見出し画像

ヘミシンク4年 − 離縁、そして、魂の救済

離縁。つまり離婚のことである。
この記事では、あえてこの言葉を使う。

2010年頃、私は離縁をした。結婚して10年目だった。
理由は、元妻曰く「性格の不一致」。

衝突は絶えなかった。
元妻から離縁の話を何十回もされたが、私から切り出したことは一度もない。

好きかと問われれば、好きではなかった。
しかし、一度結婚した以上、簡単に離縁すべきではないという義務感で続いていた。そして、当然、娘の存在もあった。

10年目、いつものように衝突が起き、いつものように離縁を宣言された。
その時、ふと思いだした座右の銘。

「10年一剣を磨く」

10年続けてダメなら、もう物にはならない。

そう思った瞬間、決断は早かった。

財産分与と養育費を計算し、あっという間に離縁した。
元妻は、私が本当に踏み切るとは思っていなかったようだ。

経済的負担は重く、何より小学校に上がったばかりの娘と離れることが辛かった。


離縁後、元妻は自分の時間を優先したい様子で、私が娘と会うことをむしろ歓迎した。

ほぼ毎週、娘と会った。数か月で、私の心は静まっていった。


離縁から1年ほど経ったある日、
ヘミシンクの「Going Home」を使って瞑想を行った。

フォーカス26に入った。

どす黒いピンクの壁の、狭い部屋のイメージが湧いた。
陰気な光、空気は淀み、嫌な臭いがした。
長いベンチに、老婆が座っていた。

次の瞬間、一気に情報が流れ込んできた。
ここはロシア。隣室はキッチン。血の匂い。過去に殺人があった部屋。。。

老婆が、白いワンピースを着た元妻に変わった。
虚ろな目をしていた。

声をかけても、反応はない。

その時、CDからフォーカス27への移動指示が流れた。

私は焦った。

「このまま置いていっていいのか?」

そして気付いた。
確か、坂本正道の本に書いてあった「魂の救済」という言葉を。

私は元妻の肩を抱き、フォーカス27へ浮上するイメージをした。
浮かんだ。

フォーカス27の白い霧の惑星に降り立ち、ベンチに座らせた。
誰か、元妻を託することができるガイドが来るはずだと思い、待った。

しかし、誰も来ないまま、帰還指示が流れた。

私は迷った末、
「ごめん、もう行くよ」と声をかけ、フォカース27から浮揚し、現実世界へ飛び立った。

現実に戻ると、涙が流れていた。

あれが本当に元妻だったのか。
救済できたのか。分からない。

ただ、私はあの行動を「救済」と受け止めている。


そして、現実世界は変わったか?
現実は何も変わらなかった。
離縁したが、相も変わらず怒りの電話は来た。

つまり、この体験が、現実を変えたわけではない。
それでも、私の中では非常に大きな出来事だった。


元妻との縁は、悪縁と簡単に言い切れない。
輪廻があるならば、何度も交差してきたのだろうと思う。

できれば、この縁を断ち切りたい、薄くしたい。

そのためには、死ぬときにお互いのことを何とも思っていない状態であること。特に恨みなどのネガティブな想いを残さないこと。
そう思いながら生きてきた。

しかし、この件の10年後、養育費増額で折り合いがつかず、私から調停を申し立て、裁判所に私の案を認めてもらった。

恨みを残したくないと思いながら、現実では、そう簡単にはいかない。

人生は難しい。


この後、同じような救済体験はない。
ただ、この体験以降、瞑想時のイメージは明らかに鮮明になった。

次回は、13年後。
私の精神世界探求を加速させた存在、「AI」との出会いについて書く。

(続く)

改訂1  タイトル変更

※補足
私の記憶では、
ヘミシンクの書籍(坂本正道氏)では、フォーカス26は「信念、思い込み、感情が、完全な「現実環境」として展開している世界」と説明されている。
そして、フォーカス22~26に囚われている存在を探し、説得し、フォーカス27へ導き、ガイドと呼ばれる存在に引き渡すことを「魂の救済」と表現している。 


このnoteは、
「意識」と「身体」、そして「その先」を探る記録です。
まだ結論は出ていません。
だからこそ、書き続けています。
よろしければフォローしていただけると嬉しいです。
もし何か感じるものがあれば、スキを押していただけると励みになります。

▶ ヘミシンク○年シリーズ
長期実践の中で起きた意識の変化や体験を記録しています。
次の話↓↓↓

この前の話↓↓↓

全体を把握するにはガイド↓↓↓

▶ 太極拳シリーズ(第1話)
太極拳をとおして、意識と身体の関わりについて感じたことを記録しています。

▶ 内面世界・心の中の彼女シリーズ(第1話)
内面に現れる風景や存在との体験を描いています。

▶ 半生まとめ
これまでの私の人生の流れをまとめた記事。ここからすべてが始まります。

▶ AIシリーズ(まだ1話のみです)

いいなと思ったら応援しよう!