見出し画像

本当は、ただスイカが食べたかっただけだった。

直売所の売り場で、少しだけ冒険した。

先日、スイカを買いに行った🍉

本当は、ただスイカが食べたかっただけだった。

ひまわりの記事と、同じ日の出来事です。
よろしければ、こちらもぜひ🌻


最近急に暑くなってきたし、
食後に冷えたスイカなんて最高じゃないかと思ったのだ。

売り場に行くと、思っていたより種類が多かった。

皮が黒っぽいもの。

果肉が黄色いもの。

見たことのない名前のもの。

正直、スイカなんて全部同じだと思っていた私は少し戸惑った。

そういえば人生で、
自分でスイカを買うのは初めてだった。

子どもの頃はおばあちゃん家で出てきたものを食べていたし、
大人になってからも、丸ごと買う機会なんてなかった。

どれを選べばいいのかわからず、
近くにいた店員さんに聞いてみた。

おすすめされたのは、

「種が小さいので、そのまま食べられますよ」

というものだった。

夫と私はなんだか面白そうだと思った。

せっかくなら普段選ばないものを買ってみよう。

そんな気持ちで、そのスイカを手に取った。


家に帰ってよく冷やした後に食べてみると、
とても甘かった。

期待以上に美味しかった。

店員さん、ありがとうございます。


ただ一つだけ、予想と違ったことがある。

確かに種は小さい。

そして薄い。

でも、私たち夫婦はどうやら
種を食べるのが苦手だったようだ。

シャリッとした果肉の中に、
たまに混ざるガリッという感触。

確かに食べられるんだけど、やっぱり気になる。

結局、種を取って食べる方が好きだった。

でも問題は、その種が小さいことだった。

取ろうと思うと地味に取りづらい。

本来は食べられるはずなのに、
気になるから取る。

でも、小さいからこそ取りづらい。

なんとも言えない、地味な作業である。


その作業をしているときにふと、

そういえば、
まだ子どもはスイカを食べたことがなかったな、
と思い出す。

せっかくだし、と種がないところを渡した。

不思議そうに手に持って、ひとくち。

吐き出すでもなく、パクパク頬張るわけでもなく。

どうやらそこまで好みではなかったみたい。

でも私が食べていると、
今度は私のスイカを欲しがる。

自分の分はあまり進まないのに、
人のものは気になるらしい。

子どもにちょっかいをかけられながら、
夫とふたりで黙々と、
シンクに向かってスイカの種を取った。

頬張りきれない果汁をポタポタ垂らしながら、
気づけば、私たち夫婦は半玉分を食べていたらしい。

あれ、夏を先取りしすぎたかな
🏖

スイカの種も、
子どもの反応も思ってたのと違ったけれど。

それでも、人生初のスイカ選びは楽しかった。

今までは何となく食べていたスイカにも、
いろいろな品種があることを知った。

次は黄色い果肉のものも気になる。
スッキリとした甘みらしい。
ほんとうかなぁ。

また店員さんに相談しながら、
少しだけ冒険してみようと思う。

その頃には、種ごと平気で食べられるようになっているかもしれないし。

たぶん、なっていないけれど。

次もまた、
知らないスイカを選んでみようと思う
🍉



日常エッセイ🫧


育児関連記事🌼

いいなと思ったら応援しよう!