99.セフェル・ハ=バヒール①
画像は以下のサイトから転載。
流出と対
『セフェル・ハ=バヒール(輝きの書)』は、カバラにおける重要な原典の一つです。
いわゆる旧約聖書の注解書という形式を取っていますが、その思想は従来のユダヤ教の宇宙創造論とは別物です。
書の題名からもわかるとおり、「輝き」は頭の上の電球、叡智、グノーシスです。
叡智のなにが問題なのか、なぜ問題として取り上げるのかは、このNoteのテーマの一つでもあります。
ですので繰り返しになる箇所もあるかもしれませんが、今回は私見を述べます。
『セフェル・ハ=バヒール』では、セフィーロートがはじめて「樹」のイメージと結びつけて記されました。この「樹」はメルカバ神秘主義におけるアダム・カドモン、イブン・アラビーの「完全人間」、つまり原初の人です。
そのためカバラの完成に大きく寄与した冊子といわれていますが、カバラは啓蒙思想、世界対戦、ヒューマニズムなどの諸問題に直接的につながっています。

第一から第三のセフィーラーは三角形を構成します。第一のセフィーラー、ケテル(王冠)から第二のホクマー(知恵)と第三のビーナー(理解)に流出するわけですが、三角形の下辺を構成する二点は対の関係です。
男と女、支配者と大衆、などの対です。わざわざ流出するからには、二つは別のものとして分裂しなければなりません。
そして分裂した二つを操作します。男と女を逆転させるとゲイ、合体させるとニューハーフ、対立させるとフェミニズム、それらの結果として公立学校などが登場します。
支配者と大衆の関係は、民主主義や共産主義、ヒューマニズムを生み出します。
啓蒙思想がなぜ危険なのかといえば、一個人の「自由」につながるからです。
わたしのすわったイスには、わたしがすわっているかぎりだれもすわれません。ですがあなたにはわたしがすわっているイスにすわる権利と自由があります。
暴力をもって排除することもできます。わたしはイスから離れるしかありません。個人の自由と権利の侵害です。
バカバカしい話ですが、実際にバカバカしいのです。そして「神」という答えを知っている人は、どのような思想もバカバカしいと一蹴できます。
※ホクマーで検索すると引っかかった動画。ゲーム制作者は確信犯。
宗教と叡智
ギリシャ哲学は宗教と不可分でしたが、神(ケテル)という答え、一から流出したという事実を無視してしまえば、思想は無限に広がっていきます。
わかりやすい例がダーウィンの進化論です。無理をとおすと道理が引っ込むのは現代を見ればわかることで、たいていの人は「魚が陸に上がって両生類に進化した」などという説を漠然と信じています。

以前も何度かお伝えしたように、だいたいなぜダーウィンという名前を知っているのか、を疑わなくてはなりません。

「ひも理論」などの新説をありがたがり、「真実」の探求をつづければつづけるほど、どんどん答えから遠ざかっていきます。
そしてなぜ「ひも理論」という名称を知っているのか、を疑わなくてはなりません。
敬虔なキリスト教徒にとっては、神が答えです。ご存じのとおり、この世界は神が創造しました。

これが正しいかはだれにもわかりませんが、そのへんの物理学者を正しいと信じるほうが明らかに愚かです。歴史の重みがちがいます。
芸能人、ミュージシャン、塾講師なども同様です。肩書きがあるから、テレビに出ているから、本を出しているから、などの理由でその人の言動を信じるわけですが、そういう人に「神は実在する」などというと頭のおかしな人認定を受けます。
ですが実際は、そういう人は芸能人という「神」を崇拝しています。しかも盲信、狂信者です。
そんなことはないと否定するでしょうが、自分が狂信者だと気づいていないからこその狂信者なのです。
芸能人はいうに及ばず、科学でさえ平気でまちがいを犯します。そして平気な顔で訂正されます。
ヨアニディスの2005年の論文「なぜ発表された研究成果のほとんどは偽であるのか Why Most Published Research Findings Are False」[5]は、PLoS Medicine誌からのダウンロード数が最も多い論文である[8]。
訂正されても、いままでのあれはなんだったのか、と憤る人はまずいません。すべては「人類の進歩」だからです。
少し考えればわかることですが、「人はどこから来たのか」の答えは一つしかありません。
なのでだれがどんな説を提唱しようが、必ずまちがっています。
答え、真実は、ある文化圏では神です。それでいいのです。プロティノス的一者、ケテルに戻っていけるからです。
すべての珍説は取り下げられ、イデオロギーは消滅し、ゲイは自分が病気だと知り、公立学校は閉鎖されます。
これが神の力であり、本当の真実の力です。
人類には神が必要
難病の治療薬は儲かりませんが必要なので、申請すると七年間税の優遇措置を受けられます。これをオーファン・ドラッグといいます。
その後「血圧を下げる効果もあった」などの論文を出します。降圧剤として認可を受けると税金を節約しながら大量に販売できます。

医者も薬屋も商売、と考えると、むしろ自然な動きです。問題なのは商品であり、その商品が引き起こすさまざまな「作用」です。
二〇二五年十二月現在、インフルエンザなるものが流行っているようです。なので身のまわりの人間は、しっかりと予防接種を受けています。
そして薬品臭を発しながらゲホゲホと咳をしはじめます。外に出るとゲホゲホしている人が多数いるので、ああインフルエンザが流行っているね、となります。
予防をしなければすべてが終わります。賞賛されるべき販売手法です。
ワクチンのつくりかたは以下に記しています。読者を説得するつもりはありませんが(そもそもだれも読んでいませんが)、現代医学は魔術、錬金術と歴史的にイコールです。
ワクチンを打つ人は、ほとんどが愚か者ではありません。筆者より人間的魅力や能力が高い人たちばかりです。
いちおう気ちがいじみたことをいっておくと、病はすべて環境によるものです。もちろんなにかを体に取り入れる行為も含まれます。
同じものを食べ、同じ環境に置かれているので、結果「集団感染」するわけです。
一つだけ言いたいのは、「病気になったのはおまえのせいだ」です。
ですが実際は、目に見えない「ウイルス」やウイルスを保持しているであろう他人のせいにします。薬屋にとってはいい世の中です。
この「相互監視」を本気で推し進めたのが、例のコロナ菌騒ぎです。

自分対他人、という対の関係を極限まで推し進めた、ともいえます。
コロナ菌騒ぎが収束したのは、この「相互監視」、自分対他人の関係、他人を疑って近づかない、という行為が人としての営みと真逆だからです。
上述のカバラ的三角形に当てはめた場合、自分対他人で大騒ぎしていたあのころは、神であり一者であり真実であるケテルを完全に忘れている、という状況でした。
致死性のウイルスが存在し、ときおり人がバタバタ死ぬ世界なのであれば、人類は社会を維持できません。「他人に近づいたら死ぬかもしれない」のであれば、人間は基本的に他人に近づきません。だれもが一人で生きていきます。
確率の問題でもありません。「他人に近づいたら死ぬかもしれない」のです。
「他人に近づいたら死ぬかもしれない」のであれば、人間は基本的に他人に近づきません。
無理やり社会をこしらえたとしても、必ずどこかでパンデミックが発生します。そして人がバタバタと死にます。
どこかで人がバタバタと死ぬのが人類史になります。なので人類は基本的に他人に近づかずに生きていきます。そしてそのような営みが歴史として記されます。
他人に近づいたら死ぬかもしれないのに、なぜか現代人は社会生活を維持できています。
なぜ現代人は社会生活を維持できているのかというと、日常生活に欠かせない必需品、マスクを装着しているからです。

マスクは信仰であり、ダーウィンの進化論やひも理論や秋元康の四十八人と同じ、真実である神の代替品です。
このように人類は、必ず「神」を必要とします。
マスク教を信仰し人間社会を維持しているわたしたち現代人は、どの時代よりも進歩した賢い人間たちといえます。
真実は複数
勘のいい方なら気づいているかもしれませんが、マスク神だけでは一神教になってしまいます。逆に安定した世の中になり、これは天上人たちの要求するところではありません。
秋元康の四十八人やポテトチップスのフレーバーなど、上の人間は「選ばせる」ことの重要性を知っています。

チョコレート味とストロベリー味を提示されると、「どちらを選ぶか」と考え、「買わない」という選択肢が消えます。
深く考えなくても、大衆の意識が分散されればそのぶん支配しやすくなります。ホクマーとビーナーです。
なのでルターは悪い意味で重要です。ローマ教皇庁が腐っていようがどうでもいいことで、諸侯とともに表向きの敬虔さを保ちつづけてくれさえすれば世界は安定します。
世の中(神)に対する疑問は科学(魔術)とオカルト思想を発展させ、体制に対する疑問は人道主義を発展させました。
※一発で「AI」とわかる記事
人道主義はフランス革命を引き起こしました。科学の発展の結果は産業革命です。機械に挟まれたり爆弾を食らったりと、人類はこれまでになかったむごたらしい死に方をするようになりました。
するとさらに人道主義が発展します。そうしてこんがらがりながら二十世紀が終了し、こんにちでは機械すら人間に優しくなりました。AIです。

現在、どこを見てもAI、AIです。そして小学生でも「AI」を知る世の中になり、愚かな大人は「AIは時代の流れ」と無批判に受け入れます。
まさにカバラ的な逆転現象です。真実は無限に存在し、その真実たち自身も変遷していきます。コインがひっくり返るようにです。
男と女がセックスし、男と男がセックスし、ニューハーフと男がセックスし、ニューハーフとニューハーフがセックスし、ニューハーフが女とセックスします。いつの間にか元に戻りましたが、男の胸にはシリコンが入っています。
まともな人が生きづらいのは当然です。電車に駆け込んで呼吸困難になりながらもマスクを外せない、このような人類を創造した「叡智」が、中世ヨーロッパにおいて発展しました。
研究する価値がある、またはその研究を読む価値がある、と信じている人が日本に何人いるかは知りませんが、次回も引きつづきアシュケナージ・ハシディムについてお伝えします。
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