ミカン栽培:家庭菜園の記録#4追肥編
11種類のミカンを東京と地方の2拠点生活で続けている農業素人です。
今回は、11月下旬のミカンの成長と追肥についての記録です。
まず、3月の剪定と7月の摘果から、11月下旬に各種類の果実の成長状況を見てみます。
ポンカン
昨年、摘果しないで収穫したところ、小粒の果実が非常に多く、300kg 以上収穫した後も、同量の果実が木になっていました。
また、剪定もしていなかったので、樹木が高く成長して小枝が多く収穫がしにくい状態でした。樹木にも負荷がかかっていたと思います。
そのため、枝の約半分以上を剪定してみました。
この時点で、果実はまだ青く、かなり剪定したので果実の量は昨年に比べて非常に少ないです。
来年度以降に向けた準備段階という感じです。

紅甘夏
樹齢30年以上が経過して、枝がところどころ枯れてきました。
しかし、しっかり果実をつけています。

ネーブル
収穫後、長期の保存も可能です
包丁でカットして朝食に。
我家では人気のミカンです。

はっさく
この八朔は、とても甘いです。
食感が他のミカンとは違い、私が大好きなミカンです。

伊予柑
いー予感、受験シーズンには縁起の良いミカンです。
少し下枝が枯れてきたので、春には剪定します。

清美
皮が柔らかく甘いので、昨年はカラスにすべてを食べられました。
今年は少し早めの2月に収穫予定です。

以下のようなJAや専門家のアドバイスを参考にして、肥料を実践しています。
肥料の三要素とはN=窒素、P=リン酸、K=カリウムのことで、植物が最も多く必要とする養分3つになります。よいみかんを作るためには自然から吸収する量では不足してしまうため、この三要素を意識して肥料をあげる必要があります。

1年間の施肥量の目安は!?
上でも紹介した通りみかんに最も大きな影響を及ぼすのは窒素。したがって従って、施肥において基本となるのは窒素の年間施用量となります。
窒素の年間施用量の目安は20kg~25kg/10aとなります。
そしてリン酸とカリウムは窒素の60~80%(12kg~20kg/10a)ほどを施用します。
肥料は年間何回に分けてやる!?
では、上で紹介した肥料成分を気が向いたときに1回でまとめてやればいいのか?というとそうではありません。
人間でも食べためはできないですが、それは植物も同様。さらに植物は季節によって吸収した養分の利用方法が違うので、正しい時期に正しい量を与える必要があります。
みかんの肥料は春、夏、秋の3回に分けてあげる、もしくは春、秋の2回に分けてあげるのが一般的です。
春肥、夏肥、秋肥の役割は!?
春、夏、秋にあげる肥料をそれぞれ「春肥」「夏肥」「秋肥」といいます。それぞれの肥料の役割は以下の通りになります。
1年間に必要な施肥量が分かって、各時期の分配も分かった、さらに肥料袋の意味も分かった!
よし、肥料をやるぞ!!と思ってもあともう一つ分からないことが残っていますね。
上で紹介した窒素施肥量の目安20~25kg/10aってどういう意味だ!?ってところです。
10a(1反=約1000㎡)というのは農作物を作る際によく使う単位なのです。それだけの面積を栽培していれば、1反に必要な肥料成分を植えている本数で割れば、1本あたりに必要な量は分かりますが、家庭で1本だけ植えていたりする場合はどう計算すればいいか、わからないですよね。
みかんの木は1年目と10年目と20年目で木の大きさが全然違ってきます。なので1反当たりの本数も年数により大きく変わります。あくまで目安として、1反に植えられるみかんの本数を樹齢ごとに紹介します。

ネット動画を参考にして、春秋の2回、肥料をやっています。
肥料をやりすぎた際の主な弊害
品質の低下:
窒素過多で葉ばかりが茂り、果実の着果が悪くなったり、色付きが悪くなり、糖度が上がらなくなります。
根のダメージ:
土壌中の肥料濃度が高くなりすぎると、根が水分を吸い上げられなくなり、根が傷つく「肥料焼け」を起こします。
樹の軟弱化:
窒素肥料の過剰は、葉や茎が軟弱に育つ原因となります。
今年からミカン栽培を記録して、その反省も踏まえて、次の年に活かします。
