【売買記録】キオクシア急伸、AI株3社で出遅れる人の共通点
2026年2月4日、火曜の23時40分。板を閉じて、口座の数字を確認した。
その日の実現損益、+2,340,000円。同じ週の損切りは▲410,000円。両方が並んでるのが、私の口座の普通の景色。
でも、この記録はその数字の話じゃない。
「SpaceXがCursorを買った」というニュースが流れた翌営業日、日本の半導体まわりが動いた。キオクシアホールディングス(285A)は場中に上昇率で二桁を叩き、私はそこに乗らなかった。乗らずに、別の3社を買った。
結論から先に言う。この局面で獲られる側に回る人には、たった1つの共通点がある。『ニュースを"材料"だと思っている』こと。ニュースは材料じゃない。需給が動く"きっかけ"でしかないのよ。
2026年2月時点の、私の口座の実測記録です。
【この記事でわかること】
1. SpaceXのCursor買収が半導体株に飛び火した本当の経路
2. キオクシア急伸の板で、私が「買わなかった」理由
3. 私が実際に建てた3社と、建値・株数・根拠
4. 出遅れる人が見落とす「業界側の視点」3つ
5. デスクにいた7年で叩き込まれた、ニュース相場の入り方
6. あなたが今夜チェックすべき口座の項目
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📉 出遅れた人が失うのは金額じゃない
まず、いちばん怖い話からする。
ニュース相場で出遅れる人が本当に失うのは、その日の値幅じゃないのよ。失うのは『次に同じ形が来たときの判断力』。
これ、私が2019年にプロップデスクで思い知ったことなの。
当時、私は米中摩擦のヘッドラインで半導体を追いかけて、3日で▲8,700,000円獲られた。会社の資金だから自分の腹は痛まない。でも上司に呼ばれて言われたひとことが、今も残ってる。
「君はニュースを読んだんじゃない。ニュースに読まれたんだ」
意味がわからなかった。1週間くらい、ずっと考えてた。
そのあと理解したのは、こういうこと。私が「材料が出た」と思って買ったその瞬間、機関の執行はもう終わってたのよ。私が買った枚数は、彼らが降ろす在庫の受け皿になっただけ。
『あなたの買い注文は、誰かの利確の出口として使われている』
これを一度でも数字で体験すると、ニュースの見え方が変わる。逆に言えば、体験しないまま10年やると、同じ形で何度でも獲られ続ける。
私が今でも手放せないのが紙の記録なの。方眼ノート(損益記録用)、1冊500円くらいのやつに毎回の建値と、そのとき何を考えてたかを殴り書きしてる。証券アプリの履歴だけだと、後から「なぜあの瞬間に買ったか」が消えるのよ。安いから、失敗した日ほど遠慮なく書ける。
今回のSpaceX × Cursorも、まったく同じ構造をしてた。

🚀 SpaceXのCursor買収が半導体に飛んだ経路
順を追って書く。
ニュース自体はシンプル。SpaceXが、AIコーディング環境「Cursor」(開発元Anysphere)を買収する、という話が2026年2月頭に走った。
普通に読むと「宇宙企業がソフトを買った」で終わる。実際、初日の日本株は無反応に近かった。
でも翌営業日、東京市場でこうなった。
【記録】2026年2月3日(火)
・09:02 半導体関連が全面高スタート
・09:14 キオクシア(285A)、+9.4%
・10:31 同、高値更新 +13.8%
・11:05 レーザーテック(6920)、+4.2%
・14:40 キオクシア、上げ幅の3分の1を吐き出して引け
なぜ飛んだか。物語じゃなくて、資金の話をする。
買収報道が示したのは『AI開発の内製化が、非テック企業にまで降りてきた』という一点だけ。ロケット屋がコーディングAIを自社に取り込む。つまり、AI基盤への需要が「テック企業の設備投資」から「産業全般の設備投資」に広がる、という解釈が海外で立った。
そこから連想が3段跳びする。
AI基盤 → 学習・推論の計算量増 → HBM/NANDの需要 → メモリ需給の逼迫。
キオクシアは、この連鎖のいちばん端っこにいる。端っこだからこそ、連想が届いた瞬間の伸びが大きいのよ。
でもね。連鎖の端っこは、いちばん先に切られる場所でもある。

⚠️ キオクシアの板で私が見ていた3つの数字
「りん、なんで買わなかったの?あんなに上がったのに」
これ、ちーちゃんに聞かれたわけじゃない。自分で自分に何度も確認した問いなの。
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無料で出すと決めた記録は、ここまで。
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ここまで読んだなら、スキを押すより先に、自分の口座の損益を見てきて。話はそれからでいい。
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【出典一覧】
・キオクシアホールディングス 決算説明資料(2026年1月期)
・日本半導体製造装置協会 販売高統計
・日本取引所グループ 信用取引残高等
・各社 有価証券報告書 セグメント情報
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