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【日英対照】グローバルビジネス英語入門(7)聞く技術:英語が聞き取れないときには「わからない」と、はっきり言う(1)

司会:
今日のテーマは「『わからない』と、はっきりと言う」です。
でも、「わからない」とはっきりと言いましょうと、こんなふうに突然、言われても、う~ん、なんだかよく「わからない」ですよね。
成瀬さん、これ、一体どういうことなんでしょうか?
よくわかりません。
 
成瀬:
そうですね、これだけじゃあ、わからないですね。
では、まずはいつものように、グローバルビジネスコミュニケーションとしての悪い例、つづいて、良い例のスキットをみてみましょうか。
 
司会:
そうですね、では,
スキットをお願いします。
 
(グローバルミーティングの場で、アジアのビジネスパートナーが、アジアの消費者の特性について自分の意見を述べたうえ、タロウ君に意見を求めているところです。
そのパートナーの英語は、アジア英語としての癖があり、そのうえに非常に早口なので、タロウ君にはよく聞き取れません。)

☆☆☆

【スキットA:悪い例】
Bad Example

Partner:
“I think that for Asian consumers the name of the manufacturer is important when they choose their brands for most of the categories. I am sure that it is about trust. In general, for Asian consumers, it is important if the manufacturer of the product is trustworthy or not. It is a way they make sure what they buy is always the right quality. I think we see the same tendency in Japan, which is different from the US and Europe, where consumers are more used to individual product brand marketing. What do you think, Taro?”
(私の考えではアジアの消費者にとってメーカー名がブランド選びの際に最も重要です。これは要するに信頼性の問題です。一般的にアジアの消費者にとってはその製品の製造元に信頼がおけるかどうかが重要なんです。それが何かを買うときにその製品が良い品質であるかどうかを見極める方法なんです。日本でも同様の傾向があると私は思います。そこが欧米とは違うところです。欧米では個々のブランドのほうがマーケティングにおいてはもっと重視されていますね。どうですか、タロウさん?)
 
Taro:
(うわあ、なに、いってるんだ、こいつ!
よくわかんないぞ!どうしよう・・・。
たぶん、アジアでは名前が大事だ、とかいってるんだろう・・・
とにかく、答えなきゃ)。

“Oh, yes, yes, I think so.
The name is very important in Asia….”
(はい、はい、そう思います。
名前は、アジアではとっても重要です)

「あははは・・・」
(頭を書きながら、テレ笑い)
 
Partner:
??? (Why is he laughing?)
(彼は、なぜ笑っているんだ?)
 
司会:
タロウ君、なんだか、とってもなさけないですね。
それに、最後の頭を書きながらのテレ笑い。最悪ですね。
そんなことされたら、私でもプッツンしそうです。
 
成瀬:
そうですね、これでは、まとまる商談もまとまりません。
逆に、相手に不信感をもたせるだけです。

では、タロウ君は、どうすればよかったのでしょうか。
それを、別のスキットで見てみましょう。
(つづく)

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