これまでの仕事を卒業。これからの20年は、教師一筋で
私は過去40年以上、経済金融分野のプロ翻訳者として仕事をしてきた。担当した経済金融の論文・レポートの数は合計で数万件に達する。対象分野も経済金融市場の全領域をカバーしてきた。
最近は、あるグローバル金融機関との仕事がメインだった。日本時間の夕方に5~6本の英文金融レポート翻訳のオファーがきてそれを早朝までに日本語に要約してクライアントに提出するという仕事を、毎日13年間続けてきた。
ウィークデイは1年で約245日なので3185日。1日に少なくとも5本のレポートを要約していたので、約16,000本の金融英文レポートに目を通して、その内容を日本語にまとめてきたことになる。
同時に、私は過去23年にわたってサイマル・アカデミーのプロ翻訳者養成講座の講師を務めてきた。
オンラインコースを含めて1年当たり100人ほどの受講生を教えてきた。延べ人数にして2300人、そのうちの100人程度がプロ翻訳者となり、現在もその多くが活躍している。
加えて、私は日本語・英語・翻訳・経済の研究者であり、学生の頃から研究をずっと続けてきている。その成果は自分なりにまとめて「心と言葉」モデルと命名して本のかたちにまとめてある。これまでに書いた原稿は数万ページに達しており、その一部はこのnoteでも発表している。
昨年、70歳になった。私は、この3月末で、40年以上続けてきたこれらの仕事をめでたく卒業し、新たな道に進むことを決意した。
念願の教師一筋の道である。ようやくここまでたどり着くことができた。
若い時から少なくとも90歳までは仕事をすると決めていた。あと20年残されている。ここから新しい教育の道を、一所懸命に進んでいくのみである。
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