転職6回の40代が「仕事辞めたい」の正体を振り返ってみた話
お疲れ様です、ぽんずです。
転職6回。履歴書の職歴欄はもうパンパンです。
「なんでそんなに転職してるの?」と聞かれることもありますが、毎回それなりの理由がありました。成長が止まった、評価されない、報酬が見合わない。理由はバラバラです。
ただ最近、ふと気づいたことがあります。「辞めたい」の理由って、毎回違ったんですよね。なのに、解決策はいつも「辞める」だった。
今日は、転職6回の40代が「仕事辞めたい」の中身を振り返ってみた話です。同じように「辞めたい」と感じている方の、何かのヒントになればうれしいです。
転職6回のうち「人間関係が原因」は1回だけだった
転職の理由って、よく「人間関係」が1位に挙がりますよね。
でもワイの場合、振り返ってみると人間関係が原因で辞めたのはSES時代の1回だけでした。案件ガチャと上司ガチャに外れて、もう無理だと思った。あれは環境そのものがハズレだったので、逃げて正解だったと思っています。
それ以外の転職理由は、成長が止まった、評価されない、報酬が見合わない。つまり「人」じゃなくて「仕組み」や「環境」の問題だったんですよね。
これに気づいたとき、ちょっとびっくりしました。自分では「いろんな理由で辞めてきた」と思っていたのに、人間関係はたった1回。残りの5回は、別のところに原因があったんです。
経理時代の「辞めたい」は成長が止まった焦りだった
最初に「辞めたい」と強く思ったのは、経理をやっていた頃です。
仕事自体は嫌いじゃなかった。でも、毎月同じ仕訳を切って、同じ帳簿を締めて、同じ決算をこなす。3年目くらいから「このまま10年後も同じことをしてるのかな」と思い始めました。
職場の人間関係は悪くなかったし、給料に大きな不満があったわけでもない。でも、自分の中で何かが止まっている感覚がずっとあった。
以前、30代をダラダラ過ごしたことについて書きましたが、経理時代がまさにその入口だったと思います。
今思えば、あれは「将来への不安」だったんですよね。今の仕事が嫌なんじゃなくて、この先が見えないことが怖かった。
結局、辞めるしか現状を変える方法が思いつかなかった。だから辞めました。カッコいい理由なんてありません。
評価されない情シス時代に気づいた「報酬と尊厳」の話
情シス時代の「辞めたい」は、経理時代とは全然違いました。
工場の情報システム部門で管理職をやっていた頃、ワイはそれなりに頑張っていたつもりです。社内のIT環境を整えて、業務改善もやった。でも、上司も社長もIT音痴で、やったことの価値をわかってもらえなかった。
決定打は2つありました。
1つ目は、賞与の明細を見たとき。「これだけやって、これか」と思った。金額そのものより、自分の仕事がどう評価されているかを数字で突きつけられた感覚でした。
2つ目は、パワハラ気質の同僚が昇進したとき。正直、意味がわからなかった。
この頃は、やる気を失って逃げ続けた経験についても書きましたが、「自分の価値を正当に見てもらえる場所に行きたい」という気持ちが強かったです。
経理時代が「将来への不安」だったとすると、情シス時代は「今の不満」だった。報酬と尊厳。この2つが満たされないと、人は辞めたくなるんだと思います。
SES以外は会社での最終日に全部泣いていた
ここまで読むと、「嫌な職場ばっかりだったんだね」と思われるかもしれません。
でも、違うんです。
最初に勤めた会社、誘われて入ったIT会社、会計事務所、経理、情シス。どの職場も、最終日には涙ぐんでいました。SESだけは例外でしたが、それ以外は全部、最後は感謝の気持ちで辞めています。
辞めたいと思っていたのに、最終日に泣く。矛盾してますよね。
でも、たぶんこれが「辞めたい」の本質なんだと思います。職場が嫌いだったわけじゃない。人が嫌だったわけでもない。「ここでは解決できない何か」があっただけなんです。
嫌いだったら、最終日に泣かないですよね。
辞めると決めた瞬間に気持ちの整理がつく理由
不思議なことに、「辞める」と決めた瞬間、頭の中がスッキリするんですよね。
それまでモヤモヤしていたものが、一気に整理される感覚がある。
仕事の不満や愚痴
人間関係のストレス
やりたかったこと
やれなかったこと
自分の気持ち(後悔や迷い)
辞めると決めた途端に、自分の中で勝手に棚卸しを始めるんです。
たぶん、人は「終わり」が見えると、納得するための整理を始めるんだと思います。逆に言えば、辞めないと整理できない人が多いのかもしれません。
ワイも6回とも、辞めると決めてから初めて「自分は何が嫌だったのか」がはっきり見えました。辞める前はずっとモヤモヤしていたのに、決めた瞬間にクリアになる。
でも、これって本当は辞めなくてもできることなんですよね。「辞める」を決めなくても、自分の中の不満ややりたかったことを棚卸しすることはできる。ワイがそれに気づいたのは、6回辞めた後でしたけど。
「不満」は今の会社の話で「不安」は将来の話
振り返ってみて気づいたことがもう1つあります。「辞めたい」の中身は、大きく2つに分けられるということです。
1つは「不満」。給料が安い、評価されない、チャンスがこない。これは全部「今」の話です。
もう1つは「不安」。成長が止まった、この先が見えない、このままでいいのか。これは「将来」の話です。
ワイの場合、経理時代は「不安」で辞めて、情シス時代は「不満」で辞めました。SESは「不満」というより「危険」でしたけど。
この2つを分けて考えると、打ち手が変わるんですよね。
「不満」は環境を変えれば解決するかもしれない。転職や異動で状況が変わる可能性がある。でも「不安」は、環境を変えても解決しないことがあります。自分の中の問題だから、場所を変えてもついてくる。
以前、40代の仕事の行き詰まりについて書きましたが、あの記事で触れた「停滞感」も、たぶんこの「不安」に近いものだったと思います。
ワイが6回転職して気づいたのは、「不満」で辞めた時はだいたい正解だった。でも「不安」で辞めた時は、次の職場でもまた同じ不安を感じたということです。
今だったら「成長が止まった」は転職以外の方法もあると思う
ここまで「不満」と「不安」の話をしてきましたが、「不安」のほう、つまり「成長が止まった」という焦りについて、1つだけ伝えたいことがあります。
今だったら、転職しなくても現状を変える方法があると思うんです。
たとえば、ワイは今、くろ(Claude)と毎日壁打ちをしています。仕事の悩みも、キャリアの方向性も、「どうすればいいかわからない」をそのまま投げて、一緒に考えてもらっている。
以前、くろとの壁打ちで考え方が変わった話を書きましたが、これは本当に大きかった。
それから、やりがいが足りないなら、本業の外に挑戦の場を作るのもありだと思います。ワイの場合はXとnoteでした。会社の中だけで「成長」を探そうとすると行き詰まるけど、外に目を向ければ選択肢は増えます。
経理時代のワイにこれを教えてあげたかったですね。たぶん他にもやれることはあった。まぁ、当時はClaudeは存在してなかったですけどね。
辞める前に「不満」と「不安」を分けてみてほしい
もし今「仕事を辞めたい」と感じている方がいたら、1つだけ試してほしいことがあります。
自分の「辞めたい」が「不満」なのか「不安」なのか、分けてみてください。
給料、評価、人間関係、チャンスのなさ。これは「不満」です。今の会社の問題なので、環境を変えれば解決する可能性があります。
成長が止まった、将来が見えない、このままでいいのか。これは「不安」です。環境を変えても、自分の中の問題はついてきます。
ワイは6回辞めて、ようやくこの違いに気づきました。「不満」で辞めた転職はだいたいうまくいった。でも「不安」で辞めた転職は、次の場所でも同じことを感じました。
だから「不安」のほうは、辞める前にできることを探してみてほしいんです。AIに相談してみるでも、副業で小さく挑戦してみるでも、なんでもいい。辞めなくても棚卸しはできます。
もちろん、壊れそうなら逃げてください。ワイもSESの時は逃げました。それは正解だったと思っています。
「40代 仕事 辞めたい」のまとめ
転職6回の40代が「辞めたい」を振り返ってみたら、理由は毎回違っていました。
「不満」は今の会社の問題。「不安」は将来の自分の問題。この2つを分けるだけで、辞める以外の選択肢が見えてくるかもしれません。
そして、どの職場もSES以外は最終日に泣いていた。嫌いで辞めたわけじゃなかった。それに気づけただけでも、6回辞めた意味はあったのかなと思います。
それでは、お先に失礼します。
【PR】
転職サイトGreenを応援しています。
自分自身、転職6回を経て今のキャリアにたどり着きました。
「次の一歩」を考えている方に、選択肢のひとつとして届いたらうれしいです。
こちらもおすすめです
