運慶仏をつくる【第20話】 作品ギャラリー
四天王像 持国天
海洋堂のプラモデル。持国天像に加え、増長天像、広目天像、多聞天像がシリーズ化されていて四天王が揃っている。
モデルとなった像については組立説明書に記載がないが、一部造形が異なっているものの、奈良・興福寺中金堂の自国天像がモデルであろう。ノンスケールだが全高16cmほどなので、約1/12である。

キット名 :四天王像 持国天
メーカー :海洋堂
スケール :ノンスケール (1/12程度)
初版 :2022年
ボックスアート:中村豪志
■海住山寺風彩色
彩色がよく残っている南山城・海住山寺の持国天立像を参考に、やや風化した状態とした。奈良・飛鳥園 *1 のような雰囲気の写真を目指してみた。



■興福寺中金堂風彩色
現在、奈良・興福寺の中金堂に安置されている持国天立像の再現を目指した。お顔をより実物に寄せたいと考え、単なる怒りでなく、やさしさや悲しみも表現に加えてみた。



なお、実物は彫眼なのだが、LEDの玉眼を仕込んで暗いお堂でも光るようにした。左が消灯中で、右が点灯中。

■小川晴暘風のモノクロ写真
奈良・飛鳥園の創業者である小川晴暘が写真家として活躍したのは主に戦前であり、発表された写真はモノクロなので、そんな雰囲気にしたくて画像をモノクロに変換してみた。

■伊豆・願成就院の毘沙門天立像スケッチ
運慶仏つながりということで、「令和8年 願成就院運慶仏調査団」*2 に参加した若手の随行画家による毘沙門天立像のスケッチを再掲載しておく。

最後に、お二人でご一緒に記念撮影。

*1 奈良・飛鳥園 : 奈良にある仏像専門の写真館。創業者の小川晴暘とその三男の小川光三の作品で知られている。詳細はこちら。
*2「令和8年 願成就院運慶仏調査団」:わが家の家族で編成された私的な調査団。「運慶全部見る」プロジェクトのために設置された。詳細はこちら。
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