心と言葉の日本語文法(21)日本語文の分析(12)ビジネス文章の日本語を分析する(5)「これもひとえに皆様方のご高配の賜物と厚く御礼申し上げます。」「そこで、創業以来前進して参れましたことを・・・」
(↓のつづきです)
これもひとえに皆様方のご高配の賜物と厚く御礼申し上げます。
認識=命題:なし
対事的モダリティ(判断・態度):なし
対人的モダリティ(伝達):
「これもひとえに皆様方のご高配の賜物と厚く御礼申し上げます。」(謝意)
これもまた解釈の仕方次第では、「読み手全員が会社の存続に貢献してきたこと」という認識(命題)が含まれていると考えることは可能である。
しかし私は、これが単なる儀礼的な謝意表現であると判断した。
とすれば、日英翻訳の対象とすることは非常に難しいと私は考える。
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そこで、創業以来前進して参れましたことを皆々様方に深く感謝し、下記の通り心ばかりの記念パーティーを催したいと存じます。
認識=命題:
「我々が関係者に感謝を示すこと」
「そのために我々が下記条件で記念パーティーを催す」
対事的モダリティ(判断・態度):
「である。」(命題に対する断定)、
「したい」(命題に対する意思[希望ではない])
対人的モダリティ(伝達):「
そこで」(話題転換)、「お世話になった」(ていねい)、「参れましたこと」(謙譲)、「皆々様方」(ていねい)、「ご高配」(謙譲)、「御礼申し上げます」(ていねい、謝意)、「心ばかり」(謙譲)、「存じます」(ていねい)
「我々が関係者に感謝を示すこと」「そのために我々が下記条件で記念パーティーを催すこと」という認識(命題)及び判断(対事的モダリティ)は、
次のような英語表現への転換が可能である。
We give our appreciation to all the parties concerned.
We will hold a commemorative party as stated below.
1つにまとめると、1例としては次の通りである。
To give our appreciation to all the parties concerned, we will hold a commemorative party as stated below.
(つづきは↓)
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