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5分で分かる!「イノベーションのジレンマ」

もう何年も前の話だが、以前に勤務していた会社の部内勉強会で「イノベーションのジレンマ」について紹介する機会があった。6枚のスライドにまとめ5分程度のプレゼンテーションをしたのだが、おかげさまで大好評。それだけで終わらせるのはもったいないと考え、一部資料を修正してネットにアップした。

それがこちら。

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上記した部内勉強会でこのテーマを取り上げる気持ちになったきっかけは、当時米国ゼロックス社を日本の富士フイルムが買収する意向とのニュースが入ってきたこと。(その後米国ゼロックスを買収することは断念。米国ゼロックスと富士フイルムの合弁会社であった日本の富士ゼロックスについては、富士フイルムが完全子会社化)

富士フイルムと言えば、元々コダックと同じフィルムメーカーでありながら、コダックと違って見事にイノベーションのジレンマを克服した企業!

その米国ゼロックスの買収騒動は、コピー機と言う一世を風靡したテクノロジーがスマホやタブレットの普及によるペーパーレス化の煽りを受けて完全に「オワコン」になってしまったことが起因。つまりゼロックスもコダックと同じく「イノベーションのジレンマに負けてしまった企業」と言っても良い。

我々が現在普通に使っているパソコンのGUIの源流は、実はゼロックスが最初に作ったもの。それに触発されたスティーブ・ジョブズがマッキントッシュの開発を進めたのは有名な話。もしもスティーブ・ジョブズが、ゼロックスのGUIを見ていなければ、マッキントッシュの登場も、それに続くiPhoneやiPadの登場もどうなっていたか分からない。さらには、今のようなペーパーレス化も進んでいなかったかもしれない。ゼロックスは、まさに自分達が発明したテクノロジーによって自らの衰退を早めてしまったわけだ。

コダックの衰退を早めたデジタルカメラも、実は当のコダックが最初に発明したものであり、イノベーションのジレンマは実に克服が難しいジレンマと言える。

写真フイルムが「オワコン」になった際には見事にその苦境を乗り越えた富士フイルムが、今回コピー機の「オワコン化」でどのように苦境を乗り越えるか見ものではある。

コダック、ゼロックス、富士フイルム、さらにはスティーブ・ジョブズのAppleと、これらの企業が繰り広げた「イノベーションのジレンマ」に関するドラマと考察は、下記の記事に詳しく説明してあるので、こちらも是非ご覧いただきたい。


私の記事で「イノベーションのジレンマ」に対してさらに興味が湧いたら、クリステンセンの著書を読むことをお勧めしたい。


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