「管理職になりたくない」40代が知っておくべき4つのキャリアルートの話
お疲れ様です、ぽんずです。
ワイは今、上場プライム企業で管理職をやっています。noteでもXでも、管理職としての発信をしています。
でも、最近ふと思ったんです。「管理職だけがキャリアじゃないよな」と。
きっかけは、ワイ自身のキャリアを振り返ったことでした。転職6回。経理、SES、情シス、AI推進。振り返ると、管理職以外の道もたくさん通ってきているんですよね。しかも、10ヶ月ほど独立を試みてニートになった時期すらある。
今日は、管理職として働いているワイが、「管理職以外の道」も含めた4つのキャリアルートについて考えてみた話です。「管理職になりたくない」と思っている方にとって、何かのヒントになればうれしいです。
「管理職を望んでいない人が増えている」らしい
最近、こんな情報を目にしました。管理職になりたくないと考える人が増えているらしい、と。
正直、わかる気がします…。
管理職って、責任は増えるのに給料はそこまで上がらない。部下のマネジメント、上からのプレッシャー、板挟みの調整業務。「割に合わない」と感じる人が多いのは、自然なことだと思います。
ワイの周りでも、昇進の話が出たのに断った人を何人か知っています。「自分には向いていない」「今のポジションの方が自分らしく働ける」。理由はさまざまですが、共通しているのは「管理職=正解」とは思っていないことでした。
ワイ自身は管理職を選んだ側の人間です。でも、それが唯一の正解だとは思っていません。
むしろ、40代のキャリアって管理職以外にもちゃんと道があるんですよね。ただ、その選択肢が整理されていないだけで。
今回は、ワイの転職6回のキャリアを振り返りながら、4つのルートを整理してみます。
40代のキャリアには4つのルートがある
ワイなりに整理してみると、40代のキャリアには大きく4つのルートがあると思っています。
管理職ルート:チームをまとめて、組織として成果を出す道
スペシャリストルート:特定の分野を深く掘って、社内で専門職として活躍する道
プロフェッショナルルート:専門性をベースに、独立やコンサルとして成果にコミットする道
平社員+副業ルート:会社員として安定を確保しつつ、副業で自分の価値を試す道
「出世か、現状維持か」の2択だと思われがちですが、実はそうじゃない。ワイ自身、転職6回の中でこの4つのうち3つは実際に経験しています。
ここからは、それぞれのルートについて、ワイの体験も交えながら書いていきます。
「管理職」ルートはチームで成果を出す道
まずは管理職ルートから。ワイが今いる道です。
管理職って聞くと「偉くなること」みたいなイメージがあるかもしれません。でも、ワイの感覚はちょっと違います。管理職の醍醐味って、チームで成果を出すことだと思っています。
一人でできることには限界があります。でも、チームで動けば自分一人では絶対にたどり着けない成果が出せる。メンバーの強みを活かして、足りないところを補い合って、全員で前に進む。この感覚は、管理職ならではだと思います。
もちろん、ムカつくことも多いです。部下と上司の板挟みになるし、自分が手を動かすより調整ばかりの日もある。「なんでワイがこんなことを」と思う瞬間は正直あります。
以前、「頑張れ」が部下に通じなくなって、別のことを始めた話を書きました。
管理職って、思い通りにいかないことだらけです。でも、それでもチームで何かを成し遂げた瞬間の達成感は、一人で出した成果とは全然違う。
シンプルに、ワイは人が好きなんだと思います。だから管理職を選んだし、今も続けている。向いている人には、とてもやりがいのある道です。
「スペシャリスト」ルートは一つの分野を深く掘る道
2つ目は、スペシャリストルート。特定の分野で「この人に聞けば間違いない」と言われる存在を目指す道です。
ワイの会社にも、スペシャリストタイプの人が何人かいます。共通しているのは、とにかく一つのことを深く掘れること。ワイみたいな飽き性からすると、尊敬でしかないです。
あと、ちょっと面白いのが、スペシャリストって無口で人嫌いに見える人が多いんですよね。会議でもあまり発言しないし、雑談の輪にもあまり入ってこない。
でも、仕事で1対1で話してみると、全然嫌な人じゃない。むしろ自分の専門分野の話になると、めちゃくちゃ丁寧に教えてくれる。ただの人見知りとかシャイなだけなんだと思います。
スペシャリストの強みは、「この分野に詳しいです」と言い切れることです。会社の中でポジションが明確になるし、管理職にならなくても評価される道がある。
以前、得意なExcelを封印してAIに3時間かけた話を書きました。
あの記事でも触れましたが、一つの分野を極めるのは簡単なことじゃありません。でも、極めた先には「この人じゃないとダメだ」と言われるポジションが待っている。管理職とは全然違う方向の安定感があると思います。
「プロフェッショナル」ルートで独立を試みて10ヶ月でニートになった話
3つ目は、プロフェッショナルルートです。
先ほどのスペシャリストが「この分野に詳しいです」と言える人だとすると、プロフェッショナルは「この分野で成果を出せます」と言える人。専門性をベースにしつつ、自分で課題を見つけて、結果までコミットする。独立やコンサルとして活躍する道です。
スペシャリストの延長線上にプロフェッショナルがある。つまり、まず専門性を立てて、そこから成果にコミットする範囲を広げていく。この段階構造を知ったとき、「なるほどな」と思いました。
で、ワイはこのルートを実際に試したことがあります。結果は、盛大に失敗しました。
経理を辞めた後、10ヶ月ほどの空白期間があります。会社には「育児に専念します」と言って辞めました。妻には「ブログで稼ぐから」と宣言しました。
結果、ただのニートでヒモ夫になりました。いや、妻も働いていなかったので、正確には無職夫婦です。
ブログは3日で止まり、やる気も出ない。強制力がないと動けないタイプだと、この10ヶ月で痛いほどわかりました。貯金が減っていくのを眺めながら、「ワイにはサラリーマンが合っている」と心の底から思ったのを覚えています。
シンプルに、お金がなくなって会社員に戻りました。
以前、30代をダラダラ過ごしていた話を書きましたが、あの延長線上にあるのがこの10ヶ月です。
プロフェッショナルルートは、自分で自分を律して動ける人には最高の道だと思います。専門性と成果をセットで提供できれば、会社に属さなくても生きていける。ただ、ワイのように強制力がないとサボるタイプには向いていませんでした。
「平社員+副業」ルートは会社の看板を使いながら自分の価値を試す道
4つ目は、平社員+副業ルートです。
出世に興味がない。管理職もやりたくない。でも、会社員としての安定は手放したくない。そういう人にとって、副業で自分の価値を試すという選択肢があります。
ポイントは、会社の看板を使えることだと思います。
会社員でいる限り、毎月の給料は保証される。その安定をベースにしながら、自分の経験や知識を副業で発信してみる。うまくいけば収入の柱が2本になるし、うまくいかなくても生活は壊れない。
ワイがnoteとXを始めたのも、この考え方がベースにあります。きっかけは2つでした。シンプルにもっとお金が欲しかったこと。そして、自分の体験に価値があるんじゃないかと思ったことです。
以前、AIセミナーに登壇したら自分の「当たり前」が価値だった、という話を書きました。
あのセミナーで「こんな話で大丈夫かな」と思っていた内容が、参加者から「それ知りたかった」と言われた。自分では普通だと思っていたことが、誰かにとっては価値になる。実は、このセミナーがきっかけで、noteの毎日更新を始めるようになりました。この経験が、副業で発信を続ける原動力になっています。
ただし、さっきのプロフェッショナルルートで書いた通り、ワイは独立だと動けなくなるタイプです。会社という強制力があるからこそ、副業にも力を注げる。この「会社員+副業」のバランスが、ワイには合っていると感じています。
最終的に選んだのは「管理職+副業」のハイブリッドだった
4つのルートを整理してきましたが、ワイ自身はどれか1つを選んだわけではありません。
今のワイは、管理職として出世を目指しながら、noteとXで副業もやっている。管理職ルートと副業ルートのハイブリッドです。
「どっちかに絞った方がいいんじゃないの?」と思う方もいるかもしれません。でも、ワイの場合はこの組み合わせが一番しっくりきています。
本業では、チームで成果を出す管理職の仕事にやりがいを感じている。でも、それだけだと「会社の中での自分」しか見えない。副業で発信することで、「会社の外でも自分の体験に価値があるのか」を試せる。この2つが補い合っている感覚があります。
以前、高卒40代が上場企業に転職して1年の話を書きました。
あの記事でも書きましたが、ワイは「待っていても何も始まらない」と思うタイプです。管理職も副業も、自分から動いたからこそ今がある。
ただし、これはワイに合っていただけの話です。4つのルートに正解も不正解もありません。大事なのは、自分で選ぶことだと思います。
「管理職になりたくない」は悪いことじゃない
ここまで4つのルートを書いてきましたが、一番伝えたいのはこれです。
「管理職になりたくない」は、悪いことじゃありません。
日本の会社って、まだまだ「出世=正解」という空気がありますよね。管理職にならない=やる気がない、と見られることもある。でも、それは一つの価値観でしかないと思います。
スペシャリストとして専門性を極めるのも立派なキャリアです。プロフェッショナルとして独立するのも一つの道です。会社員を続けながら副業で自分の価値を試すのも、今の時代ならぜんぜんアリです。
大事なのは、「なりたくないから何もしない」ではなく、「なりたくないなら、別の道を自分で選ぶ」こと。消去法じゃなくて、自分で決めること。それだけだと思います。
40代は、まだまだ変われます。ワイ自身、転職6回で管理職もニートもやって、今は管理職+副業のハイブリッドに落ち着いている。遠回りしまくった結果ですが、全部の経験があったから今がある。
みなさんは、4つのルートの中でどれが気になりましたか?どれを選んでも、自分で決めたなら、それが正解だと思います。
「管理職なりたくない40代のキャリア」のまとめ
今回は、管理職をやっているワイが、管理職以外の道も含めた4つのキャリアルートについて書いてみました。
管理職ルート:チームで成果を出す道
スペシャリストルート:一つの分野を深く掘る道
プロフェッショナルルート:専門性で独立して成果にコミットする道
平社員+副業ルート:会社の安定をベースに自分の価値を試す道
どれが正解かは、人によって違います。組み合わせてもいい。ワイみたいに全部試して、遠回りしてから見つけてもいい。
大事なのは、誰かに決められるんじゃなくて、自分で選ぶこと。それだけだと思います。
それでは、お先に失礼します。
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