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行政書士試験 独学を選んだ理由|通学も通信講座も難しい状況での現実的な選択

行政書士試験の勉強方法を調べると、予備校や通信講座の情報がたくさん出てきます。
合格者の体験談を読んでも、講座を活用している人が多い印象でした。

そんな中で、私は独学を選びました。
いや、正確には「選ばざるを得なかった」という方が近いかもしれません。

勉強を始めたのは、子どもの手術や付き添い入院が重なっていた時期。
決まった時間に予備校へ通うことはもちろん、動画講義をまとまった時間で視聴することも難しい状況でした。

この記事では、そうした背景から独学をスタートさせた経緯と、結果的に独学で続けられた理由について整理しています。

独学しか選択肢がなかった背景

勉強を始めた当時、正直なところ「試験勉強」に集中できる状況ではありませんでした。

子どもの手術が控えており、術後は付き添い入院が続きました。
病院にいる間は、自分のペースで時間を使えません。
いつ呼ばれるかわからない緊張感の中で、まとまった時間を確保すること自体が難しい状態でした。

そうなると、一般的な勉強方法はほぼ選択肢から外れていきます。

予備校への通学は、スケジュールを固定する必要があります。
週に何日か、決まった時間に教室へ向かうというスタイルは、この状況では最初から現実的ではありませんでした。

通信講座の動画学習も、同様です。
動画は、一定時間画面に向かい続けることが前提になります。
途中で中断される可能性が高い環境では、この学習スタイルは合いませんでした。

退院して、病院を離れてからも状況は変わりません。
小さな子どもがいる生活では、まとまった時間を前提とする勉強は続けにくいと判断しました。

こうして「通学も、動画も無理」となったとき、残った選択肢が「独学」だけだった。

独学なら、途中で中断しても自分のペースで再開できます。
この柔軟さが、当時の生活には合っていました。

実際に市販のテキストを見て「独学でもいけそう」と感じた

独学で勉強すると決める前に、まず「自分に独学が合うかどうか」を確かめることにしました。

合格体験記をいくつか読む中で、合格革命のテキストと問題集を使っている人が多いことがわかりました。
評判も良さそうだったので、実際に中身を見てみようと本屋へ向かいました。

テキストを手に取って最初に確認したのは、「読んで意味がわかるかどうか」です。
ここでつまずくようであれば、独学は厳しいと考えていました。
解説を読んでも理解できない状態では、時間をかけても前に進めないからです。

実際にテキストを読んでみると、特に引っかかることもなく読み進めることができました。

「これなら独学でも進められそうだ」と判断し、その場でテキストを購入。
独学での勉強をスタートしました。

まず独学で始めて、無理なら切り替えると決めた

最初から「独学で必ず合格する」と決めていたわけではありません。
まずは独学で始めてみて、難しければ通信講座を頼ろうと考えていました。

ただ、切り替えの基準だけは自分の中で決めていました。

まったく理解できない分野が出てきたとき。
あるいは、記述式の対策を自分では対応しきれないと感じたときです。

そうなれば独学の限界と判断し、通信講座を検討するつもりでした。

実際には、切り替えを本気で考える場面はありませんでした。

不安がなかったわけではありませんが、どちらかといえば楽観的に進めていました。
予想模試や過去問に取り組む中で、180点以上を取れる回も出てきたからです。

「なんとかなるかもしれない」という感覚が少しずつ積み重なって、気づいたら独学のまま試験当日を迎えていた、という感じです。

結果的に独学で続けられた理由

振り返ってみると、独学が自分に合っていた理由はいくつかあります。

まず、行政書士試験の内容が純粋に面白かったことです。
民法や行政法など、勉強する中で「これは知っておいてよかった」と感じる場面が多く、苦痛というより楽しみながら取り組めました。
そもそも勉強が好きだったことも、大きかったと思います。

もうひとつは、子どもの手術や付き添い入院の時期と重なっていたことです。
試験勉強とは関係なく、とても辛い時期でした。

そんな中で、行政書士試験の勉強が一種の逃げ場になっていました。
問題を解いている間だけは、不安から少し距離を置くことができた。
それが続けられた理由のひとつだったと思います。

それから、ペースを自分で決められたこと。
小さな子どもがいると、思い通りに時間を作ること自体が難しい。

そんな中で「今日はここまで」「この分野を先にやろう」と自分で調整できる独学のスタイルは、生活リズムに合っていました。
決まったカリキュラムに合わせなくていい、というのは思っていた以上にストレスが少なかったです。

そして、予想模試や過去問で点数が取れるようになってきたこと。
180点を超える回が出てくると、素直に嬉しくて「もう少し頑張ろう」という気持ちになりました。
小さな手応えの積み重ねが、モチベーションの維持につながっていたのだと思います。

独学を選んだのは、最初は消去法でした。
でも結果的には、自分の状況にいちばん合った方法だったと感じています。


最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

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