デザイナーズノート『どうぶつぐんぎ』
まさみね堂が2025年に発表した『どうぶつぐんぎ』の制作のプロセスやアイデアメモを公開します。約1万字。
この記事はボードゲームデザイナー向けです。
具体的な数字や個人情報は伏せています。
2024年11月23日:ゲームのルール草案が完成
どうぶつぐんぎ,
概要:どうぶつ将棋の軍儀版
◆コンポーネント
・3×4のマス
・コマ10個(5種各2枚)
◆コマ
※移動範囲は電話のダイヤル配置で表記
師 123456789
馬 2468
忍 1379
☆槍 138
兵 28
◆初期配置
馬師槍
空空空
空空空
槍師馬
手駒:忍、兵
◆勝利条件
☆相手の師を取る
★トライする
◆ツケる
☆自分か相手の駒に重ねることをツケると呼ぶ
☆ツケることで、2マスまで移動できる
☆ツケた駒が移動する時、上の駒だけ移動する
☆ツケて2段になった駒は2段の駒でしか取れない
ツケて3段にすることはできない
☆師をツケることも、師にツケることもできない
◆アラタ
☆手駒を盤に置くことをアラタと呼ぶ
☆アラタは自分の駒と同列以下にしか置けない
☆盤上の自分の駒ならツケてアラタできる
◆トライ
★師を一番奥に移動させ、相手が師を取れなければ勝利する
◆取る
☆取った駒は除外する
師を除いて1段だけの駒は取れない
師は1段だけならどの駒でも取れる
☆は軍儀由来
★はどうぶつしょうぎ由来
なにもないのはオリジナル要素ルールの草案は1時間で作りました。
そもそも『軍儀』を『どうぶつしょうぎ』的にミニマム化したゲームです。
ルール中にもありますが、ルールの由来がはっきりしています。
11月23日はゲムマ2024秋の振り返りのため、サークルメンバー全員で通話していました。
その中で、kazuが「アブストラクトゲームを作りたい」って言うので、「じゃあ試しに作ってみようぜ」って返して、1時間くらいで作りました。
ゲームマーケット2024秋の振り返り記事はコチラ
11月24日:二次創作に全振りする
この時点で「二次創作として出す」か、「軍儀をベースとした別ゲーとして出す」か、2択で迷っていました。
そんな時……
サークルメンバーのTELLから、ゲムマ振り返りの意味で記事が貼られます。

この記事中にある年齢の項目で、ゲームの舵取りが決まります。
圧倒的に30代が多い。これはターゲティングとして有効ではないか。特に2次創作系ならその世代に受けるように作ると良さそう。例えば、ドラえもんのゲームなら、わさびえもんよりのぶ代えもんのパロディの方が受けそうとか色々使える気がする。
『HUNTER×HUNTER』を読んでる人で一番多いのは30代のはず。
なので、二次創作としてゲームを制作することにしました。
コラム1:モチベ維持のためのタスク細分化
のいみ氏のマメさがすげーって話をしています。

タスクの細分化をしながら、それをDiscord内で共有しています。
詳しくは以下の記事で。
結局、細分化してもモチベある時しか出来ないです。
ない時はない。

11月24日:ユドナリウムを作り、コンポーネントのモック版を作る

ユドナリウム版はテストプレイするのに必要です。
メンバー全員が遠距離なので、オンラインで遊ぶツールが要ります。
なのでユドナリウム版の作成はルールとワンセットで作ります。

モック版は100円ショップで作ります。
できるだけ安く済ませるのがコツです。
11月25日:コンポーネントを検討する
コンポーネントの素材や印刷方法を検討します。
ここからは費用に目を向けて、選定を行うようになります。
木製コンポーネントをレーザープリントするのは、送料込みで1セット2万円くらいになると思います。

シルクスクリーンは1セット4000円くらい。
大学で版画専攻の友達に作ってもらったので、依頼すると倍するかも。

萬印堂のゲームチップ「四角30×30」なら100セット印刷で1セットあたり300円くらいにできます。

ただ、重ねる動きがあるゲームなので厚みのあるコンポーネントがベスト。
遊びやすさを考えると1cmほどが良さそうです。
なので、今回はタイル印刷ではなく、木製駒に加工が必要になります。
11月25日:DAISO製コマで概算する
結論から言うと、DAISOの直方体を使うことにしました。
1セットあたり84円です。
下記のスプレッドシートで制作費&イベント参加費をまとめています。
本来なら人件費が含まれますが、趣味の活動なので人件費はありません。

34,570円。
つまりこれが原価ということになりますね。
ただし、ここから宣伝費で原価は増えていくので侮れません。
宣伝費というのはゲムマ以外のイベント参加費です。
イベント申し込みに関することはこの記事では省略します。
詳しくは参加レポをご覧ください。
2025年1月5日:最終ルールが完成する
実はここまで何度もテストプレイを行っていました。
また、多くの人に遊んでもらい、フィードバックを蓄積しました。
まさみね堂のkazu、TELL、全制さん
メガネバーガーの甘兄、村長
DragonCreateの桃居土 竜さん
バ美肉ボドゲおじさんメイドゴーレムVtuberの爆冥アインさん
ボードゲーム紹介系VTuberのトイリスさん
ご協力ありがとうございました。
おかげで良いルールに仕上がったと思います。
なお、すべてのテストプレイはユドナリウムで行っています。
出来上がったルールはこちら。
◆概要
HUNTER×HUNTERの『軍儀』が、『どうぶつしょうぎ』みたいにミニマルになった!
本作は『HUNTER×HUNTER』の二次創作で、『どうぶつしょうぎ』をオマージュしています。
◆コンポーネント
・3×4のマス
・コマ10個(5種各2枚)
◆コマ
※移動範囲は電話のダイヤル配置で表記
師 12346789
馬 2468
忍 1379 横の壁のみワープして移動できる
槍 1238
兵 28 一番奥に移動した時、手駒1つと兵を入れ替えても良い
◆配置ルール
・手前一列に好きに配置する
・黒が先攻
・師は必ず置く
・3回置くタイミングがある
・タイミングはパスしても良い
・ツケて置いても良い
・先手のみ、忍の角置きは禁止
・余った駒は手駒とする
◆勝利条件
・相手の師を取る
・トライする
◆ツケる
・自分か相手の駒に重ねることをツケると呼ぶ
・ツケることで、2マスまで移動できる
・ツケた駒が移動する時、上の駒だけ移動する
・間の駒を飛ばして移動はできない
・ツケて2段になった駒は2段の駒でしか取れない
・ツケて3段にすることはできない
・師をツケることも、師にツケることもできない
◆アラタ
・手駒を盤に置くことをアラタと呼ぶ
・アラタは自分の駒と同列以下にしか置けない
・盤上の自分の駒ならツケてアラタできる
◆トライ
・師を一番奥に移動した時、相手が師を取れなければ勝利する
◆取る
・取った駒は除外する
・師を除いて1段だけの駒は取れない
・師は1段だけならどの駒でも取れる
・2段の駒を取ったら1段目も一緒に除外する
◆王手
・次の手で師を取れる時、王手を宣言しなければならない
・師が取られる場所に移動するのは反則負けになる草案からの変更点は以下の3つです。
初期配置がなくなり、配置からゲーム開始にした
忍が横の壁でワープするようになった
兵が最奥まで到達したら入れ替えできるようになった
草案からの追加点は以下の2つです。
ツケた駒を取ったら1段目も取ること
王手は必ず宣言しなければならない
これらの変更点と追加点についてそれぞれ解説します
初期配置がなくなり、配置からゲーム開始にした
初期配置が決まっていると、先手必勝だと解明されました。
そもそも初期配置は初めて遊ぶ人の助けにするために入れています。
お試しで遊ぶ場合は初期配置を固定にして、何度も遊ぶ人には自由配置という余裕をもたせ、ゲームのリプレイ性を高める方向へ調整しました。
忍が横の壁でワープするようになった
斜め移動しか出来ない忍はツケても2マス移動が使えません。
ツケる時に真ん中の列に移動してしまうからです。
そこで壁抜けができるように調整。
これで2マス移動が活かせるようになりました。
兵が最奥まで到達したら入れ替えできるようになった
兵は槍の下位互換です。
1段目の土台になりがちで、2段目にする価値がありません。
そこで最奥に到達したら手駒と入れ替えられるようにしました。
兵を用いた奇襲ができるので、2段目にしたい盤面も生まれました。
ツケた駒を取ったら1段目も取ること
ルールとしてフワフワしていた点を明確に定めました。
2段の駒を取ることは明らかに強い行動です。
強いプレイヤーがさらに強い動きができるようになると、戦力差が大きく開きすぎてその時点で勝ち負けが分かってしまうようになります。
そこで2段の駒を取ると、1段の駒に戻ってしまうリスクを作りました。
1月31日:頒布価格を決める
イベント参加は一存で決められないので、サークルメンバーと会議します。
ゲームの売り上げ見込みと利益率の話もここで共有です。

中身は木駒で行くことに決まりましたが、箱が決まりません。
箱ごとに印刷代を出しています。

実際の頒布数は伏せますが、目に見えるような利益は出ませんでした。
赤字回避をしただけに留まります。
まあ古き良き同人活動って感じです。
HUNTER×HUNTERの『軍儀』をカケラでも感じてもらえたら良いんですよ。
やっぱ、原作の好きなところを作ってナンボの二次創作なんで。
1月31日:ゲムマ当日のスタッフを決める

あくまでアイデアまとめで、決まったことではありません。
メモとして共有しておくと次に話し合う時に便利です。
このうち叶ったものもあれば、そうはならなかったものもあります。
未来のこと話してる間が実は楽しい瞬間です。
2月19日:サークルカットを作る

ゲームマーケットも似たようなサークルカットです。
すんごいシンプル。


TELLのおかげで決断できました。
実は1週間以上悩んで、デザインが決まらず〆切ギリギリでした。

最終的にはこのデザインになりました。
ユドナリウムのスクショが一番キレイに撮れるまであります。
2月20日:Xで宣伝を始める

Xで宣伝するときは流れに乗るのが大切です。
例えばゲームマーケットのサークルカット〆切が近いなら、サークルカットを投稿するのが流行するので、それに乗っかりましょう。
他のイベントでもそうなので宣伝していい空気には敏感になるのが吉です。
コラム2:Xのアカウントを育てる

筆者のXはフォロワー1万越えですが、ボドゲ関係で育ててないので、何もしないで100いいねにはなりません。
他のボドゲ制作者の宣伝ツイートにリプを送りまくりました。
もちろん相手のゲームを褒めたり期待したりする言葉です。
お返しにいいねをくれる場合があります。
また、ボドゲに対してリプしまくることで、筆者のアカウントがボドゲのアカウントだと認知されやすくなります。
すると、ボドゲのトピックでおすすめに載るようになるのです。

取り置き予約者のうち40%が筆者のXから作品を知りました。
ちなみに25%はゲームマーケット公式サイトです。
宣伝で必要なのは知ってもらうこと。
そのチャネル数を増やすのが大事です。
効果的なチャネルを見つけたら倍プッシュしましょう。
3月1日:広報マイルストーンを出す
マイルストーンというのは、目的地に到達するまでの経由地です。
やることリストも兼ねます。
どうぶつぐんぎ広報スケジュール
マイルストーン,
ゴール:5月17日(土)ゲームマーケットでの完売,
頒布部数は取り置き予約の2倍でOK
つまり、100部を頒布するには取り置き予約が50部を超えるようにしなければならない
今までの取り置き最高数はCIFRA+の17なので部なので、50部を予約されるには広報に力を入れる必要がある
中間イベント:5月5日(月・祝)フォアシュピールでの予約数50越え,
この時点で予約数が50越えないと、100部頒布は無理
宣伝:4月Vtuberやボドゲ系投稿者・ボドゲ紹介ブロガーに一斉配布し、少なくとも5本は動画を出す,
Vtuber・配信者,
◯◯さん
◯◯さん
◯◯さん
◯◯さん
◯◯さん
宣伝:4月Vtuberやボドゲ系投稿者・ボドゲ紹介ブロガーに一斉配布する,
Vtuber・配信者,
◯◯さん
◯◯さん
◯◯さん
◯◯さん
◯◯さん
ボドゲ紹介ブロガー,
◯◯さん
◯◯さん
◯◯さん
中間イベント:3月22日(土)ボドゲトライ、3月23日(日)ボドゲガレージでの合計頒布数30越え,
宣伝目的の頒布
合わせて参加費9000円+(原価◯◯×◯◯)なので、◯◯円で頒布すれば10個で参加費分はペイできる
ここでは箱代を抑えて安く頒布する
一番の目的は買ってくれた人が色んなボドゲ会で遊んでくれること
「◯◯で遊んだ!」と写真と どうぶつぐんぎ のタグを付けてポストしてくれた人に、ユドナリウムを無料配布する予定
宣伝:ネットでできること,
ボドゲでXが盛り上がるタイミング,
※盛り上がるのはゲムマかフォアシュピール関連の時だけ
サークルカット〆切,
ブース場所きまる時,
ゴールデンウィーク中のボドゲオフ会,
ゲムマ1週間前,
X上でできる宣伝活動,
ボドゲ関係者にリプライ送る,
ゲームのプレイ画像を出す,
孤孤狸固みたいなネタも出す,
Discord+ユドナリウム,
ユドナリウム試遊会,
情報発信のDiscord+試遊会,
YouTube,
基本ルール動画(試遊卓でも使う),
応用ルール動画,
ゲムマブログの更新,
制作関係の話が伸びやすい,
ゲームの内容紹介についても伸びる,
宣伝:リアルでできること,
オフ会,
ボドゲオフ会に持っていってもらう,
自分たちでやるのは大変なので、トライ・ガレージ・通販が頼り,
カフェ・ボドゲスペース,
置いてもらう,
全国に発送するので金がかかる
マイルストーンがあることで、宣伝の進捗を管理できます。
結局やらなかった宣伝もありますが、アンテナを高めることができました。
コラム3:予約数50を目指す
マイルストーンにも書いていますが、予約数が50ないと頒布数100を超えるのは難しいと考えています。
理由は「予約の倍が実際の頒布部数になる」という通説です。
コミケも「お知らせポストのいいね1/100が実際の頒布数」ですよね。
これに関しては今までの頒布で実感しているので、100個頒布を目指すなら予約数50を目指すのは当然の通過点となると思います。
また、近年のゲムマは事前に欲しいと思っていたものを買いに行く場所という側面が強くて、会場で遊んでみて買うという一期一会性は薄れた、なんて話も聞きますけれど、コミケも事前の告知が大事だからどこも一緒です。
普段からボドゲのことをポストしておくとか、ボドゲの人として認知されていることも大切だと思います。
3月11日:駒の生産
全工程を手作業で作っています。
3日くらいで完成しました。


作業タスクも出しておきます
作業タスク
・ボードデザイン作り
・ボードの印刷と裁断
・ボードに紙貼って乾かす
・箱買う(あと6個)
・パッケージデザイン作り
・パッケージの印刷と裁断
・箱に紙貼って乾かす
・チラシデザイン作り
・チラシの印刷と裁断
・サンドイッチデザイン作り
・サンドイッチの印刷と裁断
・ダンボールに紙貼って乾かす
・紐通して着脱仕様にする
・スチレンデザイン作り
・スチレン印刷
・スチレン買う(東京で。移動中に割りそう)
・スチレンに紙貼って乾かす
・ポスターデザイン作り
・ポスター印刷
・高さ出すもの買う(100均のキッチン用品とかで良さそうだが、PC置けるサイズか怪しい)
・黒布、茶布の掃除
・ポスター掲揚器具の掃除
・お金トレイの掃除
・ルール説明動画の作成(完成しないとQRコード作れない)
・出発前日の夜は8時間寝るなんだかんだでやることが多いです。
正直、この作業で2ヶ月くらいの時間を費やします。
筆者は週10時間くらいをボドゲに割いてるので、月50時間くらい。
3月21日:ボードゲームトライに参加
詳しくはコチラをご覧ください。
3月22日:ボドゲガレージに参加
詳しくはコチラをご覧ください。
4月24日:ボドゲゴーに登録する
ボドゲゴーというのはゲムママップを出しているところです。
複数人でサークルやってる人は、自分の興味があるブースに自分の色を当てはめて、みんなと回りたいところを共有できます。

4月29日:向ヶ丘遊園PR会に参加
kazuに参加してもらいました。
レポはないんですが、限られた時間の中で遊んでもらう会でした

5月2日:あっとわんさんの配信で紹介してもらう

同時接続数は13人くらいでした。
フォアシュピールに当選すると必ず紹介してもらえるのがありがたいです。
5月5日:フォアシュピールに参加
詳しくはコチラをご覧ください。
5月9日:きたこしさんの配信で紹介してもらう

同時接続数が180人くらいでした。
筆者の配信が多くて50人くらいなので、180人はマジで尊敬します。
なお、1日目が多く、2日目はそこそこ、3日目が少ない印象です。
4日目、5日目は1日目の次に多いくらいでした。
次は募集と同時に応募したいです。
5月14日:あっとわんさんの配信で紹介してもらう2回目

同時接続数は分かりませんが、いいね数を見ると20人を下回るでしょう。
フォアシュピセレクションに選ばれると紹介いただけるようです。
ありがとうございました。
また、トイリスさん、柿ノ木すん助さんも参加していました。
リアタイすることが叶わず悔しく思います。
次またフォアシュピセレクションに選ばれたらリアタイしますね!
5月16日:取り置き予約の確認がサーバーダウンで不可能になった
kazuの家に着いて、ゲムマの準備を整えました。
検品をして、段ボールに箱詰めして、あとは予約のチェックだけです。
しかし……

ここで取り置き予約の確認をしようとしましたが、ゲムマ公式サイトがサーバーダウンしていて、確認できませんでした。
まあ、だいたいこれくらいだろうと当たりを付けて予約数を確保しました。
マイルストーンで目標予約数50個とありましたが、実際はこれをやや下回るほどでした。
ゲムマ前日は鯖落ちを想定し、取り置き予約は早めにチェックし、もし鯖落ちしても予測できるようにしておくのが無難だと思います。
5月17日:ゲムマ当日の設営を低予算で作る

設営にあれだけ力を入れたボドゲガレージでしたが、ゲムマ当日はあいにくの雨だったので、余計なものを運ぶ余裕はありません。
というか、海浜幕張駅まで電車で1時間は遠いです。
なので最低限の設営になりました。
スチレンボードや高さを出す棚の持ち運びは雨天だと不可能です。
なので、車移動して設営アイテムを濡らさない必要があります。
駐車場代は3000円なので、移動費とトントンです。
次回は車を回します。
5月17日:ゲムマで挨拶回りをする
ちょっと早めに挨拶回りをしてしまったので、お会いできない人が何人かいましたが、30枚ある名刺のうち20枚くらいは配れました。

また、ユドナリウムコネクトの藍田あんさん(@Lantern_wf)とお会いして、チラシをブースに置かせてもらいました。
サークル他作品の『東方リキャストリフト』の宣伝に繋がりました。感謝!
他サークルとの連携ももっと取りたいところです。
合体出展とか色々と模索するには日頃のアナウンスが必要でしょうね。
5月17日:開幕1時間で赤字回避
開幕1時間で制作費分をペイしました。
これは取り置き予約分を含めずの数字になります。
さすがゲムマパワーです。
取り置き予約分を含めて最終的には15:00に完売しました。
その後も何人かお求めになったので、送料無料の通販を案内しました。
ゲムマでの頒布価格と同等で送料無料です。
なるべく完売を避けたいところでしたが、見込みが甘かったです。
予約数の倍は来たという結果になります。
このあたりは通説どおりですね。
5月17日:フォアシュピセレクション発掘作

自分の作品が掲示されているのは非常に嬉しい。
ブース番号も掲示してくれたら、ゲムマとの相乗効果もあったかも。
5月17日:試遊卓アリは距離感が嬉しい
試遊卓アリで出展しました。
理由はゲームが5分で終わるのと『HUNTER×HUNTER』を知ってる人がポスターを見て足を止めると思ったから。
『軍儀』を知ってる人はテンション高いから楽しいです。
1回目の試遊が終わってルールが理解できたら、「そろそろ狩るか……♠」と言ったりして盛り上がりました。
プレイ時間とゲームのキャッチーさで試遊卓の有無は考えたいです。
ゲムマ特有の試遊卓という場は良い宣伝場所とも言えます。
写真を撮れるようにすればSNSに上げてもらえるのも嬉しいポイントです。
コラム4:粗利率50%を目指す
粗利とは頒布価格から原価を差し引いたものです。
『どうぶつぐんぎ』の原価は最初の想定では35,000円です。
1個あたりの原価は生産個数によって変動します。
まあ特に理由がなければ100個で計算しておくと楽です。
つまり、原価は1個あたり350円。
粗利率50%を目指すということは完売した時に粗利が原価の倍になっていればいいので、1個あたり700円に頒布価格を設定します。

でも『どうぶつぐんぎ』は頒布価格2000円になりました。
つまり、実際の原価が高額になり、さらに予約数が50個を下回っているので、100個も生産しなかったからです。
ゲムマの通説を信じれば予約数の倍だけ頒布できそうと見通しが立ちます。
もし50を超える予約があれば、1000円で頒布していました。
しかし、そうはならなかったのです。
予約数に基づき、生産数を決め、それに伴って原価が決まり、頒布価格が決まっていきます。
では、なぜ粗利率50%を目指すのでしょうか。
答えは簡単で、そっくりそのまま粗利は次の制作費になるからです。
ゲーム制作費は決まって同じくらいなので、ゲムマに続けて参加したいなら、粗利50%を目指すのが王道だと考えています。
ゲムマ当日の詳細はコチラ
5月21日:欠品対応
自家製パッケージングだと欠品が発生します。
これはどうしても避けられないことなので、欠品対応のための連絡先やコンポーネントリストの紙を箱の中に入れています。
完売だったため木製駒の入手に手間取りました。
発注して1週間くらい掛かり、駒に生産して発送という流れです。
到着まで2週間かかりました。
欠品対応も含めて部数に余裕をもたせた方が良いかもしれません。
なぜか箱の方が余ってるので、余らせるなら中身の方ですね。
5月31日:レポを書く
フィードバックは大事です。
参加レポで制作を振り返りましょう。
デザイナーズノートとして作品の立ち上げから目標としていたイベントまでの道のりを日付ごとにまとめていくのは、あとで振り返る時に便利です。
記事の内容や写真はサークルメンバーに確認をもらいながら書きます。
こうして整えたものを出すことで、サークルや作品に興味を持ってくれたり、ゲーム制作を依頼しようという方も現れるわけです。
noteマガジン「ボドゲのデザイン」
まさみね堂はゲーム制作者を応援しています。
筆者(saito)とTELLの2人で「ボドゲのデザイン」というnoteマガジンを出して、ゲームづくりのノウハウを公開中です。
情報に価値はないと考えてるので、すべて無料にしています。
ぜひご覧ください。
