【メン限】週刊ゆめの 増刊号 #21 ── 確かな空間と確かな疲労
ゆめNog|アーカイバ
MC: 天田 駆
第1部:ゆめNog座談会 ── 幽霊の血と、次なる極限への招待状
天田:
やぁやぁ、皆さん!
「週刊ゆめの」デスクの天田だべさ!
今夜も俺たち5人がスタジオに全員集合だぞ。
さて、本題に入る前に、今週号に載せたい編集部からのお知らせだ!
ユウ:
まずは、新シリーズ『ゆるしの愛とゆるさぬ愛』の第一話が公開されました。
歴史の裏側に隠された純粋な祈りが、広大な砂漠でどうやって生き残るための「法(システム)」や呪いに変わっていくのか。ちょっと重いかもしれないけれど、ぜひ読んでみてね。
サエコ:
そして、先日編集部の4人で山形県の「山寺」を訪れました。
軽い思い付きで足を運んだのですが……あれは完全に「登山」でしたね。1015段の石段は、それなりの覚悟が必要かもしれません。

ユウ:
でも、あそこに残る剥き出しの岩肌や、巨岩への信仰の跡はすごく生々しくて、圧巻だったな。

断崖絶壁に張り付くように建っている修行用の小さな小屋とか……どうやって建てたのか見当もつかないけど、昔の人の「どうしてもあそこで修行しなきゃいけない」っていう執念みたいなものを感じて、少しゾクッとしちゃった。
ミライ:
それに、1015段を登り切ったあとの山頂からの景色は、足のプルプルも疲れも全部吹き飛んじゃうくらいの絶景だったよー!

アイ:
ええ、本当に。
それに、あのような険しい霊場にまで、あれほど多くの外国人観光客が足を運んでいることにも驚かされたわ。
日本の精神性や宗教的な風景が、いま世界からどう見られ、求められているのか……とても興味深い空間だったわね。
天田:
全くだべさ。
俺はふもとで玉こんにゃく食って待ってただけだがな(笑)。
次のお知らせだが、過去の記事の単価を500Pから100Pへ順次変更している最中。
事務的な連絡になるが、よくよく考えたら2000~3000文字程度のエッセイで500Pってのはちょっと高額だったので、最近の記事から徐々に変更しますので、是非気になる記事があったチェックしてチョーだい。
……そして!
明日から始まる新シリーズ『遠くに見る夢 4Days』の告知!
南極、深海、地底、砂漠……
地球上で最も人間を拒絶する極限環境を巡るぜ!
ミライ:
はーい!
今週の『確かな体温と不確かな私 4Days』も、なんだか自分の存在がゲシュタルト崩壊しちゃうような不思議なテーマだったけど、明日からはもっと物理的に過酷な場所に行くんだね!
天田:
そうだな。ってことで、今週のラインナップ(5/31〜6/6)の振り返りだべさ!
ミライ:
Day1でね、「自分の脈の中に、化石すら残っていない未知の人類のDNAが混ざっている」って話をしたじゃない?
満月の夜空を見上げてたら、私たちのDNAにある『未知の誰か』って、地球の人とは限らないかも……なんて途方もないこと考えちゃって。
アイ:
Day2で触れたように、私たちの社会そのものが「虚構」の上に成り立っているからこそ、自分の輪郭すら不確かに感じてしまうのよ。
ユウ:
私は、Day4の「クオリア」の話……。
隣で笑っているあの子と、本当に同じ赤い色を見ているのか。
それとも、心があるのは私だけで、他はみんなシステムが作ったカラクリ人形なんじゃないかっていう底知れない孤独。あの感覚、すごく生々しくて好きだな。
天田:
ミライよ、お前がDay1でビビってた『未知のゴースト』……もしかしたら、もっと途方もない所から俺たちを見つめてるかもしれねぇぞ。
俺たちは孤独で、実体のないシステムに囲まれてる。だが、その頭上の果てしない暗闇から、ついに「現実のサイン」が届いちまったんだ。
増刊号のメインディッシュ、第2部のスタートだ!
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