楽を始めたい人にとって参考になる部分もあるのではないかと思っています。
Lunair制作ログで記録すること|SUNO・配信・収益化まで
このnoteでは、Lunairの制作ログとして、主に次のようなことを書いていく予定です。

1. SUNOでの楽曲制作
SUNOを使ったAI楽曲制作の具体的な手順と、実際に使っているプロンプトの考え方を記録します。AI音楽特有の失敗パターンや、女性デュオの声をどう設計するかも含めてまとめていきます。
2. 歌詞・コンセプト設計
AI音楽でも、歌詞やコンセプトはかなり重要です。
どんなテーマで曲を作るのか。
どんな感情を描くのか。
どのようにタイトルを決めるのか。
似たような表現ばかりにならないために、どう考えているのか。
こうした制作の裏側もまとめていきます。
3. ビジュアル制作
AI音楽プロジェクトでは、ビジュアルも非常に重要です。
ジャケット写真、SNS投稿用画像、YouTube背景、TikTok用カルーセル画像など、楽曲ごとに必要な素材が多くあります。
Lunairでは、楽曲の世界観に合わせてビジュアルを制作しています。
その考え方や、うまくいったこと、失敗したことも記録します。
4. 配信と収益化
DistroKidでのAI音楽配信方法、SpotifyやApple Music・YouTubeへの展開手順も記録します。AI音楽の収益化は現実的かという点も、実際の数字をもとに書いていく予定です。
5. TikTok・YouTube・Instagramでの発信
曲を作って配信するだけでは、なかなか聴いてもらえません。
そのため、TikTok、YouTube Shorts、Instagramなどで、どう発信するかも重要です。
短尺動画、画像カルーセル、投稿文、ハッシュタグ、広告活用など、実際に試したことをまとめていきます。
成功談だけではなく、失敗と試行錯誤も書いていきます
この制作ログでは、うまくいったことだけを書くつもりはありません。
AI音楽については、まだ分からないことが正直たくさんあります。どうすれば再生数が伸びるのか、どのプラットフォームと相性が良いのか、AIアーティストとしてどこまで成立するのか——答えはまだ出ていません。
だからこそ、失敗や迷いも含めてリアルに記録していきたいと思っています。
たとえば、
生成した曲が思った方向と違った
声の違いがうまく出なかった
サビが派手すぎて世界観に合わなかった
SNS投稿の反応が悪かった
ショート動画は見られたが、フル尺にはつながらなかった
配信や歌詞登録で分からないことが多かった
AI化できると思った作業が、意外と人間の判断を必要とした
こうしたことも、できるだけ正直に書いていきます。
成功した後のきれいなノウハウではなく、試行錯誤している途中の記録だからこそ、これからAI音楽を始めたい人にとって参考になると思っています。
AIで音楽を作る人は、これからもっと増える
これから、AIで音楽を作る人はもっと増えると思います。
曲を作るハードルは確実に下がっています。
作曲経験がない人でも、自分の世界観を音楽として形にできる時代になりつつあります。
でも、その一方で、ただ作るだけでは埋もれてしまう可能性も高いです。
だからこそ、これから重要になるのは、
何を表現したいのか
どんな世界観を持つのか
どう届けるのか
どう継続するのか
どうファンとの接点を作るのか
だと思っています。
AI音楽は、単なる生成物ではなく、
企画、編集、マーケティング、ブランディングの総合プロジェクト
になっていくのではないかと感じています。
Lunairは、その実験でもあります。
最後に
AIで音楽を作ることは、たしかに楽しいです。
自分の中にあるイメージが、数分で曲として出てくる体験は、かなり面白いです。
でも、その曲を誰かに届けるには、まだまだ考えることがたくさんあります。
Lunairを通じて、私は今まさにそれを学んでいます。
このnoteでは、AI音楽プロジェクト「Lunair」の制作・配信・SNS運用・収益化までのリアルを、できるだけ具体的に記録していきます。
AI音楽に興味がある方。
SUNOで曲を作ってみたい方。
AIを使って新しい個人プロジェクトを始めたい方。
音楽だけでなく、SNSやマーケティングも含めてプロジェクトを育てたい方。
そんな方にとって、少しでも参考になる制作ログになれば嬉しいです。
まずは、ここから少しずつ記録していきます。
Lunair(ルネア)制作ログ、はじめます。
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関連リンク
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※リンクは順次追加していきます。
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