我が子の新しい寝具は、私らしい。
最近、我が家に新しい寝具が導入された。
もちろん導入した覚えはない。
なのに、もうすぐ1歳になる我が子は最近、
私を枕として活用している。
きっかけは朝方の謎の泣き。
11ヶ月手前でようやく夜泣きが減ってきて、
「おっ、これはもしや少し楽になるのでは?」と思っていた矢先だった。
だいたい4時から6時の間。
突然「ふぇぇ……」と始まり、そこからどんどん泣き声が大きくなる。
しかも以前より声量が増している。
これも成長なんだよね。
でも、できれば別の方向で発揮してほしいな。なんて。
最初は添い寝しながらトントンしてみる。
でも最近はそれだけではなかなか寝てくれない。
抱っこすれば早いのかもしれない。
でも、わたしも眠い。
そして、抱っこは絶対に、座りながらは許されないのを知っている。
正直、立ち上がる気力がないし、
このまま横になっていたい気持ちもある。
「抱っこはしない。今日は絶対しない。」
そんな静かな決意を胸に秘めていると、子どもがもぞもぞ動き出す。
見えているのか見えていないのか、泣きながら、
でも確実に私の方に近づいてくる。
そして、私の首やお腹に頭を乗せる。
どさっ。
子どもは私の上で頭を左右に振って、ダイナミックに寝返りをしたり。
この動き、完全にベストポジションを探してる。
──しばらくすると動きが止まる。
「あ、寝具認定されたな。」
そう思う瞬間である。
首に乗られると苦しい。
お腹に乗られても苦しい。
でも不思議なことに、さっきまで全力で泣いていた子が、急に安心したように落ち着く。
「ママがいる」
ただそれだけで安心できるのかもしれない。
そう思うと少しうれしい。
少しだけね。
だって、苦しいものは苦しいから。
私はそのまま、しばらく耐える。
動いたら起きるから。
寝返りなんてもってのほか。
まるで高難度ミッションだ。
そして呼吸を整えながら待つこと数十分。
ようやく深い眠りに入った気配を感じる。
よし、ここからが本番。
そーっと、ほんとうにそーっと体をずらす。
成功率は日による。
無事に離脱できた日は小さくガッツポーズ。
失敗した日は、そのまま枕としての役目を全うする🥹
そんな朝を繰り返しているうちに、気づけば7時。
再び眠れたとしても、私の睡眠時間はせいぜい30分から1時間くらいだ。
正直、ものすごーく眠い。
だからたまに思う。
ひとりで上手に寝てくれたらなぁ、と。
きっと世の中にはそういう子もいるんだろうな、と。
でも同時に、この謎の人間枕期間も、
終わってしまえば案外あっという間なのかもしれない。
今この子にとっては、私の首やお腹が世界一安心できる場所なのだろう。
それはそれで光栄な話だ。
できればもう少し柔らかくて広い枕を探してほしいけどね。
少しくらい首が痛くてもいい……
いや、やっぱりできれば痛くない方がいいな。
そんなことをぼんやり考えながら、今日も首やお腹を差し出している。
全国の人間枕のみなさん。
今日も本当にお疲れさまです👑
もし「うちも同じだよ」と思ったら、仲間がここにもいます。
今日もなんとか、乗り切っていきましょう🌱

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