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無農薬ミカン栽培の記録#6 〜甘夏の収穫と追肥そして苗木の植樹

2026年4月末、伊豆で甘夏の収穫と樹木剪定、そして全種類のミカンの追肥をしました。

家族や友人が食べるために栽培しているため、草刈りなどの手間はかかりますが、無農薬栽培です。

害虫予防の農薬散布もしないため、病気で枯れてしまったり、害虫駆除のために伐採する樹木もあります。

量より、品質にこだわって栽培して、収穫して家に持ち帰るのは、家族が食べる量と友人に贈る量だけです。フードロスは少なくするように努めています。

それ以外は、森の小動物や鳥のエサになります。

今回は、友人の助言により、スマホの録画機能などを活用して作業日誌的な記録を撮り、来年の作業計画に反映できるようにしました。

その内容の一部も紹介します。

1,甘夏の収穫

今回、樹木への負担軽減のため、ほぼ全ての甘夏約160-170kgを収穫。

樹齢30年以上の紅甘夏4本の木から、私の友人が1人で収穫ました。
上部は高枝切りバサミを利用するため、常に上を見て作業するので、首が痛くなります。

私は、彼が収穫した甘夏を背負いカゴに入れて、軽トラックまで運搬。
そして、20kgを入れることが出来る樹脂製カゴに移します。

収穫した甘夏


高木に成長した樹木の高い枝を剪定して、来年度以降は収穫しやすい高さや日が当たる枝の密度になるよう手を加えました。

このひと手間が、樹木の維持やミカンの美味しさにつながります。

しかし、この地域では各家庭が1-2本の甘夏の樹木があるため、他の種類のミカンに比べて、収穫後の甘夏を欲しいという人は少ないです。



2.ミカンの種類と場所

多くの種類のミカンを色々な場所で栽培しているため、樹木を番号化して友人と私の2人で共有して、作業計画に反映することにしました。

車で1-2分の距離にA地区(奥の畑)とB地区(ダイゴの畑)があり、30年以上前からミカンを栽培しているA地区が収穫面では、現在の主力です。

しかし、A地区はアクセスする道路が狭く悪路のため、将来的にはB地区を主力にする計画です。

一方、B地区は害虫被害が多く、週末だけの手入れでは残念ですが、枯れたり伐採する樹木が増えています。

例えば、美味しくて好きだったデコポンは、4本全てがカミキリムシによって樹木根本に20箇所以上の小さな穴ができる被害で枯れました。

また、段階的に植樹している若木3本は、風で飛来する病気になったため、他の樹木を守るため伐採しました。


(1)A地区・奥の畑


ミカン栽培に適した土壌であり、地域の人から、ここで栽培したミカンは美味しいと評価して頂いています。

①ゾーン1

・ネーブル2本とポンカン1本
・道路脇でアクセスが良い畑。
・畑の半分は活用していない。
・柿の木が一本あるが、渋柿のためミカンの日照を妨げないように常に剪定している。

手前ネーブル2本と奥にポンカン一本

②ゾーン2

・甘夏4本、はっさく1本、清美1本、ニューサマーオレンジ1本
・道路脇でアクセスが良い畑。
・他のゾーンに行くには、この場所を通る。

甘夏No3とNo4(収穫後)

③ゾーン3

・ポンカン4本
・A地区のほぼ中央に位置して、南向きで日当たり良好の畑。
・隣接して物置あり。


ポンカン(12月頃)
ポンカン(12月頃)

④ゾーン4

・伊予柑2本、ネーブル2本
・地区の北端のため、イノシシが柵を壊して侵入することが多く、石垣が壊されている。

⑤ゾーン5
・春美3本、ポンカン2本、ニューサマーオレンジ一本
・道路沿いの畑で用具入れの小屋がある
・春美は、表皮が柔らかく甘味があるため、収穫前にカラスなどに全て食べられるため、残念ながら最近何年も収穫していない。

春美(12月頃)


⑥ゾーン6
・ニューサマーオレンジ4本
・地区の北西端に位置している最も高い場所の畑
・近くに防風林がなく高い場所なので、カラスなどに食べられてしまうため、残念ながら近年は収穫できていない。


(2)B地区-ダイゴの畑

水田だったところを排水設備を設置して土壌改良してアロエ栽培のために畑にした場所。
アロエから段階的にミカン畑に変更中であり、毎年、苗木を植えている。
排水性が悪いので、地下水位が高い湿潤環境は、根が酸欠になりやすいので、根腐れ・生育不良・カビ系病害が発生して最悪枯死の大きなリスクがあります。
また、ミカンは水分が多い土壌では、甘くないミカンになりやすい。高品質ミカン産地(傾斜地)が多い理由です。

B地区

①ゾーン1
・はるみ2本、はるか2本(若木)、若木2本(品種不明)、デコポン苗木1本。
 近年、デコポンなど6本を伐採済
・道路からアクセスでき畑全体を視認可能でアロエ用の倉庫がある。

ゾーン1(冬)


②ゾーン2
・デコポン2本(若木)、若木2本(品種不明)
・ゾーン1から一段落高い場所
・アロエ栽培(親戚にお願いしている)のため、畑の一部でミカン栽培をしている。アロエから段階的にミカンに変更する畑。

③ゾーン3
・駿河エレガント1本、西浦ミカン1本(若木)、ゆず(苗木木)、はっさく(苗木)
・2本の苗木は、今年植樹したもの。

拠点倉庫
B地区には、道路沿いに物置と作業室を備えた拠点倉庫を設置している。
ミカンカゴや草刈機などの用具や肥料を保管している。
作業室は、アロエの選別などの作業をする場所で、現在は親戚に貸与している。
寝袋や時計、飲物など、災害時に避難する場所となることも想定。しかし、電気や水道がないため、一時的にな避難のみ可能。


3.ミカンの収穫と枝の剪定


4月末は、甘夏の収穫期。
A地区のゾーン②の甘夏4本から約160から170kgを収穫した。

高い場所の枝は、収穫が困難なので、枝を剪定することとした。
過去にポンカンを剪定剪定後、ミカンの実が付くのに1から2年を要したので、今回はNo1とNo4の樹木を剪定することにした。
葉の量としては、剪定により約6割程度が残った。日当たりが良くなった。

既に花が咲いていたことから、剪定によって、No1とNo4の木は、来年は収穫も6割程度になると予測している。
来年は、No3とNo4の木を剪定する予定。

近くの八朔(はっさく)も高所の枝を剪定して、つるなど除去。

剪定前
剪定後


4.草刈りと追肥
A地区とB地区を全ての畑の草刈りと追肥を実施。
昨年、秋の草刈機での草刈で左膝を痛めて、まだ完治していないことら、電動草刈機を購入して草刈りをした。
パワーは弱いけど、音が小さく振動が少なく軽いというメリットがある。
持ち運びも手軽でした♪

Makita の充電式草刈機


草刈りは、3cm程度は草を残した刈り方です。
少し手抜きですが、広い畑での無農薬栽培は手間がかかるので、時々帰省して作業をするため、効率化が大切になる。

地面ギリギリだだと、石や根に草刈り機の歯がはじかれて危険。鉄棒が打ち込まれた場所や紐が落ちていたりと、地面ギリギリにするには、時間を要して気も使う必要がある。

草刈り前


草刈り後

肥料は、地元農協に相談して、春と秋の追肥で栽培しているミカン種類から「おさかな先生」を選択した。

枝の広がる範囲ま根が伸びているため、幹から枝の先端までの範囲に肥料を撒いた。

おさかな先生



4.苗木を植える

これまで栽培していない「柚子」と1本のみの「八朔(はっさく)」を新たに植樹することにした。

植樹して水やりが重要であるが、月に1回程度の作業なので、降雨に期待。
今回は、朝までの降雨のため、穴を掘った段階で水が湧いてきた。
穴の中には、腐葉土を入れた。

順調に成長することを期待です。


柚子


八朔

10日後、肥料の効果もあり、苗木の周囲に雑草が伸びてきました。

苗木周辺の雑草