筑紫野にしびれる旨さがやってきた。「福恩麻辣湯」テイクアウト体験記
「お母さん、あれ食べたい!」
イオンモール筑紫野を歩いていたら、娘がそう言って指さした先にあったのが「福恩麻辣湯(フーエンマーラータン)」。大分発で、九州各地で行列ができていると噂の麻辣湯専門店が、ついに筑紫野にもオープンしたらしい。

パンダのマスコットが描かれた看板と、「しびれる旨さ、筑紫野初上陸」の文字が目に飛び込んできて、こちらもすっかり気になってしまった。今回はテイクアウトでの利用。

このお店、ただ注文するだけでは終わらない。まずは透明のボウルを手に、ショーケースの前に立つところから始まる。

野菜、肉類、麺類、練り物……全50種類というラインアップがずらりと並び、トングを片手にあれこれ吟味する時間がもう楽しい。
じゃがいも、白きくらげ、虹団子、もやし、しいたけ。あれもこれもと選んでいたら、気づけば352gの大ボリュームに。

計量器に乗せると480円/100g、合計1,689円という表示。選んだ分だけ自分の一杯になっていく、このシステムがなんだか新鮮だった。
スープは麻辣湯・トマト麻辣湯・汁なし麻辣湯の3種類から選べて、辛さは0辛から5辛まで調整可能。

今回は中辛をお願いした。少し待って受け取った器を開けると、オレンジ色のとろりとしたスープの中に、白黒のパンダ模様のかまぼこが2枚、ちょこんと顔を出している。
6月限定の品らしく、見た目のかわいさにまず娘が大喜びだった。
スープをひとくち。中辛とのことだったが、じんわりと痺れが追いかけてくる感覚があり、思った以上にしっかりとした辛さ。
だけど旨味のあるコクが土台にあるので、辛いだけで終わらない深さがある。
パンダかまぼこは見た目の可愛さに反して食感はぷりっとしていて、しいたけや黒きくらげの香りがスープに溶け込んでいるのもよく分かった。
カニ団子の渦巻き模様も色味のアクセントになっていて、食べる前から目で楽しめる一杯。

トッピングコーナーには花椒油、芝麻醤、黒酢、すりおろし生姜やニンニクなど、無料で使える調味料がずらりと用意されていて、途中で味の方向を変えられるのも面白い。
一杯の中でいろんな表情が味わえるのが、麻辣湯というジャンルの魅力なのだと実感した。
食材を自分で選ぶ、というプロセスそのものが体験になっているのがいい。
子どもが「これ入れたい」と選んだり、辛さを自分で決められたりするので、家族みんなで楽しめる仕組みになっている。
買い物の途中にふらっと立ち寄れる気軽さも、フードコートという立地ならこそだと思う。

• お店:福恩麻辣湯(フーエンマーラータン) イオンモール筑紫野店
• 場所:福岡県筑紫野市立明寺434-1 イオンモール筑紫野内(1F フードコート)
• 営業時間:10:00〜21:00(L.O.20:00)※施設営業時間に準ずる
• 価格帯:具材4.8円/g+トッピング220円〜
• おすすめメニュー:中辛の麻辣湯+パンダかまぼこ(6月限定)
