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Episode 172 ケアは欠かせないのです。

精神障害者福祉手帳の申請をしてひと月ほど経った2017年の秋、市の障がい福祉課より申請承認の通知が届き、私は3級の手帳を取得することになります。

お堅いお役所言葉で難しく書かれていることが多い等級の基準ですが、簡単に言ってしまえば「日々の生活に支援が必要」なのが2級で、「定期的なフォローが必要でも、日々の生活なら自力でなんとか」というのが3級…ということです。
私は基本的には日常生活も社会生活もひと通り自力で可能ですからね。
でも、フォロー無しで放っておくと事故が起きるわけです。
それ故に3級…というのは妥当な等級だったのだろうと思います。

振り返ってみれば…
前職を離れる時も対人関係で擦り切れてボロボロで、
営業から事務に移る時も得意先との対人関係がダメで、
事務職で対人関係で孤立して、
製造の親方では百戦錬磨の熟練工とそりが合わず
2度目の親方では工場長からも部下からも集中砲火を浴び
物流部門に移って、一所懸命に仕事をしようと努力して自己崩壊

これだけの対人失敗を手帳申請の理由に上げれば、承認されるのも「ご尤も」だったのだろうと思います。
転職・配転の理由の全てに対人関係の弱さが大きく影響しているワケで、そのうちの3回で「鬱」を発症して療養するに至るという、改めて列挙してみて苦笑いの人生です。

ただここで厄介なのは、普通の生活を送る分に、普通に仕事をする分に、「全く以って何が障害なのか見えない」ということです。
二次障害という「事故」が起こるタイミングが年単位のサイクルになってしまうと、障害があること自体を忘れてしまいがちになるワケです。
それ故に、メンタル面のケアは重要で、どんなに体調が良い時期でも最低でも月に一度は主治医とのカウンセリングが欠かせないのです。

私自身の心が「ブレーキが甘い自転車」であることは良く分かったのですから、最低限の定期メンテナンスを欠かしてはならないのです。
上司にはそのことを理解しておいてもらうのが「賢い立ち回り」なのだということです。

そして私は上司に「手帳を取得しました」と報告するのです。

旧ブログ アーカイブ 2019/3/5

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