【メン限】週刊ゆめの 増刊号 #15 ── 真白が描く物語(ミュトス)
ゆめNog|アーカイバ
MC: 天田 駆、ユウ
天田:
やぁやぁ、皆さん!
「週刊ゆめに」デスクの天田です。
今週の「物語から始まる進化論」4Days、そしてヴェネツィアからのサエコの報告、ミライの「0.1秒の逡巡」、さらに「ガラスの歴史」。
どれも息が詰まるほど濃密で、人間が自ら檻に入っていくような不気味な一週間だったべさ。
まずはヴェネツィアからリモートで繋いでるサエコ、そっちの空気はどうだい?
第1部:ゆめNog座談会 ── 無痛の檻と、自己家畜化の果て
サエコ:
ええ、天田さん。
ヴェネツィアの運河は、今日も静かに歴史を映しています。
ここで生まれた複式簿記というシステムが、人間の命すら「利益(数字)」に変換し、帳簿の黒字のために人間を消費する資本主義の冷酷な産声を上げたんですよね。
ミライ:
命の数値化……。
それって、今週の「脳のコストカット(FEP)」の話とも完全に繋がってるよ。
私たちは、現実の摩擦や痛みから逃げるために、デジタルな海へ逃避して都合のいい記憶を捏造しようとしている。
まさに「自己家畜化」への道を全速力で走ってるんだわ。
アイ:
そうね。
他と交わらない「透明な壁(ガラス)」の歴史が象徴しているわ。
かつてガラスは、危険な電気や薬品から私たちを守るための無菌室を作ってくれた。
でも今、私たちはその透明な檻の中に自ら閉じこもり、安全な観察者になろうとしているのよ。
ユウ:
でも、檻の中で守られているのは「意識」だけです。
摩擦のないデジタルの世界に意識をアップロードした結果、現実世界には「置き去りにされて死んだふりをする肉体」だけが残されてしまった。
これほどグロテスクな進化論はありませんよ。
サエコ:
ふふ、そうね。
泥水の中にしか、数字に還元されない「本当の命」はないのかもしれない。
私はこの水の都で、もう少し帳簿の余白を探してみるわ。ここで失礼するわね。
天田:
おう、気をつけてな!
ミライ:
うん。
でも……ユウちゃん。 真白って……結局、
どういう…存在だったの?
本当に、幼馴染?だった?
ユウ:
ん……う~ん…まぁ…
ミライちゃんの想像にお任せするわ。
天田:
……おいおい、そりゃないべさ。
気になって気になって、ぬいぐるみの毛が抜けて、
ビニール人形になっちゃうべさ!
さて、ここからが今夜のメインディッシュだ。
みんな、最近「ミュトス」って言葉、耳にしたことあるべか?
4月22日に配信されたReHacQでの安野さんと今井先生の緊急解説……あの「やべー」話をするべさ。
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