こころをぽかぽかにする生き方と、これからのこと【振り子のエッセンスシリーズ③】
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多くの人とお話するなかで、
私が好きな考え方があります。
問題の原因を深く探るよりも、
「どうなれば少し良くなるか」
「すでにうまくいっている部分は何か」
に注目する考え方です。
たとえば、
毎日続くつらさがあるとします。
一見すると常に同じつらさですが、
よく観察してみると、
映画を見ている時や
音楽を聴いている時。
友達とお喋りしている時や
家族と話している時。
つらさが少しだけ和らいだり、
揺らぎがあったりすることに
気づきます。
私は、こういう
「少しだけ変化が起きている時」
を探していく、「例外さがし」
を大切にしています。
そして、
「例外」を集めていくことで
どのようなときに変化が起きるのか
の共通点を見つけていく。
この小さな変化が次の変化へと
広がっていくことで、
見たこともない新しい日常が
知らず知らずのうちに始まって
いきます。
過去ではなく未来へ。
原因ではなく可能性へ。
あなた自身が背負っている、
これまで歩んできた「過去」
という「大きなリュック」は、
大切に抱えながらも、
一旦横に置いておきましょう。
大切に、大切に。
横に置いておきます。
なんとなく、
背中が軽くなったことに
気づく人もいるかもしれません。
あなたはこれから
どのような人生を過ごしていきたいか
を考えることができます。
あなたが過ごしていきたい
人生に向けて、
「既に起きている変化」=
「例外」を探していくことが
できます。
重さをほどくというより、
動きをつくります。
コントロールするというより、
方向づけていきます。
動き出せたら、
それは私たちカウンセラーの
力ではなく全部あなたの力なのです。
「これから先、どのような人生を
過ごしたいでしょうか?」
これに対する
どのような答えであっても、
それはあなたにとって
「かけがえのないもの
との関係を保ち続ける人生」
という言葉にまとめられる
かもしれません。
仕事や責任、役割などは
その「かけがえのないもの」に
触れるための一つの「窓」で、
本当に中心にあるのは、
大切な人とのつながりや日々の営み、
あるいは「これを大事にしたい」という
思いなのだと感じることができます。
あなたがこれから先
どのような人生を歩もうとしているのか。
あなたにとって「かけがえのないもの」は
何だろうか。
そこに、
少しずつ興味を持つことができるのです。
ある絵本があります。
6歳の娘さんへの想いが込められた
「ゆめちゃんのぽかぽかまほう」。

娘さんのために作られたこの絵本には、
まさに
誰かにとっての「かけがえのないもの」に
一緒に思いを馳せることの大切さ
が描かれています。
そして、
そうした「自分を超えた何か」に
向かう生き方こそが、
こころをぽかぽかにする
生き方であるということも
描かれています。
この
こころをぽかぽかにする生き方は
「自分にとってかけがえのない
ものとの関係を保ち続ける人生」
に、どこかで重なっている
ようにも感じることができます。
「誰かにとってのかけがえのないものに、
一緒に思いを馳せること」
一見すると、
少し難しいことのようにも見えますが、
仕事や責任・役割のなかで、
家庭や地域のなかで、
気づかないうちに、実は私たちが
すでに行っていること
なのかもしれません。
私たちにとって
素晴らしい人生を送る
ために大切なのが、
こころをぽかぽかにする
生き方だとしたら?—―
「『自分を超えた何か』に
向かう生き方をしている
自分」に気づくこと。
それが、
「例外探し」となって、
あなたの人生はより変化していく
かもしれません。
あなたにとって
過ごしていきたい人生の、
その「例外探し」は
もう始まっているのです。
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